人骨

オートバイと自転車とか洋楽ロックとか

西のほうで殺人事件

2006年08月31日 | バイク雑談
なんか女子学生が同級生に殺されたとか。あまり興味は無いんだけど、さっきニュース見てて思った(ちなみにほかにニュースがないので仕方なく10chのクソ朝日のニュースを見た)。

いわく、「犯人はバイクで逃亡中。車種が判明」。これ聞いて思ったさ。もしシルバーのVTR250だったら嫌だなあって…。でもきっとDQNだろうからデカスクとかじゃないの?と思いつつフタを開けてみればブルーのエイプ50であった。
ニュースではこのバイクのガソリンタンクが5.5lで、航続距離500kmとか割り出して、満タンならどこまで逃走可能とかご丁寧な検証をされていました。もちろん映像で同型のエイプ50のブルーをジャンジャン画面に写してましたよ。

エイプ50なんて腐るほど見かけるではないか。バイクに乗って都内を走っていれば出会わない日はないくらいだ。あまりバイクのこと知らないひとだったら、さっきテレビで初めてアイディンティファイしたブルーのエイプ50を見かけて「犯人と同じバイク見ました!」と通報が殺到しちゃうんじゃないか?エイプ50(青)に乗ってる人こそご愁傷さまである。

ここまで書いて思い出したのだが、去年くらいスズキから密かに発売されたGS50
バイクが好きだから、街で見かけるバイクは何でもチェックする性質なのだが、今まで一度も見たことがない…。カタログ落ちはそう遠くないだろう。
もし犯人が乗ってるのがコレだったら今頃とっくにタイホだったね。

熊野トライアングル

2006年08月15日 | 日本史の雑談
世の中には「トンデモ本」と呼ばれるものがある。この呼び方がどういう所でどれほど膾炙しているのか詳しくは分からないが、ぼくに限って言えばこの呼称を目にするのは古代史関連の歴史書籍であることが多い。ご存知の通り古代日本にはナゾが多い。邪馬台国はどこにあったか、大和政権はいかにして成立したのか、日本人のルーツはどこにあったのか、王朝交代はあったのか、日本書紀や古事記に記された記述の真偽、古墳の被葬者は誰か、このあたりが最も古代史でホットな議論ではなかろうか。
そんな中でどういうものがトンデモ本と呼ばれるのかと言うと、ずばり「著者の珍奇な自説が延々と展開される本」というのがおよその定義ではなかろうか。例えば「邪馬台国はイスラエルにあった!」みたいな。

さて、今回そんなトンデモ本に関係するかも知れない書籍を一つ読み進めている。といってもこの本は地方のいち郷土史家が自費出版(というより製本から印刷から全部自作っぽい…)したものであるので、はっきり言って普通は手に入らないシロモノだ。その本に書かれているある歴史事象の舞台となる場所。そこの図書館でぼくはこの本に出会った。おそらく著者が寄進したものと考えられる。
およそ真面目な研究の類であるために、一般人には面白くないだろうから詳しい内容を全ては引用しかねるが、一点「それって本当に…?」と思わせる部分があった。

この点に関連して、非常に有名な「トンデモ本」とされる書籍で、加門七海氏という著者による「大江戸魔方陣」という本があるそうだ。ぼくは読んではいないのだが、アマゾンの見出しを見ると、つまり江戸時代には風水の思想が盛んであったから、江戸の町を守るため幕府による色々な風水上の仕掛けがあって、具体的には神社仏閣等の位置関係を点と線でなぞってみると色々な事実が明らかになる…みたいな本らしい。
今ぼくが手にしている自費出版本でもこの書籍が紹介されてていたのだが、なかんずく「熊野トライアングル」というものがピックアップされている。

紀伊の熊野神社といえば世界遺産。あとはよく分からないけどかつて大勢の熊野詣で賑わったその人ゴミをして「蟻の熊野詣」などと呼んだらしい。とにかく初詣で皆が行きたがるレベルを超えてフィーバーした神社だ。
ところが中世東国の支配者たちは、熊野に行きたくても行けないから、自分の領地にミニ熊野神社を作ってしまう。「勧請」と言って本山の御心霊を分ける儀式をしてもらって本物と同じご利益を蒙るなんてことも盛んだったらしい。領主が信心から、あるいは政治的理由から自発的にそうしたことも考えられるであろうし、また当の熊野神社側からの営業活動もあったみたいなことが言われている。それから「信長の野望」ファンなら誰でも知っている伝説の武将、雑賀孫一(鈴木重秀?)も熊野と関係ある人物らしく、地方においても鈴木姓と熊野との関係は深いようだ。
さてこの自費製本においては、本物の熊野神社は熊野三山と呼ばれる3社から成り、これらは二等辺三角形に配置されていることを取り上げ、各地に作られた熊野神社はこれにならった二等辺三角形によるトライアングルを形成していることを、「大江戸魔方陣」より引用している。

ちなみに著者は研究の舞台となる地域にある3つの熊野神社(いずれも現存)の位置関係から、かつて三角形の一つの頂点にあるべきであった熊野神社がもとあった場所から少し移転していることの理由のひとつを導き出しているわけなのであって、当の三角形の形そのものにはそれ以上触れてはいない。

確かに地図で見ると不思議であると思う。本物の熊野三山の配置と、方角まで含めてソックリ同じ形に縮小した三つの神社が並んでいる。1社がチョットずれてるのだが、それが移転したものだと考えると、元の神社はキレイな場所にあったことになるという。へぇー。ほんとかなぁ。ウソかもナア、なーんか嘘クセーッ!でもこういうのが都市伝説になったりするとかなり面白いんじゃあないか。言い出した人の思うツボみたいな。

何はともあれ、ぼくは今の職場のセクションにおいては限られた営業地域に縛り付けられていて、この区域がちっとも好きじゃあないのだが、ちょっとでもこうやって歴史に触れてみると途端に愛着が湧いてくるから不思議である。仕事柄この地域をよく歩き回る。住宅街しかない町並みが、エルガーの「愛のさいさつ」がやたらと挿入テーマに使われてたモックンと菅野美穂のドラマみたく(ストーリーは知らん)「ゴオン!」という音とともに過去のシーンが突然目の前に浮かぶが如く妄想力が湧いてくる!
かつてこの道は鎌倉街道の枝道のひとつであって…

車に轢かれないように気をつけないといけない。

ブレーキパッドの効きツーリング

2006年08月13日 | バイク雑談
に行ってきた。韮崎からクリスタルラインとかいう舗装林道→牧丘町→大菩薩ライン→奥多摩サーキットというルートである。
林道は、飛ばせもしないし眺望も良くないしヘタッピな自分には初めは面白くなかった。だけど走ってるうちに段々と小回りに体が慣れて楽しく走れるようになった。
それから奥多摩行きである。今まで走ってきた道路と比べてみると改めて奥多摩は路面が良いと感じる。
特に悪さをしている人もおらず、自分もいつも通り流す程度であるが、林道で意識した視線の位置やブレーキのタイミングを試す等、相変わらず研究意欲は旺盛である。

で、ブレーキパッドはどうか。

はっきり言ってぼくは運転がヘタである。ワインディングは好きだけど、遅い。イヌが走ってるほうが速いんじゃないかと思う。奥多摩はもっぱら三頭山口~月夜見第一でしか遊ばない。
ところがこのブレーキの効きは、スゴイ。当該区間指示速度が40km/hとかだから敢えて伏字を使うけど、大体減速後「やわ」程度でコーナーに突っ込むことが多い。今までは減速するのが大変なので、結構「やわ」程度で流しながら遊んだりしていた。ところが今日はコーナー寸前まで引っ張っても安心して減速できた。これは初めての体験だ。併せてクイックな倒しこみというのも勉強できた気がする。低レベルながら、コーナー前で3ケタまで加速できた。
ベスラのシンタード、恐るべし。明らかに制動力が違う。
それから低速ブレーキ時のカコカコも無くなった。RKのパッドのせいだったということがはっきりした。RKはチェーンしか買わないことにした。

さてぼくは走るのは遅いが、どこまで車体を寝かせてタイヤを隅まで使えるかだけには興味があるという低脳DQNが真実の姿です。2度ほどブーツが接地し焦りつつもタイヤはこんな感じなのでそこそこ満足。超自己満足。疲れたので寝ます。


VTR250のブレーキパッド

2006年08月12日 | バイク雑談
前回RKエキセルかなんかの55とかう安いパッドを前後に入れてたのだが、フロントだけ無くなってしまった。といってもまだ交換目安とされている2mmの倍くらいの厚さはありそうだが、なんか最初から効きもイマイチだし低速ブレーキング時にカコカコするし(交換時にローターが歪んじまったという説もあるが、気にしない)評判もイマイチらしいので、さっき思いついたように買いに行き日暮れ後になって速攻交換してみた。慣れた作業だから明かりが無くても十分だ。

今回入れたのはベスラの黄色いシンタード。ウワサのベスラだが初めてなのでどんなもんか楽しみである。
何しろ前のバイクは鋳鉄ローターのインボードディスクだったからパッドに選択の余地なんてなかったもん…。

購入にあたって店舗でベスラの適合表を手に取ってみた。わがVTR人骨号に適したのは…「VD156/3JL」とあった。なお「/」以下の枝番は「3JL」のほか「2JL」および枝番ナシもあった。
不思議なことに同じキャリパを装着してるVT250スパーダは「2JL」が指定で、VTRは「3JL」が指定なのだ。他のメーカーのパッドに目をやると、VTRとスパーダでは品番は同一で区別が無いのだ。なぜベスラだけ区別があるのだろうか?
ドラスタの店員に尋ねると丁寧にこう答えてくれた。

「ベスラさんってのは純正OEMとかも作ってるパッド専門の会社なんですよ。だから品番も純正対応で非常に細かいんです。「2JL」と「3JL」の違いはパッドの素材の厚みです」
「ってことは…仮に厚い方を使ってもいずれ減って薄くなるわけですから、別に気にしないでOKということでしょうか?」
「そういうことです」

なるほどよく分かった。実はVTR指定の「3JL」が店頭に在庫が無かったのだ。なので少し薄い2JLを買ってみた。
先日フルードの交換をしたが、少しフルードを入れすぎた気がするのだ。と言うのもこの時パッドが全然減ってないと思いこんでいて、何も考えずに上のほうまで注いでしまったのだ。あんまり厚いパッドだと入らないかもしれないという気がしたから、薄いので構わなかった。
ちなみに他社のパッドも見比べてみたところ、いずれも厚さはマチマチであった。要するにパッドなんてキャリパーに収まれば何でも良かろう~!なのだろうが、ベスラ社の律儀さに好感度UPである。ちなみに「Vesrah」なんて名前なのに実は純然たる日本企業であることも今回初めて知った。「B」じゃなくって「V」だし、「rah」に至っては相当マニアックなテキストだから驚いた。

さて購入してきた品物の裏面にはこんな表示があった。


まず目に飛び込む9箇条。
…っていうか、バイクに乗る人なら必ずどれか該当するのでは…。
HPを見てみたが、9箇条はさらに11か条に増していた。「絶対,満足」したいのだが、俄かにチープさが鼻にかかって仕方ない気が…。
続いて気になるのは「パット」の文字だ。英語で「PAD」でしょ?一般には「パッド」と呼ぶと思うのだが、「パット」で統一されている、「ビックカメラ」のように。そういえばむかし「シャクティパット」というのがあったっけ、定説がナンタラとかいう。ほかのパッドのケースでは「スクター」なんて単語もある…。何か低脳な感じが漂っては来ないだろうか。ちょっとだけ心配だ。

ともかく取り付けてみた。セオリーどおりだが、面取りと鳴き止めグリスは怠らない。厚い新品パッドを取り付けるためにはピストンを沢山戻すのだが、うーん、案の定戻らないよ。やっぱりフルード交換時に入れすぎたらしい。無理矢理戻してマスターシリンダからフルードが噴出してもイヤなので、仕方なく古いパッドを再度キャリパーに取り付けエア抜きの要領でフルードを少し抜いてみた。再度ピストンを戻すと、今度は入った。若干の試運転をし取り付けは確認完了。効きについてはまだなんとも言えないが、とにかく明日走りに行ってみようと思う。心配を吹き飛ばすくらい体感できる違いがあることを期待している。「絶対,満足」ネ。

ナンバー1になりました

2006年08月12日 | ただの雑談


とんでもない事実を知ってしまった。
ヤフーの検索でもって「人骨」と入力すると、なんとこのウェブログが1番に表示されるではないか。

以前からヤフー経由で「人骨」と探った検索結果からこのウェブログを訪れる人が多かったのは知っている。
ヤフーの検索結果画面に表示されるのはこのウェブログのタイトルおよび表題部分であるが、だからある時から表題部分にわざわざ「人骨そのものとは関係がありません」と謳うように改めた。なぜなら「人骨」と検索した人は、当然ぼくなんかには興味があるわけではなく、3番のような縄文時代以降の出土人骨の360度画像とかが見たくて検索しているのに違いない。なのにこのウェブログに辿り付いてしまっては申し訳ないではないか。「そのクリック、ムダですから」と教えてあげるため、表題部を改変したのだ。

それにしてもまさか1番に表示されているとは…。ぼくはもっぱらGoogleしか使わないから気が付かなかったが、トップに表示されちゃあ迷い込む人が多くてもムリないと思う。申し訳ない気持ちでいっぱいである。

一方で、今までの人生で何事においても1番になったことのないぼくにとっては少しだけ嬉しい気持ちもある。どんな下らない理由であれ1番は1番だ。

しかし上述の通り世間様に多大な迷惑およびムダを蒙ってもらうことによって初めて成り立つ1番なのだ。ぼくだって「ジェネシス」って検索してピーター・ガブリエルとは何の関係も無いゾイドとかエヴァンゲリオンが出てくるといつもうんざりだから。

ということで、路傍の石のごとくひっそりしたウェブログ公開を身上としたいぼくの趣旨からして、近いうちにタイトルを変えたいと思っています。

最近見かけたものまとめて

2006年08月07日 | ただの雑談
最近ケータイいじりに凝っている。正確にはケータイではなくPHSだ。
ぼくはずっとPHSユーザーである。初めて手にとったのが当時のDDIポケットのPHSで、以来一度も携帯電話を使うことなくひたすらDDIポケット一筋だ。それが現在「ウィルコム」に化けてえらいフィーバーしている。全く新規機種が出なかった時代もあったことを思えば、長年耐え忍んできた甲斐あってついにぼくのPHSライフが認められたようで嬉しい。
ぼくがウィルコムから付与されるているメールアドレスは、ブーム以前から使用しているために「***@pdx.ne.jp」という、サブドメインが一切入らないオリジナルのドメインであることが、誰にも言った事が無いちょっとした自慢である。

さて現在使用している機種は巷では「京ぽん2」などと言われている京セラ製の最新作である。
それまではその前モデル「京ぽん1」を使っていたのだが、これが耐えがたいくらい反応が鈍く、メール本文を打てないような有様であった。気が短いぼくは何度もケータイを地面に叩き付けそうになった。おまけに現在の「京ぽん2」が発売されるたった3ヶ月前に購入してしまったため、中々機種変更ができずに悶々としていた。使用期間が満10ヶ月に満たないと機種変更でエラク金をとられることになるのだ。そこで10ヶ月に到達すると同時に待ってましたと躊躇無く機種変更。結果「京ぽん1」は今までで最も使用期間の短い機種になってしまった。いまだにキレイでキズも無い(投げつけなかったから)。誰か新規でウィルコムに加入したい人がいたら1円で売ってあげたいくらいだ。
「京ぽん2」では前モデルのもっさり感がかなり改善されただけでも大満足なのだが、その他色んな機能が充実していて楽しめる。いまやケータイで音楽を聞くナウなヤングっぷりさえ発揮している、このぼくが。

1GBのminiSDカードも購入したため、メモリ容量を気にせず街中で写真を撮ったりしている。まあカメラの画質自体はケータイと比べると一昔前のモデルという感じなのだが…。
ということで、今日はぼくが町で見かけたどうでも良い物を紹介する写真展を開くことにする。画質はしょぼい。



1.JRの自販機にて

JR駅構内に置かれている「大清水」の自販機。自分が利用している一部の駅では、以前から「大清水」自販機に手書きっぽいイラストによるポスターが張られている。イラストの絵柄は大体自販機の商品に沿っている。最初は特にこのポスターは気にも留めていなかった。JRならどこに行ってもこのポスターがあるのだろうと思っていた。
ところが最近、この絵は実は限られた小数の駅にしか置かれていないのでは?という疑問を抱くようになった。というのは自分の最寄り駅ほか近接する僅かな駅でしかこのポスターの存在を確認できないためだ。各線各駅で降りて確認すれば断定できるのだが、電車を待つのが何よりキライという短気なぼくにそんな調査はムリだ。だからこれはあくまで推測なのだが、このポスターはきわめて限られた一部の駅にのみ貼られている「らしい」のだ。
自分がこのポスターの存在に気づいたのがいつだったかは覚えていないが、少なくとも数年以上前からあったはずだ。最初はポスターの存在は特に気に留めなかった。JRであればどこにでも一様に「大清水」に貼られているのだと思っていたからだ。しかしそうではないのでは?という疑問を持ち始めてから俄かに注目するようになった。そしてとうとうカメラに収めたわけだ。
ポスターはおよそ季節ごとの頻度で更新される模様だ。前回は確か「行楽のお供に」というキャッチフレーズに併せてカジュアルな春服(デニムのジャケット・パンツ)に身を包んだお姉さんが缶の甘酒を手に持っていた。その前は確か「スキーのお供に」というフレーズでスキー姿のお姉さん(スノボではない)が缶のおしるこを持っていた。ちなみに今回写真で紹介した最新版・浴衣姿のお姉さんが手に持っている商品は特定できない。
一体誰が何のためにこのようなポスターを貼っているのか?何故限られた地域にしか認めることが出来ないのか?疑問に思うのは人として当然のことだと思う。ぼくは今回これらの状況証拠のみから大胆な仮説を打ち立ててみた。ついてはこれから説明するので、時間に余裕のある方のみお付き合いいただければと思う。

【事件の犯人および犯行の目的ならびに犯人像】
まずこのポスターには広告主の名称が一切記載されていない。この時点で当該ポスターが実際にはアンオフィシャルなものだということが想像される。一旦そう思えばますます素人っぽいイラストに見えてくる。しかしこのポスターは必ず大清水に自販機に貼られており、かつイラストの意匠はおよそ自販機の商品のいずれかに一致することから、「大清水の販売を専業としているJR東日本の関連会社(?)に勤務もしくは関係のある人間」というのが犯人像の第一印象である。
では特定の駅でしか見られないのは何故か?それはJRの職掌分担に関係があるのではないかと思う。自分がかつて鉄道ヲタクだったのは20年も前の話であるから今やよく分からないのだが、確かJRには「電車区」とかいう営業所のような組織があって、それほど広くない地域ごとにこれが設置されていた気がするのだ。場合によっては数駅程度を管轄するさらに小さな枝組織もあるかもしれない。いずれにせよ、特定の営業地域の長による許可を得た者が、当該地域においてのみ犯行に及んでいると考えられるのではないか。大清水にせよJRにせよいずれも職員の出自は同じであるから、犯人およびJR側の責任者に面識もしくは交流があったためこのポスターが実現したと推測することにそれほど無理はないのではないか。
それでは犯行の目的は一体何か?これは犯人像とも深く関わってくる。まず第一に犯人は絵を描くのが好きなのだ。そして絵を描くことに誇りを持っている。しかし生憎彼の絵は生業には何ら関係はなく趣味の域を出ないものなのだ。しかし犯人は自らの作品を人目につく所に置いてもらいたい、周囲から認められたい、という強い自己顕示欲の持ち主なのである。その欲望の実現のためにはコネクションを用いることは何ら厭わない。目的のためには手段を選ばないという冷徹さと、執念にも似た強い動機が、この事件の背後にはあるのではないか。
続いて犯人の年齢については、上述のようなJR東日本の責任者との交流、そして絵柄の性格や、甘酒・汁粉といったアイテムの使用から、60歳程度の比較的年配な犯人像が想起せらるる。
また犯人の嗜好もそのイラストの図柄から読み取れる。まず今まで全てのイラストにおいてモデルは必ず女性である。今回の浴衣図からはあまり確認できないが、今までのモデルは必ずおっぱいが大きく強調され肉感的な女性として描かれてきた。犯人はスケベでおっぱい好き、特に巨乳が好きである、これは間違いあるまい。その人間らしさへの共感を禁じえない。
以下にぼくによるプロファイリングの結果をまとめた。

【犯人はおまえだ!】
大清水の販売を担当するJR東日本関連会社の役員クラス。国鉄時代に入社。学生のころ漫画家志望。おっぱい星人。

犯人よ、もしこれを見たら人が居たら自首してください。もれなくこのウェブログでもって盛大な自己PRをさせていただきたいと思います。




2.ハト

写真映りがイマイチなのだが、このハトはその辺をウロウロしていたどこにでもいそうなハトである。歩道でしきりに何かを突付いては、歩行者が通るたびにワタワタとその場を遠のき、また戻っては何かを突付くという、ハトにありがちな無間地獄に陥っていた。普段特にハトなど目にも留めないのだが、こいつを見て「アレなんかヘンだ」と思った。
そう、こいつは奇形なのである。通常のドバトではない。どこが奇形かというと、脚に注目してもらいたい。残念ながら写真ではヤツの脚のすばやい動きにシャッタースピードが追いつかなかったようでブレてしまっているのだが、こいつの足は普通のピンク色の脚ではない。脚全体に羽毛が生えているのだ。見た目はカーニバルでサンバを踊るブラジル人女性のハデハデな足についた羽みたいなヤツを想起させる。
とにかく、こういうこともあるんだなあと思った。そういえば小さいとき図鑑で見た、偉そうに胸を張った巻毛ハトには脚まで羽毛が生えてたような記憶もあるが、全く定かではない。奇形じゃなくて単なる雑種なのかも知れないが、とにかく仲間はずれであった。コイツが仲間たちと違うことをどう思っているのだろうか、奇形ゆえに周囲に馴染めない苦労たるやいかんたるや等色々考えようとしたが、何ら感情を揺り動かすものは生じなかったためここで説明を終える。
今頃生きているやら死んでいるやら。どっちでも構うまい。



3.終点


むかし「鉄塔武蔵野線」という小説および映画があったが、今回職場付近を走っている送電線の終点を見つけてしまった。
この送電線と鉄塔群は付近を走る幹線鉄道からも姿を確認できる。通常の鉄塔と違い何故か柱が白いうえ、高さも低く、必然的に鉄塔の数が非常に多い。以前からなんか変わった鉄塔だよなとは思っていたが、別に鉄塔マニアではないので特別気にはしていなかった。たまたま終点を見つけたのだ。
鉄塔の看板には「東京電力」の名前が。東京電力から供給された電気は果たしてどこに送られているのだろうか。
この「最後の塔」の麓にあるのは、巨大な宗教施設と地下水路の工事現場である。前者が送電の目的だった場合、なにかヤヴァイものがあるのだろうか?これ以上書くとぼくは消されてしまうのだろうか?うわっ、いきなり何をあfmszv

…というオチはつまらないのでちゃんと調べてみた。するととんでもないことがわかったのだ!
なんと世の中には「鉄塔マニア」というのが存在したのだ!だって鉄塔ですよ!どうしますか?!
このサイトを見て欲しい。

http://www20.cds.ne.jp/~furuta/webring/index.html

鉄塔に関するサイトのリンク集だそうだ。もう黙るしかない。以上。