映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

棺おけリスト

2008年05月22日 | インターバル

先日見た映画、「最高の人生の見つけかた」は、
2人のがん患者である老人が、残された短い人生にやっておきたいことを書き出した、「棺おけリスト」にちなんだストーリーでした。
そこで、私も考えたのです。
もし私が今、余命数ヶ月と宣言されたとしたら、何をしようかなあ・・・と。
しかし、意外と思いつかないのは、普段からやりたいことやってるからかもしれません。
いやいや、本気で考えれば無いわけでもない。
以下が、現時点の私の「棺おけリスト」であります。


 ニューヨークへ行って、娘と自由の女神を見る。
ニューヨークは、今、娘の生活圏。
私はまだ行った事がありません。
月並みではありますが、実際に目の前で自由の女神を見たら、さぞかし感慨無量なのではないかと思います。
世界中で見たいところは数々ありますが、
ここは、娘が住んでいる、というところがやはりポイントですね。

 物置を片付ける。
古い本やら、ガラクタやら、昔の気恥ずかしい日記などが潜んでいる物置。
ここを片付けずには死ねない!
・・・これはちょっとリアルな話ですねえ・・・。

 お世話になった人に手紙を書く
ステキな絵葉書で、一人ひとりに思い出をこめてメッセージ。
・・・忘れ去られないための布石?

 栗本薫さんに会って、こっそり、グイン・サーガの結末を聞く。
そうですよ。
この結末を知らずに死ぬのは、あまりにも心残りではありませんか!。

 夫と南の海へ行って、思う存分たそがれる。
「めがね」の映画では、「たそがれる」ためには本も読んではいけないのだ。
う~ん、それは私には難しすぎる。
私にとって、何にもしない一日とは、本を読む一日という意味であります。
南国の風通しのいい部屋で一日本を読んでいられれば幸せ・・・。
ただしこれは期間限定だからいいのであって、
毎日が永遠にそうだったら、さすがにイヤになりそうだな。
「夫と」というのは結局、あまり話をしなくても気を使わなくて済むから・・・。
一人ではやっぱり寂しいし。

 猫を飼う
今、犬はいるんですけどね。
猫を飼ってみたい。
写真取りまくって、猫ログを作ろう。
三毛猫がいいなあ。
名前はビリ。
犬でも猫でも次に飼うものの名前はビリと決めている。
急がなくてもいい。
ビリッけつでも、味噌っかすでもいいんだよ。
ゆったりスローライフで生きよう・・・という気持ちをこめて。


・・・こんなもんかなあ。
それほど経費はかからなさそうではありませんか。
でも、これを本当に実現してしまったら、本当にぽっくり行きそうなので、
やはり、リストだけにしておきましょう。
5年おきくらいには書き換えも必要そうだ・・・。