人骨

オートバイと自転車とか洋楽ロックとか

北海道ツーリング06

2004年10月29日 | ツーリングのレポート
7月25日(日)はれ

【きょうの行動】
サンバーを修理に預け、VTRで二戸を出発~軽米でレッカー代清算~八戸市~苫小牧行きフェリー乗船




AM9:30
チェックアウトを済ませて、市街の郵便局ATMで現金を入手しスバルへ直行。青いツナギに無精ひげの若いメカニック担当の方によれば、サンバーは云ってみればエンジン吸気系の「デリケートな管がプチンと切れ」ているような感じらしい。このデリケートなパーツを交換すればとりあえず直るんじゃないかな、って。スーパーチャージャーへの吸気が亀裂が入って云々だそうだ。ただ大した部品ではないものの取り寄せになるから数日はどうしても掛かるとのこと。1日で直らないことは想定済みである、ハラは既に決まっていた。「サンバーは爆破するッ!」もとい、すなわちサンバーをここに預け、バイクだけでの北海道上陸である。すっかり「東北温泉宿ツーリングに落ち着いたな」と早とちりしていた妻は気乗りしないようだが、改めてスバルへその条件でお預かり願い修理を依頼するとともに、車内に山積みの荷物から最低限のものをチョイスするよう妻へ指示、これらをバイクへ積んだのであった。快適なはずの旅行は、250ccの街乗りバイクでオール2ケツ、2人分の荷物まで積み込むというキチキチの予定へ変わってしまった。梱包に適当な鞄がないため、近所のニコアというスーパーで1050えんで買ってきたのが、なんというか「おばあちゃんバッグ」。タイヤと把手が付いてるアレだ。押して歩くも良し、引いて歩くも良し、みたいな。2ケツで走るため荷物を固定するスペースは雀のヒタイ程度しかない。このおばあちゃんバッグのスクエアな形状が活きてきそうだと判断したのだ。だがこの積荷はとりあえず旭川のそばに5日も借りているバンガローに下ろしてしまうまでの辛抱だ。勝算ありッ!スバルでは修理ついでに12ヶ月点検も行ってくれると言う。値段は勉強しておきますよ、とも。本当にありがとうございます。何気にこの時「雑巾」を一緒に持っていったのだが、これは大正解だった。

AM11:30
スバルの皆さんと旅の思い出にと記念撮影をさせてもらい、「今から上陸します、必ず戻ります!」と言い残しおもむろに出発。
と見せかけすぐさま近くのコンビニで停車し電話をしまくった。

「庭の間取りなんですけど、図面描いてポストに入れといたんですけどご覧(略」

「すみません、バンガロー今日1日だけキャンセルでお願いします。…いやクルマが高速(略」

「今夜の八戸→苫小牧便ですが、バイクで空いてます?え!空いてる!?」

フェリーは青函便が一番本数が多いので、予約なしで入るにはこちらしかないかと思っていたのだが、意外にも八戸便でいけることになった。まるまる1日ロスしたが、ようやく上陸の目処が立った瞬間である。28日の温泉旅館も決定だ。今夜10時までまるまる時間もある。ひとまず昨日のレッカーに連絡し、振り込み予定だった未払い金を直接清算にすることとした。昨夜のアクシデントから復活しバイクで自由に走り回れること、ここが岩手県の見知らぬ土地であることに若干の興奮をおぼえつつ。レッカー屋の地図も無いし住所もよくわからんが、とにかく「八戸道の軽米ICの近く」という情報だけを頼りに訪れてみることに。余裕で見つかったよ、田舎って良いよなあ。レッカー屋は実はかなり大きな自動車屋であった。ここで支払いをしている間、VTRはサイドスタンドがアスファルトへめり込みあわや転倒しそうになっていた。北海道のアスファルトはめり込むと噂に聞いていたが、岩手でもか。噂は本当のようだ。以後、北の台地のアスファルトには気をつけるクセがついた。
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北海道ツーリング05

2004年10月27日 | ツーリングのレポート
PM9:15
ホテルのフロントのおじさんからして「どうもご災難だったそうで、あいにく宴会が入っていて騒がしいのですが」なんて気を使ってくれる。夫婦で東北人の優しさに感動することしきりであった。なおこの二戸市というのは岩手県の最北部にあり、隣はもう青森県であり、フェリー乗り場のある八戸市までは目と鼻の先である。ふとPHSを見ればなんと圏内ではないか。都会っぷりにビックリだ。
ひとまずホテルでビールでもあおったところで。さて、現実と向き合わねばならない。フェリーは22時出航なのだが、予約のキャンセルは出航寸前までなら70%バックである。電話して問い合わせる。しかし明日以降の渡道の夢を捨てたわけではない。

「かくかくしかじかでキャンセル願いますが、翌日以降の便に八戸でも青森でもどこか空きがあればもぐりこみたいので、キャンセル料と相殺で手続できますかね?」

「はぁ、おたくキャンセルはするけど渡道の意思はあるわけ?なら相殺なんていらないんじゃないの?」

なんでコイツぼくにタメ語使ってんの?と思いながらも、キャンセル料要らない仕組みにちょっと喜ぶ。どうやら予約と船賃は全く別物らしく、予約自体はキャンセルながら、振り込み済みの船賃はそのまま別便に使えるらしい。
妻は28日の温泉旅館泊も早めにキャンセルしてはどうかというので、一応何日前まではキャンセルできますかねくらい聞こうと思ったが、電話は繋がらなかった。妻曰く3営業日というのが一つの目処なので早めに、と。だが自分としてはこの予約までキャンセルするつもりはない。運良く渡道できた場合でも、最悪バイクだけの旅になるだろう。つまり妻を廃墟に連れまわすことになりかねない。当然拒絶してくるであろうが、なんとしても行かねばならない。そのためにもこの予約は「ごほうびカード」としての使用価値がますます高まっており、捨てるわけには行かないのだ。渡道の希望を胸に眠りについた。
余談であるが、このフェリー会社は昨年会社更生法の適用を受けて経営再建中なのだそうだ。同社を支援予定の企業が支援を取り下げるという旨のニュースを後日道内にて聞いて偶然知ったのだけどね。経営が芳しくない会社の従業員は当然労働待遇も悪く仕事へ対する熱意も乏しくなるものだ(ぼくの持論)。よってサービス業でありながらもあんなタメ口で接客をするのであろう。南無阿弥陀仏。
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北海道ツーリング04

2004年10月26日 | ツーリングのレポート
ということでスバルまでレッカーされるのであった。なおカード決済用の伝票を置いてきてしまったとのことで、支払いはどうしても現金でないと困るらしい。お幾らですかと尋ねると、八つ墓村の金田一耕助よろしく激しいアクションを交えながら頭をかきむしり指を折る、
「えっとーッ高速料金だろ、えーとレッカー代がkmン百円だろ、んーとォ・・・あれッ」
(余談だがこの二戸市には「金田一温泉」というのがある)
とにかく難しい計算だったらしいが、3万円少々という結果がはじき出された。想像より安くてちょっと嬉しいがあいにく持ち合わせが無い。コンビニで降ろせるだろうから、ローソンで停めてもらうようお願いする。レッカーごとコンビニに乗り付ける。しかし店員に聞いたがATMは無いらしい。現金が不可能である旨を告げると、

「仕方ないね、んじゃ掛売りにするんで後日代金会社に持ってきてくれる?」
「そうしていただければ助かります」
「悪いんだげど、誓約書を書いでもらうんだ」
「構いません、助かります」
「こちらごそ悪いねえ」

この2人と話していて東北人は心温かいことに気付き始めた。

PM8:00
やっとこさ二戸市のスバルの営業所へ到着する。遅い時間だというのに待ってもらったのだろうか。申し訳ない。出迎えてくれたディーラーの社員がまたとても親切でいい人だ。サンバーはレッカー牽引から切り離され、みんなで手で押して駐車体制に入った。建物内でレッカーの人から誓約書と振込用紙をもらい記入、お礼をいってさようなら。あとはディーラーの方にバトンタッチだ。記入の間に女性社員が気さくに話しかけてくれる。旅の途中のアクシデントに大変同情していただき、快くサンバーを預かってもらった。メカニックは今日はもう帰ったというので、ひとまず明日9時以降再度訪れることに。宿泊は決まっていますかと尋ねられ、適当に探しますよと答えると、ご丁寧に紹介してくれて予約まで取っていただいてしまった。ここの営業所の人たちの親切に感激してしまった。というわけでひとまずサンバーの荷台からVTRを降ろしてこれを下駄とし、二戸市内の宴会場つきビジホみたいなところへお邪魔にすることとなった。国道と並行する市街地側の道路へ入る。なんとも予定外の出来事になってしまったが、やはり寝る前に酒は欠かせないでしょうと言うことでコンビニに寄って買い物。ビールとカラムーチョを購入しておいた。ほどなくして右手に二戸なんたらホテルが目に入った。道路より大分奥まって1段下がった場所にあり、そこまでの長ーい斜面が駐車場になっている。とてもじゃないがここにバイクを停める気になれないので建物脇の狭いスペースへ駐車する。

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備忘録

2004年10月25日 | バイク雑談
10月24日。VTR、10900kmでプラグ交換1回目。

10月10日~16日の間テント担いで単独で山陰地方ツーリングに出向いたわけだが、この頃からプラグのことが気がかりだった。何しろ1万キロ無交換だ。わが人生においてここまでの長距離プラグを放置したことはない。でもまあプラグが劣化するったってタカが知れてるし、そろそろ換えれば良いでしょくらいに考えてたところで。昨日ドラスタへ逝ったらプラグ売り場に使用済プラグの見本が晒してあった。曰く、「原付で15000km走行のプラグ」。電極が溶けてなくなってる…。溶けた電極がシリンダー内に落ちたりでもしたら即アボンである。怖くなって速攻プラグ購入。前のバイクは1本400円しなかったのに、今度のは700円以上しやがる。チラっと横目にVXプラグとかいうのも見たが、1本1500円なのでやめよう。持ち帰って家で交換作業に励んだ。プラグ交換時のお約束で、最初にプラグキャップ周りの清掃から始める。フロントバンクのプラグホール周りは砂粒だらけ。職場からかっぱらってきたOAダスターでこれを撤去。さて摘出したプラグは…電極はカドが取れて丸みを帯びているものの溶けるとかとは無縁の状態。まあ見た感じそろそろ換え時かな、っていう程度であった。焼け色はキレイなキツネ色。とりあえず1万キロは余裕で持つということが判ったよ。ホッ。

リアバンクのプラグが取り難かったので、いっそと思いタンクごと外してしまった(新車で買ったバイクのタンクを外すのも我が人生初である)。ついでにエアクリにもアクセスし点検しておいた。へぇVTRはこうなってたんですね。なおキャブの吸入口には噂どおりの「タケノコファンネル」が付いていた。ムラムラっとカスタム心が湧くが、それはこのバイクがもう少しボロになってからにしよう。

その他色々点検してみたが、中でも感心したのがブローバイバス還元装置。以前乗ってたVT250FEはキャッチタンク経由でエアクリボックスに戻す作りだった。キャッチタンクに溜まった膿はメクラキャップへ垂れ流し。たまにこのフタを外して膿を抜いてやる。しかしVTRにはキャッチタンクはない。代わりにサーモスタットケースみたいな妙ちくりんな物体を経由している。ここからエアクリボックスならびにガソリンコック用の負圧チューブへも戻している。この装置は、これは想像だがおそらく触媒かなにかが入っていて、ブローバイガスをクリーンにするものなのである。またブローバイの吸出口も各シリンダヘッドカバーから2本ずつ、計4箇所。FEがクランクケース1箇所から吸出するだけであったのと比べれば随分な気合の入れようである。よく知らないけど、お国の排ガス規制もこの20年で随分厳しくなったんでしょうね、ということが今回実感できました。
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北海道ツーリング03

2004年10月25日 | ツーリングのレポート
PM6:30
なんていうことだ…。ぼくの北海道上陸が。というか帰ることすらできるのだろうか。すでに沈みつつある日差しが不安をあおる。全てをあきらめとりあえずパトカーでも呼ぼうかと思った瞬間、意思が通じたのか岩手県警の覆面パトカーが勝手に来てくれた。故障である旨を告げると警官2名が慣れた手つきで発煙筒を焚いたり後続車へ旗を振ったりして二次災害防止に努める。勧められるままJAFの連絡先を教えてもらい、電話。対処はレッカー引き上げオンリーになるそうで4万かかるとか。。。おまけに、「ICまで運ぶから後は好きにしろ」、ともいう。もうどうでもいいや、ああぼくの夏休み…。警官に「ところで△反射板標識積んでる?」と聞かれ、ないと答えると「違反なんだよね」とりあえず車内を探すフリをしたが、あるわけがない。改めてすいません無いですと云うと免許の提示を求められた。もしかして違反切符切る気?わたしはご機嫌斜めであるから、妻になすりつけるOR警官に相当ゴネる意気込みでいたが、意外にもアッサリと見逃してくれた。「まあ故障してすぐ我々が見つけたから大事に至らなかったし、安いもんだから今度買っといてね」あまりのみじめっぷりに同情してくれたのかもしれないが、岩手県警は暖かいじゃあないか。取締りノルマしか考えてない低脳警視庁ではこうはいかない。

PM7:30
待つこと約40分。荷物満載のバイクが目の前を横切るのを見るたびに切なさいっぱいだ。レッカー車が現れた。東北人のおじさんが2人、方言むきだしでやってきた。事情を説明すると、「あっれ事故って聞いてだけど?」「リフトすっからバンパー傷づくよ?」といわれムッ事故じゃないです話が違います、と言い返す。2名はちょっと思案していたが、ロープ牽引にすることになったらしい。「ロープねえぞ、そっぢ積んでねーか?」「ねーぞ?」等々心配げなことをのたまっていたが、無事に牽引開始。夫婦でレッカー車へ乗り込み次の一戸インターまで護送された。このレッカーの二人組はどうやらJAFの仕事も下請けする地元の自動車屋さんらしい。

「あんら、そら災難だったね。ついたらどうすんの?」
「いやーこちらが教えてもらいたいです」
「スバルの二戸営業所ってのがあっから、電話して聞いてみ。ICまでディーラーのレッカーが来てくれたらそれでいいっしょ?」

104に問い合わせスバルに電話、時間は8時近かったが幸いまだやっていた。しかしレッカー係が帰宅してしまい引き上げには来られないらしい。なのでおじさんにこのままスバルまで牽引してくれないか聞いてみた。

「あっそ、別に構わないよ。ただカネかかんよ?」
「幾らくらいですか?」
「えっど、お宅はJAFの会員ですか?」
「残念ながら違います」
「えっとー、うんとー、大体、うーん8千円くらいかかんじゃないかな?」
「ならお願いします」
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北海道ツーリング02

2004年10月24日 | ツーリングのレポート
PM1:00
300kmほど走り、吾妻PAというところで第1回目の給油。燃費は10km/lを切ってやがる…なんて車だ。まあ荷物満載でエアコン入れて上り坂は登坂車線をヒイヒイ云って70km/hくらいしかでないわけですから仕方ないのかな。給油してすぐに本線走行を続けると、目を覚ました妻が腹が減ったと言うので鶴巣PAとかいうところで昼飯。吉野家に入り以前から気になってたきのこ角煮に初挑戦。きのこ多すぎ。妻はオヤツにイチゴ生どら焼きを購入。昼飯後はさすがに眠くなりましたが、こんな時に限って妻も寝ているので自分が運転。今度は四人囃子の「一触即発」をかけよう。クルマでドライブの良いところは、荷物と雨よけと音楽にあると云えるだろう。

PM4:00
16時頃紫波PAというところで休憩&2回目の給油をし、ここでハンドル交代。NHK-FMで懐メロをやっている、相変わらず優良番組だ。妻の運転に任せ西日を浴びながら軽く仮眠をとった。安代JCTを過ぎ車は八戸道に入る。間もなく終点だが、この時車の異変に気付いた。なんかエンジンの音がヘンだ。ブォーッという変なノイズが混じる。妻に聞くと、アクセルを踏むと起きるらしい。何か共振しているのかもしれないなと思い、二戸PAというところで調べることに。

PM6:00
リアゲートとエンジンカバーを開けて点検、特に異常なし。もしかしてリアゲートがちゃんと閉まっていなかったのではないかな程度に考え、22時八戸発のフェリーにあまり早くついても仕方ないからまたここで若干時間を潰した。エンジンを掛けて空ぶかしをしたところ特に異音もないし、もう一度ぼくがハンドルを握って出発進行。ところが走行しだすとやはり異音は止まない。本線へ合流して加速していると、突然妙なインジケーターが点灯しだした。

「ENGINECHECK」

ギぃニャアァぁぁッ、なんだァーッこりゃあァァッッ??!!とりあえず停車すべく路肩へ寄せるが、ブレーキも全然効かない。ブレーキが油圧だけになっていて加給機(?)が仕事をしていない感じだ。いったんエンジン停止。妻と顔を見合わせながら再度イグニッションをひねると、エンジンは掛かるには掛かるが、「グォン、グォン、グォン」という小刻みでどうしようもないアイドリング。アクセルを踏んでも息の詰まったかすれた音を「クォ、クォ、クォ…」と立てるだけ。喉を掻っ切られた牛のようだ。以来サンバーは動かなくなった。
サンバー、リタイア(再起不能)



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北海道ツーリング01

2004年10月22日 | ツーリングのレポート
7月24日(土)はれ

【きょうの行動】

自宅出発~サンバーで東北道を北上~岩手県二戸市で足止め




AM6:30

妻と大体同時に目が覚めた。ついに北海道旅行への出発である。全体の計画はこんな感じ。
「フェリー嫌いな妻を伴っての北海道ツーリングであるため、クルマにバイクを積み込み東京から八戸港まで自走、ここからフェリーでクルマごと北海道上陸。現地に借りた二人用バンガローを基地にオートキャンプっぽく過ごし、メインの目的はもちろんツーリングという贅沢なプラン。車とバイクでの別行動も可能ゆえ、お目当てである北の台地で廃墟を味わい尽くす豪華な日々。なお途中28日に妻の誕生日がやってくるためこの日だけは貧乏くさいバンガローでなく立派な温泉宿へ予約済み」
前日、庭の間取りに関して住宅会社の営業と遅くまでのやり取りで疲れながらも、なんとかサンバーにVTRを積みこみ荷物もパッキング済みだ。しかし天気予報は相変わらず
「むこう一週間道内には前線が停滞し、曇りか雨」
だそうで相当ムカつきました。お腹痛くなるほど楽しみだったんですがおかげで緊張もなくなり、行ければどうでも良いやみたいな感じに。車内へ色々詰め込み予報は一切見ないで出発。これから建築されるマイホームの現場を見てから行きたいと妻が言い張るので、10分くらい時間をロスして逆方向である現場へ。この時、従前よりサンバーのラジオアンテナは伸ばしてもすぐに戻ってしまう状態であったことを思い出し、旅行中は快適にラジオを聞きたいのでガムテープで固定しようと思い、現場を見たあとついでだからガムテを取りに家へ戻った。自宅内でふと冷蔵庫に張り付いているフェリーの乗船券を発見、持ってくの忘れてた!慌てて持参品に追加、あぶねー。

AM8:30
再出発し大泉ICを目指す。フミキリ等の渋滞を避けるため新小金井街道やら五日市街道やらを使う。抜け道選択で妻がナイスナビゲーションし早くも本日のMVP獲得。おかげで土曜朝にも関わらず10時くらいに外環道へ入ることができた。

AM10:30
サンバーは燃費が気がかりだ。燃料メーターはグングン減っていく。ひとまず東北道を順調に下っていく。BGMは懐かしのポール・マッカートニー&ウイングス、「RedRoseSpeedway」。スピードウェイなのは単なる偶然であって、東北道のBGMといえばこれに決まっているのだ。昭和63年に家族と出かけた那須日帰り旅行で聴いたときの印象がいまだに強いためだ。あの時はカーステなんてなくって、一人で車内でウォークマンで聞いていたっけ。その他昭和63年には色々ポール・マッカートニーにはまっていたよナアと思い出し、「RAM」「McCARTNEY2」等のどうしようもないアルバムも持ってきた。これらを聴きながら走るために、以前のワゴンRから外してあったCDデッキをサンバーに無理矢理移植したくらいだ。そんなぼくの感慨をよそに妻はさっそくお昼寝中。



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そして時間は動き出す

2004年10月22日 | ただの雑談
昨日代ゼミさんと会ったのをきっかけに停止していたブログに
北海道日記を載せていきます。もう全部書けてるんで、あとは
載せるのさえ忘れなければ。
平日に1日1日チビチビ出していく予定。
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