ただ単に最近のことや今日あった出来事とか今思ってることを書かれても、読むほうとしては全くつまらないものだと思うが、このウェブログはあまり読者のことを考えていない自分の日記というのが本来の位置づけであるので、たまにはそういうことを書いてみよう。
※ ※
結局、顔面のオペを受けてきました。
「瞼の下」と「歯茎」(かなり上の方)と「眉の横」の合計3箇所に切開を入れ、割れた頬骨にアクセスし元の位置に戻した後に、プレートで固定、縫合して終了。全身麻酔だった。本格的な外科手術を受けたのは初めてだったが、切る場所がかなりエグいにも関わらず、術後ほとんど痛みはなく、また傷跡も「線」程度にしかならないというから、大した技術だと思う。
またプレート素材には、何とかお願いしてチタンではなく「吸収性」という溶けて無くなるものを使ってもらった。これで将来綺麗な骨を残すことが出来るというものだ。
しかし医師の立場としては、なんでもチタンと比べれば剛性に劣るため曲げ加工がしにくく使いづらいのだそうだ。手術室に横たわった時にも「極力吸収性で臨むが、難しい場合はチタンにします」という条件付きであったが、おかげさまである。
骨へのアクセスのため、頬の筋肉の一部を骨から剥がしたんだそうで、未だに頬全体に疼痛がある。一方外から見える縫合傷に関しては、手術3日目から顔も洗えたし、4日目からはバンソウコウ等も付けずに傷跡剥き出しでさっさと仕事に復帰している。食事にもそれほど不自由はなく、手術翌日からポテロングを食ってました。
現在は術後10日ほど経ったが、抜糸が済んで眉横の傷跡にのみテープを貼られた状態だ。抜糸後はこのテープを貼りつづけることで傷跡を目立たなくできるらしい。だが瞼の方は地形的にテープは貼れない様子だ。女性だったら大変だと思う。口の中の縫合は溶ける糸を使ったので、都合1月ほどそのまま放置すればよいという。腫れも大分引き、目立つのは内出血のアザくらいである。
なお骨折によって眼窩下神経とかいうのが圧迫されたらしく、転んだ翌日からずっと唇が痺れていた。この痺れも術後に大分改善されたが、後遺症として残る可能性があるとかないとか。あまり生きていくのに困る部分でないのでどうでも良いと思ったが、鼻水が垂れても全く分からないことに気付いた。これだけチョット困る。
切開した瞼は、ちょうど痙攣の持病がある箇所であった。手術後は腫れが引いても痙攣が起きなくなったのは、嬉しい副作用と言える。
さてこれまで手術なんて受けたことも無い自分としては、内容を聞いただけでかなりビビっと来てしまったため、顔面の骨折という新たな知識ジャンルに関してインターネットで情報収集を試みたところ、意外な事実にぶちあたった。それは世の中にはびこる「外見コンプレックス」である。
というのも、この頬骨の手術について調べたところ、骨折治療よりも美容整形のサイトに多く遭遇したからだ。頬骨の手術といえば、骨折よりも「削りたい」という美容で語られることが多いのであった。
実際に美容整形なんてそうそう受ける人が居るものなのだろうか。しかし、かの2ちゃんねるにも「美容整形板」とかがあり、そこでは経験談がたくさん語られていることが判明した。ちょっと覗いてみたら、真面目に悩んでる女性が励ましあいながら整形してたりしてて、あまりに微笑ましくて、ここはあの悪名高い2ちゃんねるなのかって思うくらいであった。
また女性だけでなく、男性にも身長とかチンポとか色々コンプレックスの種は尽きないこともわかった。
思えば自分は外見にはコンプレックスは特に無いので(コンプレックスを感じないだけであって、決して美男子なわけではない)、そういう意味では幸せな性格だなと思った。
コンプレックスは外見ではなくコミュニケーション能力の欠如と奇妙な変態性格だけである。
それから手術後に思ったのは、コミュニケーションにおいて「笑顔」というのは大切だなあということ。実は今自分は笑えないのだ。笑うと口の中の縫合が突っ張って裂けそうになり、痛いからだ。笑うべき場所で笑わないと何だか気まずい思いをする。しかしそんな会話のシーンで自分の周囲を見ると、意外に笑っていない人も多い。自分は笑顔の安売りをしすぎていたのかもしれないな。笑顔が多いのは良いことかもしれないが、あんまりヘラヘラしてると安っぽい印象がするのは確かだろう。等々余計なことを考えてみる。
※ ※
今日は本当は休みだったけど仕事に出かけたので、通勤がてら久々にVTRにまたがってみた。今まで気づかなかったけど、フルフェイスは結構顔を締め付けるらしく、頬骨が折れた身としてはなかなか痛かった。早く元気になって走り回りたいものです。
その後自宅で、妻が買ってきたキッチン棚を取り付ける。作業は私に外注するという前提で、勝手に買ってこられてしまったシロモノだ。
道具は揃っているのだが、タイルには中々ドリルの歯が立たないという困難に直面。試みに穴を開けたい箇所へセロテープを張ると、これが的中でピタリと狙い通りの場所へ固定することができ、無事に穴をあけられた。ステンレス製で結構重たい棚であるのだが、外れないかどうか非常に気がかりである。DIYしか取り柄のない自分にとって失敗は許されないのだ(家庭内での立場に響くから)。
※ ※
以上。
明日棚にモノが載るのが心配である。
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結局、顔面のオペを受けてきました。
「瞼の下」と「歯茎」(かなり上の方)と「眉の横」の合計3箇所に切開を入れ、割れた頬骨にアクセスし元の位置に戻した後に、プレートで固定、縫合して終了。全身麻酔だった。本格的な外科手術を受けたのは初めてだったが、切る場所がかなりエグいにも関わらず、術後ほとんど痛みはなく、また傷跡も「線」程度にしかならないというから、大した技術だと思う。
またプレート素材には、何とかお願いしてチタンではなく「吸収性」という溶けて無くなるものを使ってもらった。これで将来綺麗な骨を残すことが出来るというものだ。
しかし医師の立場としては、なんでもチタンと比べれば剛性に劣るため曲げ加工がしにくく使いづらいのだそうだ。手術室に横たわった時にも「極力吸収性で臨むが、難しい場合はチタンにします」という条件付きであったが、おかげさまである。
骨へのアクセスのため、頬の筋肉の一部を骨から剥がしたんだそうで、未だに頬全体に疼痛がある。一方外から見える縫合傷に関しては、手術3日目から顔も洗えたし、4日目からはバンソウコウ等も付けずに傷跡剥き出しでさっさと仕事に復帰している。食事にもそれほど不自由はなく、手術翌日からポテロングを食ってました。
現在は術後10日ほど経ったが、抜糸が済んで眉横の傷跡にのみテープを貼られた状態だ。抜糸後はこのテープを貼りつづけることで傷跡を目立たなくできるらしい。だが瞼の方は地形的にテープは貼れない様子だ。女性だったら大変だと思う。口の中の縫合は溶ける糸を使ったので、都合1月ほどそのまま放置すればよいという。腫れも大分引き、目立つのは内出血のアザくらいである。
なお骨折によって眼窩下神経とかいうのが圧迫されたらしく、転んだ翌日からずっと唇が痺れていた。この痺れも術後に大分改善されたが、後遺症として残る可能性があるとかないとか。あまり生きていくのに困る部分でないのでどうでも良いと思ったが、鼻水が垂れても全く分からないことに気付いた。これだけチョット困る。
切開した瞼は、ちょうど痙攣の持病がある箇所であった。手術後は腫れが引いても痙攣が起きなくなったのは、嬉しい副作用と言える。
さてこれまで手術なんて受けたことも無い自分としては、内容を聞いただけでかなりビビっと来てしまったため、顔面の骨折という新たな知識ジャンルに関してインターネットで情報収集を試みたところ、意外な事実にぶちあたった。それは世の中にはびこる「外見コンプレックス」である。
というのも、この頬骨の手術について調べたところ、骨折治療よりも美容整形のサイトに多く遭遇したからだ。頬骨の手術といえば、骨折よりも「削りたい」という美容で語られることが多いのであった。
実際に美容整形なんてそうそう受ける人が居るものなのだろうか。しかし、かの2ちゃんねるにも「美容整形板」とかがあり、そこでは経験談がたくさん語られていることが判明した。ちょっと覗いてみたら、真面目に悩んでる女性が励ましあいながら整形してたりしてて、あまりに微笑ましくて、ここはあの悪名高い2ちゃんねるなのかって思うくらいであった。
また女性だけでなく、男性にも身長とかチンポとか色々コンプレックスの種は尽きないこともわかった。
思えば自分は外見にはコンプレックスは特に無いので(コンプレックスを感じないだけであって、決して美男子なわけではない)、そういう意味では幸せな性格だなと思った。
コンプレックスは外見ではなくコミュニケーション能力の欠如と奇妙な変態性格だけである。
それから手術後に思ったのは、コミュニケーションにおいて「笑顔」というのは大切だなあということ。実は今自分は笑えないのだ。笑うと口の中の縫合が突っ張って裂けそうになり、痛いからだ。笑うべき場所で笑わないと何だか気まずい思いをする。しかしそんな会話のシーンで自分の周囲を見ると、意外に笑っていない人も多い。自分は笑顔の安売りをしすぎていたのかもしれないな。笑顔が多いのは良いことかもしれないが、あんまりヘラヘラしてると安っぽい印象がするのは確かだろう。等々余計なことを考えてみる。
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今日は本当は休みだったけど仕事に出かけたので、通勤がてら久々にVTRにまたがってみた。今まで気づかなかったけど、フルフェイスは結構顔を締め付けるらしく、頬骨が折れた身としてはなかなか痛かった。早く元気になって走り回りたいものです。
その後自宅で、妻が買ってきたキッチン棚を取り付ける。作業は私に外注するという前提で、勝手に買ってこられてしまったシロモノだ。
道具は揃っているのだが、タイルには中々ドリルの歯が立たないという困難に直面。試みに穴を開けたい箇所へセロテープを張ると、これが的中でピタリと狙い通りの場所へ固定することができ、無事に穴をあけられた。ステンレス製で結構重たい棚であるのだが、外れないかどうか非常に気がかりである。DIYしか取り柄のない自分にとって失敗は許されないのだ(家庭内での立場に響くから)。
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以上。
明日棚にモノが載るのが心配である。