人骨

オートバイと自転車とか洋楽ロックとか

超熟

2007年05月24日 | ただの雑談
といえばぼくもよく食しているパスコの貧乏パンなんだけど、その話ではなく、かなり不潔な内容なので、一応最初にお断りしておく。

月曜くらいから足がたまに痛かった。具体的には、部位としては右足の小指か薬指あたりが痛い。痛さのレベルは「チクリ」程度だ。その前日にツメを切っていた。足指のツメ切りなんてぼくはいつだって適当だ。よってチクチクの原因として想像したのが
「爪切りの際、うっかり一部の切断面を鋭く尖らせた形にしてしまった。そのためこいつがたまに隣の指にチクチクと刺さっている」
という状態である。
痛みがするのは常にではなく、またそれほど不快でもないから放置していたのだが、いつまで経ってもチクチクするので、いよいよこれを検めてみた。

すると意外な結果であった。
患部は、右足薬指と小指の間の股。症状は…皮膚が裂けて空包状に剥がれていて、となりには何やら水泡のような…

もしかして、ぎぃニャァーッ!水虫かよーッ!

今まで全く無縁だったんだけど、なんか先月くらいからたまにカカトが痒かったりしてたんだよな(見た目はなんともないが…)
今回のは痒みは全く無い。単にチクチクするだけだ。

固いカラダをくの字に曲げて始業前のデスクで足指をイジってたら、隣のオバサンが
「なーに?人骨サンどうしたのよ?」
と心配してきた。彼女はぼくの母と同い年であり、会社での役割も「オバサン」に徹しきっていて好感持てるキャラクターだ。よってぼくは普段彼女を「お母さん」と呼んで親しんでる。
「うーん、なんか足に違和感あってさ、コレって水虫なのかなと…」
「どれ、見せてごらん」
「イヤン!」
「良いから見せなッて!あー大丈夫大丈夫、水虫ってのはもっとこうジュクジュクしちゃってどうしようも無いんだから、そーんなのは全然平気!」

「お母さん」の意見はいつだって所謂「庶民の知恵」が一杯なので結構参考にしているんだけど、ぼくが色々調べた結果、患部もビンゴで水虫の好発部位らしいし、皮膚の割け具合といい発疹といい水虫っぽい気がして仕方ない。
それでも彼女の言うようなジュクジュクした所見が無いので、気にしないように心がけるが、やっぱり気になって昼休みに足指をイジくりまわす。皮を剥がしてみたり、水泡を押して痛いのかを確認してみたり。痒みはゼロ。チクリと痛いだけなんだよね…。
でそのまま午後外出。暑いので出先では足が蒸れる蒸れる。気になってベンチに腰掛け靴下を脱ぎ見てみる。するとさっきイジったせいだろうか、何か血と混じって透明の液体が…こりってもしかしてちょっとジュクって来たんじゃない、もう最低じゃん。

「そいつを殺すのだ!」
「し…しかしカーズ様 お言葉ですが相手は少年にございまする」
「少年!そうだ…だからなおさら殺さねばならぬ!白癬菌はあっという間に成長する」
「うう…」
「できぬのかワムウ!そうかおまえにできぬというのならならば。では見本を見せてやろう。こうやるのだワムウーッ」

ジョジョから訓話を引用するまでも無く、速攻水虫クスリを購入する。薬局スーパーにはこれでもかと水虫用塗り薬が置いてある。値段は1000円くらいからあるが、2000円程度のが主力帯らしい。迷うのでとりあえずPOPを見てみる。

「あなたの水虫はどのタイプ?」

クッソ知るかよそんなもんはァ…。
と言いながらも「ジュクジュク系・ひび割れ系には軟膏タイプがベスト」なんて書いてあるのでちゃっかりと軟膏タイプを購入♪っていうか「お母さん」が言ってたジュクジュクって形容詞がオフィシャルに使われちゃって、もう「ウジュルウジュル」とかと変わらないじゃん。それにしても過激なコピーが目に付く。「水虫菌の細胞膜を破壊ッ!」とか。意外にぼくの趣味と合う。

帰宅後早速足をよく洗ってから指の間に塗りこんだ。透明の軟膏である。塗って気がついたけど、足の薬指と小指って仕様からしてくっ付いちゃってて、ほとんど離れないんだね。よって股の部分に薬を塗ってもその薬が床やサンダルやフトンに付着する気配は無い。逆に白癬菌くんも繁殖し易いのだろう。シッ、シッ!死ね死ねー!

とにかく早くこういうのはオシマイにして欲しい。健康は大事だよ、トホホ。

あっ!チビに伝染したら治るかも?!
冗談ですよ。