谷崎光 中国日記  official blog  

北京発! 2018年9月3日で北京在住18年目に突入。

歴史読本5月号 老北京 文革の真実

2014年03月31日 | 老北京

 羽生君、強いなぁ……。
スポンサーのANAの担当者、うれしいだろうな(笑)。
あの負けず嫌いがすごい。
 滑っているときにときどき撮られている阿修羅な顔を見ると、戦場で死んだ東北の若武者の生まれ変わりかな、なんて思ったりして。

 「フリルを着た阿修羅」「討ち入りロミオ」「皆殺しロミオ」……、ファンの人って、本質をよくつかんでますよね。


 さて、歴史読本、今回のお題は文革。
いや、これも怖いんです。あのね、中国に行くと、文革カップとかポスターとか売ってるじゃないですか。
私も昔は喜んで買ってたんですが、話ききすぎて資料見すぎて、今は買えなくなりました。
 革命、とかいうと、なんかいいことみたいに聞こえますが、つまりは殺し合いです。


 女性は地主だといわれてます。





 もっと怖いのもあるんですが、このへんで。

 最近、ちょっとブログがごぶさたなのは、投稿に使っていたホームページビルダー(旧バージョン)が、OSを更新したら使えなくなってしまい。
 以前はネット見て調整したらなんとかなったんですが今回は無理でした。gooブログって、直接だと写真の大きさの調整が難しかったりで、これもちょっと大きすぎて怖いですが。
 
 
 本人は、元気でございます。 『汚染大国』ぐらしなんですが、なんか、この一年で体調くずしたって(風邪らしきもの)、日本に一時帰国した時だけでした……。
 中国、報道だけ見てるとどんな国やーなんですが、今、ネットの発達、近代化?で本当に生活は便利。
 しばらく仕事、がんばります。


歴史読本4月号 老北京 日中女性対決 溥杰の中国人妻

2014年03月05日 | 老北京
ラストエンペラーの弟の溥杰が、日本人の奥さんと結婚したことは有名ですが、その前に、中国で中国人と結婚していた、というのは、あまり知られていません。


その人は故宮でラストエンペラーの溥儀といっしょに育ったぐらいのお嬢さんなんですが、なんつーか、すさまじい。

結局、溥杰とは離婚するんですけど、そのときに、婚家(すなわち王室)の財産を、貨物列車に連結できる車を、門に横付けして運び出そうとは、ま、日本の奥さんはあまりしない。


溥儀、溥杰の生まれた家。後海北側に残るのは一部で、本来の敷地は非常に広大です。



中国妻って怖いんですけど、その行動力と度胸で味方にすれば頼りになることは事実。
働くのをいとわないし、
めそめそしないし、
人のせいにしないし、
夫の失業ぐらい、へとも思わないし、
いっしょに悪事もしてくれるし、中国の企業家って夫婦で財をなした人も多いです。
日本の男性って、社会で自分がやる悪事を、嫁さんと子供だけには見せたくない、という感じですが、
中国の場合、嫁さんのほうがすごい、という場合も少なくない。男もそれが平気だし。
内助の功じゃなく、ビジネスパートナーという感じ。アメリカみたいですかね。
 この人も、あの時代に、本当に思う通りに生きた女性でした。


 でも、気の弱そうな溥杰、のちに日本のお嬢さまと再婚して、きっとものすごくうれしかったと思う(笑)。
 しかしね、この溥杰の日中、両方の奥さんの写真を並べて見たとき、どっちも美人なんですが、両者、同じぐらい強いな、と思いました。本当のところは、日本女性のほうが怖いかもしれないですね。男はわかんないと思うけど。