今回はメジャーな場所、天壇。
いつの時代も、老外(外国人)に大人気。
天壇は皇帝様が五穀豊穣を祈る場所でした。下はその儀式の再現。
美しい空の色は、2000年代前半のものです。このブルーこそが北京藍天(シクシク)。宇宙が近い。
ここで皇帝様が天に御礼を述べると、天はこだましてお答えになったという……、という。その仕組みは行った方はご存じですよね。
というわけで、今回のテーマは、
「権力者における、視覚、聴覚&ストーリーによる演出効果」。
正直いって、中国様はこの方面のプロ中のプロ(笑)。
4000年の歴史はこのためにあった、と言っても過言ではありません、て、ちょっと過言です。
今月の歴史読本は満州特集でもあります。
戦争終わったときって、日本の人口の一割近くが外地(外国、元植民地)にいたんですね……。