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北京発! 2018年9月3日で北京在住18年目に突入。

中国社会の深い闇、極貧から這い上がったあるエリート社員の死(ダイヤモンドオンライン)

2018年02月19日 | ダイヤモンドオンライン連載 谷崎光の中国ウラ・オモテ

中国社会の深い闇、極貧から這い上がったあるエリート社員の死

今、超忙しくて、ブログのほうのアップがちょい遅くなりました。


中国スゲーだけじゃなくて、ウラ・オモテ両方見てね。
私はこの人は自殺ではないと思う。この人、华为時代に海外駐在もしていて、キャリアと能力から言っていくらでも行先はあるでしょう。

ご家族は無念だと思う。でもお子さんたちが元気に大きくなることを祈ってます。






この件じゃないけど、2018年1月末に広州、深センに行ってきました。
いろんな中国企業の人にあったけど、やっぱ熱気はありました。



深セン華強北、規模とか構造自体は北京の中関村見ているので、別に驚かないけど、
こういうドローンが150元(2500円)なのはスゴい(笑)。

昔、大連に進出した日本の中小企業が、もしこちらだったら、今頃、ずいぶん状況は変わっていたと思う。情報大事。


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1 コメント

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【上海の長い夜】の一節、迫害された著者の娘が「跳び降り自殺した事実」に憤慨して居た逸話を想起 (Yozakura)
2018-03-05 22:04:11
谷崎光様:初めまして

 永らく、貴女のブログを黙読していた者です。別サイトに掲載されていた記事【中国社会の深い闇】を熟読しました。現代中国の「暗くて深い闇の実相」の詳細な報告、お疲れ様です。
 中国の国外に居住する日本人には、「その、エリート墜落死事件の詳細は不明であり、確認出来る手段も無い」のですが、貴女の陳述から、一つ、昔読んだ体験記【上海の長い夜】の一節を思い出しましたので、投稿します。

 その昔、上海に在住し外国の石油会社の為に働いていた鄭念---確か、現地企業の女性役員であったと記憶---は、文化大革命の勃発と共に、「外国企業と通じ、中国の資産を国外に略奪する間諜」と公式に認定され、自宅で逮捕され投獄されたのです。
 で、鄭念が服役していた間に、彼女の娘は大衆集会などで糾弾された後に、上海市内の高いビルの上から「墜落死」したのです。その前後の情況は、「人民による厳正な追究に耐えかね、貴女の娘は自殺した。人民による共産主義革命の遂行から、卑怯にも逃亡した背信行為だ」と、鄭念は出獄後に政府当局から説明された----と記憶しています。
 「娘が自殺なんかする筈が無い!」と鄭念は憤慨したものの、何分にも自身の収監中の出来事であり、娘の最後を証言して呉れる人とて無く、失意の鄭念はやがて中国から出国していったのです。

 矢張り、中国では現在でも、政敵を巧妙に社会から「清除」することで自身の立場や地位を保全し、それで社会が維持運営されていくのが普通の遣り方でしょう。
 まぁ、中国では人々も万事心得ているので、精々、一時的に、社会の話題となるものの、その裡に有耶無耶となるのではないですか?そのエリート社員の遺族などに就いて、何か新しい情報などを入手されましたら、ご紹介下さい。お元気で。
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