カエルを避けながら県道80号線はどんどん山を上っていく。蒸し暑い梅雨シーズンなのであるが、なんか寒くなってきたぞ。水浸しになったタンクバッグ(もちろん防水用のカバーは付けてある…)から地図を見ると、この先では尾根を走る「茶臼山高原道路」をまたぐことになるのだが、ここへの注釈には「愛知県最高峰を目指す」なんて書いてある。高原と言えば清里なんて真夏でもクールだ。今だけはやめてくれって感じがプンプンしている。最初はこの季節にあんなん着てきてアホかと思っていたが、今になっては弟が着ているイエローコーンの冬用がうらやましい。そう、弟の上着はこのイエローコーンのウィンタージャケットだけ。カッパの上着を持っているのに着ないのだ。カラーはシルバーのジャケットは、すっかり水を吸って黒ずんでいる。おそらく大した防水効果は無いと思うのだが…。
この先は津具村というところ。普通こうやって山を上っていったなら、てっぺんを境に今度は下り始めて、一山越したらばそこに村がある、って思っていたのだが、この村は登りつめたところにある高原の村であった。登りのワインディングが終わると急に視界が開けたのだ。ちょっとショック…。しばらくのどかな村内を走り、ここから県道10号に分かれるのだが、その分岐点に非常に分かりにくい標識が立っていてどちらへ行ってよいものか分からない。一旦直進した所で心配になってすぐ止まり、弟を残し単身改めて100mばかし戻って看板を見ることにした。結局直進で間違いないのでそのまま進もうと告げた。弟は便意を催していたので、分岐点のすぐ手前左手にコンビニのSPARがあったのでここへ戻った。14時ごろだったハズだ。普通はスパーってコンビニなんだけど、ここはスーパーというほうが相応しい。ヤツが用を足している間にぼくはちゃっかり今夜のビールを買い込んでおいた。目的地はもうそう遠くない。この調子ではロクにコンビニにも出会えそうにないので、今のうちに買っておくのが得策だろう。しばらくこのスパーの前でだべっていたが、ビショ濡れの二人組は如何にも迷惑な存在であったろう…。
弟が言う。「オレのジャケットさ、防水だと思ってたんだけどなんかヤバイ気がしてきた」言わんこっちゃないと思ったが、大丈夫貴様が防水だと信じている限りそのジャケットは防水である、と励ました。
ここを後にし、県道10号へ進んでいく。ほどなくして例の有料道路の入り口を発見する。芦ノ湖スカイラインみたいなのを想像していたが、入り口を見る限りではほとんど林道状態のような感じであった。まもなく左手に「つぐ高原グリーンパーク」という道の駅が現れた。かなり広い公園状の道の駅で、おまけにバンガローみたいな宿泊施設も沢山見えた。アウトドア好きならば1日かけてタップリ遊べそうだが、この雨の中では人気は皆無であった。最悪アソコに泊まることもできそうだなと思った。そしていよいよR153へ合流。しかし雨の勢いは相変わらず。とうとう防水だと思っていたシューズの中に水が浸入、あっというまにズブズブになってしまった。これは弟と同じ失敗だ、ヤバイ。どうなってしまうあるか…。
この先は津具村というところ。普通こうやって山を上っていったなら、てっぺんを境に今度は下り始めて、一山越したらばそこに村がある、って思っていたのだが、この村は登りつめたところにある高原の村であった。登りのワインディングが終わると急に視界が開けたのだ。ちょっとショック…。しばらくのどかな村内を走り、ここから県道10号に分かれるのだが、その分岐点に非常に分かりにくい標識が立っていてどちらへ行ってよいものか分からない。一旦直進した所で心配になってすぐ止まり、弟を残し単身改めて100mばかし戻って看板を見ることにした。結局直進で間違いないのでそのまま進もうと告げた。弟は便意を催していたので、分岐点のすぐ手前左手にコンビニのSPARがあったのでここへ戻った。14時ごろだったハズだ。普通はスパーってコンビニなんだけど、ここはスーパーというほうが相応しい。ヤツが用を足している間にぼくはちゃっかり今夜のビールを買い込んでおいた。目的地はもうそう遠くない。この調子ではロクにコンビニにも出会えそうにないので、今のうちに買っておくのが得策だろう。しばらくこのスパーの前でだべっていたが、ビショ濡れの二人組は如何にも迷惑な存在であったろう…。
弟が言う。「オレのジャケットさ、防水だと思ってたんだけどなんかヤバイ気がしてきた」言わんこっちゃないと思ったが、大丈夫貴様が防水だと信じている限りそのジャケットは防水である、と励ました。
ここを後にし、県道10号へ進んでいく。ほどなくして例の有料道路の入り口を発見する。芦ノ湖スカイラインみたいなのを想像していたが、入り口を見る限りではほとんど林道状態のような感じであった。まもなく左手に「つぐ高原グリーンパーク」という道の駅が現れた。かなり広い公園状の道の駅で、おまけにバンガローみたいな宿泊施設も沢山見えた。アウトドア好きならば1日かけてタップリ遊べそうだが、この雨の中では人気は皆無であった。最悪アソコに泊まることもできそうだなと思った。そしていよいよR153へ合流。しかし雨の勢いは相変わらず。とうとう防水だと思っていたシューズの中に水が浸入、あっというまにズブズブになってしまった。これは弟と同じ失敗だ、ヤバイ。どうなってしまうあるか…。