皆様! 2019年、明けましておめでとうございます。
2001年9月に北京に来てから、18回目の北京でのお正月です。
よく考えたら、元旦は全部、北京ですね。
もともと京都生まれの大阪育ちで、実家の人々もお正月にわざわざ移動する習慣がなく……。
今年も健康で、中国の友達たちと楽しくお正月を迎えることができることをとても感謝してます。
2018年は仕事も交友もいろいろ広がった年でした。
まずはダイヤモンド・オンラインの連載でしょうか。
(記事は現在、2本を除いてサイトからは落としてもらっています。一部は書籍に、一部はまたブログに載せますね)。
本当に読んでいただきました。
一本の平均が約90万ページビューというのは、本当にありえない数字。
心がけたのは、PVはいっさい気にせず、書きたいことを書きたいように書いたこと。
(私から見た)本音の本当のことを書けたのは楽しかった。
この件につきましては、
今、 麻生祐司(編集長)にインタビューを申し込んでおりまして、返事を待ちまして、2019年にゆっくり顛末を書きたいと思っております。面白いよ
→また正確に書くから待っててね。意義あると思うわ。
キンドル版で、10月はじめに、
「本当は怖い 中国発 イノベーションの正体」
という本も出しました。
これは本来、紙の単行本の一部先行版として出したんですが、思いの他、よく売れ、時代がデジタルに変わってきたことを実感しました。
発刊後、しばらくしてかのファーウェイの事件が起こりました。
そして、本やサイトの記事のため、様々なところに行き、多くの取材を行いました。
中国企業とその関係者が増えたのが、いかにも時代です。
オッポの社長にインタビューしたり、中国企業の工場を見たり。
そして日本人・中国人の心ある方々に、たいへん助けていただきました。
(もう、私の中では両者に特に区別はないんですが……)
お世話になりました方々、本当にありがとうございました。
現・中国大使のお招きをはじめ、いろんな官僚の方々ともご飯を食べました。
その他、今までご縁のなかった分野で、新しくお知り合いになった方々も多かったです。
で、2018年、私が気がついたこと。
私は中国に関わって30年、中国ビジネスの実務経験もあり、在中も18年目。
中国は、一応知っていると言ってもいいでしょう。
しかし私は、よく考えると大阪の中小企業経営者の家で育ち、その後、ダイエーと中国の合弁会社に入社して、それが唯一の会社員体験。
人生でただ1人の上司は、「中国てなもんや商社」(文藝春秋)に出てくる華僑です。
それって……。
それって、私はもしかして、日本を知らなかったんじゃないか……。
今、中国との対比も含め、日本も大変、興味深く感じています。
皆様の新年のご多幸をお祈りいたします!!!