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歴史読本7月号 老北京 牌楼 

2013年05月29日 | 老北京
 中国のともだちに送るはずだった携帯メール(けっこうディープ)を、まちがえてなぜか大家さんに送ってしまいました……。
 

今回は牌楼です。
牌楼(牌坊)ていうのは、この神社の鳥居みたいなヤツです。


↑これは前門。再建されたものです。




↑これは国子監。昔からあるものを彩色。




↑これは国子監の中の瑠璃瓦の。国子監の西側って、一区域長く非公開で、これもたしか、比較的新しく公開されたもの。

現物は、周りに草が茂り、人の目にあらされていない感じがとても素敵です。
あとお薦めは東岳廟の向かい。瑠璃瓦でこれと似てますが、北京らしいので、ぜひ。
北海公園もたしかいろいろあったけど、私は東四の再建されたのも好きかな。これは何の変哲もないんですけど、通るときに目標物になって、いかにも生活にとけこんでます。


北京だけでなくて、中国のいろんな地域にあります。




これはたしか安徽省ですね。あのへんは科挙合格者も多いので、
それをたたえたのもある。



 今回の、雑誌掲載写真は、北京の牌楼を戦前の日本人が撮ったもの。
 で、調べる過程で中国の、白黒のそれに着色したニセモノを発見。非常によくできてます。

 カシオでもホンダでもソニーでも、中国のニセモノは、

「本物より豊かなラインナップ」「本物より(見かけが)多機能」

 というのはよくありますが、古い写真までそうとは。

 ではクイズ。



 北京で昔、いつも生首のかかっていた牌楼はどこでしょう?

  1.前門
  2.北海公園
  3.故宮の中
  4.東四
  5.ラマ寺入り口
  6.西四
  7.西直門
  8.安定門



 答えは、歴史読本7月号で!