谷崎光 中国日記  official blog  

北京発! 2018年9月3日で北京在住18年目に突入。

中国行きの飛行機で、預け荷物に○○を入れてしまったら……

2016年05月03日 | エッセイ
5月14日今週土曜日、生島ヒロシさんの「サタデー一直線」というTBSのラジオ番組で、
東えりかさんが、『国が崩壊しても平気な中国人 会社がヤバいだけで真っ青な日本人』(PHP研究所)を、
ご紹介くださいます! ちょっと朝、早いけどぜひご視聴ください!

 ⇒ご視聴有難うございました!
 アマゾンはあっという間に100位台まで順位が上がり、中国部門もまた1位になって現在(5月15日)また売り切れて、在庫切れ……。ご興味持ってくださった方、リアル店舗か、どこかのサイトでもぜひご覧ください!

→入荷しました。見てね!

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「国が消えても爆買いだ!」
崩壊するハズの中国から、大量に爆買いに来る秘密もわかる新刊、発売中です!
「国が崩壊しても平気な中国人 会社がヤバいだけで真っ青な日本人」(PHP研究所)

 今となっては、シャープの予言の書となってしまったこちらもどうぞ!!!
日本人の値段 中国に買われたエリート技術者たち(小学館)

*中国に流れた三菱自動車の技術者たちの話、美的で働く元東芝技術者の話もあります。

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 羽田空港。午前発、北京行き便。
 もう荷物も預けたし、時間もあるし、ちょっとお店でも覗くか、と思ったその瞬間。



 (あー! トランクの中に人民元入ったままだ!)

 今回、なぜか出発時に人民元を10万円分ぐらい持ってたんですね。
 で、日本では使わないし、日本のホテルは安全なのでパソコンケースのポケットに入れておいた。
 いろいろあって、その日は当日早朝にめっちゃ寝ぼけたまま荷づくり。
 お金を出さずに、そのまま入れてしまった。

 行き先は北京首都空港。

 この場合、空港内の職員に現金のみ盗まれる可能性は9割です。(谷崎中国総研が勝手に推定)

 
 現金は今はX線にかけたときは線が入っていて見えるんですね。
 で、預け荷物は到着国でも検査される。
 そこで現金が見えると、どこかで誰かに抜かれる。 知人で「海外では、お金は分散しましょう」という言葉を信じて、日本円をトランクに入れ、北京で抜かれた人が複数います。
 鍵はかけたままになってた……、て本当にプロの仕事ですね。
 
 
 で、私のトランクは、超軽量にするために布なんです。
 カギはかけてますが外ポケットのファスナーを開ければ裏布はカッタ―で切れる。
本来は大きめの機内持ち込み用ですが、今回、本で重くなったので預けてしまった。  

 悩むこと2秒。
 まだ近くにあるかもと、ANAのカウンターに行ってみました。
 事情を話すと、そこの女性がさっと時計を見て、「ハイ、中国危ないですよね。取り出せますよ。担当の一番カウンターにどうぞ!」
 で、そこに行ったら、人がいなかったので、後ろで作業している人に適当に声をかけたら、すぐに手続きをしてくれました。

「荷物はご自分ではさわれず、搭乗口で指示によって人が開封しますがよろしいでしょうか?」
「OKです」
 
 あのね。日本では普通の、職員ならこの誰でも皆、一応特殊対応がわかる、ていうのは、海外ではありえないです。
 
 で、検査を済ませ、搭乗口で待つことしばし。
 ANA職員が言ったとおりの時間に、私のトランクだけ上がってきました。
 カギだけ私が開けて、あとは係官がパソコンバックを取り出し、ポケットを確認するともちろん札束がありました。
 ……この時点で、私の思い違い以外、誰もこれがなくなっていると思わないのが日本です。
 が、他国だと、


 1.すでに抜かれている 
 2.トランクに現金があると伝えた時点で、情報が伝わって抜かれる(したがって私も中国なら出してくれとか、絶対言いません。ミスしたら、運よく盗られない方に賭けるしかない。日本でも中国の飛行機会社ならいわなかったかも)。
 3.荷物の持ち主がサッと隠して(あるいは元からなくて)、盗られたと騒ぐ。

 などいろんなことがあります。
あと、これにかこつけて、テロ用の何かを仕込むとか。

 

 さて、パソコンバックは別の場所で再度X検査を受けたあと、機内持ちこみOKになりました。
 あまりにもてきぱき物事が進むので、
 検査についてきてくれていた職員さんに、
「こういうことってよくあるんですか? 」 と聞いたら、
「めったにございません。たまにライター入れ忘れなどはありますが」


 
 ありがとう。

 

中国の崩壊を心ひそかに願っている皆さんへ-恐怖のシュミレーション

2015年10月01日 | エッセイ
国慶節を迎えて、不穏な事件が続く中国……。

日本人スパイ容疑で拘束は、一人はやっぱり脱北関係なんですね。最初、場所から一瞬思ったけど、まあ東北も軍事設備多いしなと。まあ私に何かあったときは、何カ月もナイショにするのは、やめてねー。

小包爆発は、怖くてタオバオで注文ができなくなりました。

余談ですが、小姐関係で一晩とか拘束される日本人ね。中国の関係者の人に聞いたら、大ごとになるのは、日本だけなんだそうです。
なぜかというと、

会社が秘密にしてくれ! と過剰反応するからだそう。

もちろん欧米人も捕まるんですが、会社に連絡しても、あまり反応なくて、「個人のことだから」という感じ。本人も別に会社や本社からそんなおとがめもないとか(高官のハニートラップとかは別で民間の話ね)。

ま、日本はみんなで行くから。


話がそれました。


実はここ数年の日本の中国報道を見て、ずっとひっかかっていたことがありました。

なんかね。あまりにも中国の崩壊を待ち望むというか。

中国によくないことがあると大喜びというか。


80年代、90年代、日本と中国の経済的実力が天と地ほども離れていたときはそうじゃなかった。
もっと余裕がありました。

ええ、もちろん中国共産党は独裁でひどいもんです。
だけどね。歴史上、中国が独裁でひどくなかったときなんて、一度もないんです(だから今を肯定しているわけじゃないよ)。
汚職でむちゃくちゃじゃなかったときも、一度もないんです(捕まりたいのか(笑))。
すでに世の中複雑で、当然ながら別に中国がダメになったから、日本が上がるというもんではないです。


何より、皆さん、忘れている大きなことが。
そう、今、話題の難民です。

今までね、中国人に『脅されて』一番怖かったのはね。日中開戦の可能性の話をしていて、私は日本が勝つ、と言ったんですよ。すると「そうだよ。日本が勝つよ。中国の軍備なんて実力ないよ。でもね、そうすると一億ぐらいは難民が日本へ行くよ。どうだ、怖いだろう! 日本の沿岸は中国人だらけだよ」

本当に怖かったです。





微信で回ってきたやつで、ちょっと出典がわからないんですが、今話題の、地中海の難民ね。

中国が崩壊したら、こんなもんじゃないですからね。人口多いから。
武器なんか持ってこないよ。武器ある人は現地の土地を占拠するから。持たざる人々が、ただただ船を仕立てて、その辺の漁船とか全部で押し寄せる。

日本は海岸線だらけ。そこへ、亡霊のようにわーっとみんなでいっせいにくる。
それを機関銃掃射、て、日本人はできないでしょう。中国の他の国境沿いの国はどこの国もやります。だからよけい日本に集中する。
だって、近いんだから。昔より船の性能いいんだから。いや、エンジンとかついてなくてもくるな。
威嚇射撃ぐらいでは帰らないですよ。もっと怖い戦乱の中から来るんだから。

送り返すって?
連絡する政府はないんです。崩壊しているんだから。で、送り返しても送り返しても、また来る。
もう日本は移住許可が難しくて、なんて言っている場合じゃない。公園も道路もビルも空き家もいたるところ中国人だらけ。農地も気がついたら、いろいろ植わってる。

素手でも、2億来たら、日本は終わります。1年、かからないでしょう。
中国で内乱が起きたら、それぐらいは普通に来る。いや、人道的には私もやさしい気持ちを持ちたいとは思ってますが……。

中国の富裕層は、すでに日本の下見もばっちり(笑)。


なんとか中国様が平和的に民主化してほしい、と思う今日この頃でございます……。

髪を切りました&軍服からミニスカートへ ある中国女性の出国

2015年09月28日 | エッセイ


 カット前のボサボサ頭。ほうきを持っているのは、すばらしい豚毛のを手に入れたんで、微信で中国の友達に自慢しようと思って撮ったんですね(笑)。


カット後。上手でしょ。切ってくれたのは、三全公寓のSalon du CAMIAの宮崎さん。もう何年もお願いしてます。その人のその時に似合う髪形を考えるのがすごくうまい人で、ちょっと若く見える気がする。オホホホ。ええ、わかってますよ、真実は(笑)。でもこういうのは本人の思い込みが大事なのよ!。



季節ごとの雰囲気もちゃんと計算してくれます。
……これ、やっぱいつも微信でカットの写真を送ったり送られたりて、アホですかね。


でも、中国の女性って、照れずに「ニューヨークの私」とか、サングラスかけてなりきって送ってくるので、爆笑。


なかにはこういうのも。「私の入乡随俗(郷に入れば郷に従え)」と題して、自分の若い時だそうです。最初は国内、次は留学後。(私じゃないですよ。念のため(笑))。



今の日本人には考えられない変化を経てきている中国人。

新居にもすっかり慣れ、ハッピーな日々です。
音に過敏になっていたのも一発で治りました。仕事もやや一息。
でも、もうちょっと頑張ります。

新年快楽! 意外と進んでいるかも 日中音楽ビジネス

2015年01月03日 | エッセイ
明けましておめでとうございます! 


さて、年末に漫画家のあっこさんが、日本人が中国で手掛けているという、中国人シンガーのMVを送ってくれました。ボーカルの人が作詞作曲。日本から見れるかな。
 日本人は北京外国語大学の後輩だとか。
 その中山邦夫さん、中国での肩書はエイベックスのプロデューサー。

 中国ってね、MVは日本のレベルに及ばないのが多いんだけど、これはなかなかです。







 北京で暮らしていると、今の中国の若者のこんな感じはよくわかる。
 私、年下趣味!もないし、男の顔はあまり見てないんですが、それでもイケメン増えた(美女はもっと早く改革開放と同時に増えました)。混血が多い国だから、昔もかっこいいのはいたはずなんだけど、ビン底メガネかけてたしわからない…(笑)。


 で、それに磨きをかけるのが日本人と。



 うわっ、さっきのイケメン君、最初はこんなんだったんですね。
 中国のローカル美容院によくいる地方出身の男の子みたい。これだけ光れば磨きがいあるなあ。この子、性格よさそうですね。


 昔、「洋楽」の時代に、英語のできるプロデューサーが欧米に行き、外タレの版権買ったり、日本に連れてきていましたが、とっくにこういう時代になってるんですね。
 こういうコンテンツビジネスやるなら、言葉、必須。現地に精通、必須。若さ、必須。
 人民日報のインタビューを見てたら、中山さん、日本では意外な仕事で先が見えず、99年に貯めたお金で北京に来て、好きな音楽でコネクションを作って発展していった。
 「日本人の値段」の、中国で勝つ日本人、負ける日本人にも書いたけど、日本の「非主流」で中国で成功するタイプかも。

 
 中国でAKBも人気あるんですけど、中国人の若者に言わすと、「日本のMVとかは、ダンス、ファッション、メイク、もう中国のとは比べ物にならない」とか。
 ヨイショじゃなくてね、本当にそうなんです。中国のテレビみていると、これでプロか、というレベルの人がたくさん踊っている。


 日本人が、この方面で中国でこれからやることはたくさんあるだろうな。
 なんといっても市場は大きいし。
 コンテンツは勝手に使われ放題の国ではありますが(YOUKUとか人の褌で、広告取れて儲かるから、誰も規制しない)、それで知名度上げて、コンサートとか、うまくやれば儲かる。
 初期、そのへん、うまかったのが香港の歌手とか、小野リサさんですね。


 今年のお正月、北京は空気もけっこうよかったです。今日はちょっと悪いかな。今、郊外なんで、市内はわかりませんが…。
 

東大生、就職は一割がベンチャーの時代!

2014年12月27日 | エッセイ
知人(男子大学生の母)とメールのやりとりをしていて、これからの日本の若者は、大変だ、という話になりました。

で、私の意見は、
「ひとつは三菱商事とか、政府とつながっている昔からのエスタブリッシュメント。それか起業。それ以外は、お金はあまり入らない時代になると思う」です。


で、その翌日、某所でたまたまちょっと前の「東洋経済」(2014年4月5日号)を見ました。
特集は、
「親が知らないエリート大学生の仕事選び 激変! 東大生の就活!」

いい記事でしたね。
やはり東大生の就職先トップは銀行、三菱商事で、マスコミは大凋落。
そして新潮流として、学部卒業生の一割がベンチャーに行く! とある。 
この人々は起業志向も旺盛で、ベンチャー側もそれを歓迎している。
「コンサルに行って、起業の勉強になるとは思えない!」とか、学生が言ってることも正論だと私は思う。


 外資のコンサルは知りませんが、日本のコンサルには知っている方がけっこういる。 
 が、仕事は優秀だけど起業に向く方は一人もいらっしゃいません。
 まあ、向いてれば自分でやってますわな。
 「コンサルタント(アドバイス)」と「ベンチャー」はまったく別の能力だしね。



 マスコミ凋落も、わかるわ、という感じ(泣笑)。
 私の今年の印象的な出来事は、某社某編集さんに、ちょっとしたことから、
「ああ、キンドルっていうのはね、アマゾンの電子書籍なんですよ」
 と、ご説明したことでした。ご存じなかったんですね。
 編集者さんは現役で50代、年収は1000万円をはるかにはるかに超えると思う(あんまり書くと、どこの社かすぐわかるからね)。

 あ、もちろん今回の本の担当さんじゃないですよ。
 

 いや、ご本人はいい方で…、別にまあ知らなくても、とはいえますが、
 多くは語るまい。

 つまりはそういうことです。

 若い子は逃げるよね。で、逃げて正解です。
 私だってヤです、出版業界にいて、キンドルも知らない先輩編集者の高給のためにめちゃくちゃ働かされるのは。
 でも、若手はこれからは金もポストももらえない。夫婦で働いてキンドル先輩や老人を支える……。
 が、メーカーとか、古い大手はみなこの体制でしょう。
 もちろん、中高年で頑張っている人々も、たくさんいるけれど「待遇はみんな同じ」。いや、あんまり頑張ると足ひっぱられる。


 東大生が選んだ銀行とか総合商社は、収益構造が堅固で(いざとなれば政府が特別扱いで守ってくれて)その古い体制を維持してなおかつ、一人の社員の一生に充分な保障ができる。
 いろいろ個人の気持ちはままならぬところはあるが、補ってあまりあるものがあった昔の日本です。
 商社って大小問わず、仕事はとてもおもしろいし。
 そちらを選ぶか。

 そんな辛気臭い世界はいやだー、でも日本のたいていの「まともな」企業はそうだとしたら(かつ、今後は保障も充分な給与もあまり確約されないと予想される)、残りはベンチャー、起業しかない。


 どちらにしろ、欲しい社会は自分で作るしかない。
 おもしろい時代になってきました。

中国様、南シナ海を武力占拠! 進化する『ほったて小屋』を見よ

2011年06月27日 | エッセイ
ごぶさたしております!
私、大変元気でございます。いや、時間的にはブログもできたんですが、脳のワーキングメモリーが少ないもので、何かに集中しているとなかなか手がまわりません。

 現在、やっとこさ、一段落。


 で、南シナ海が騒がしかったんでずっと書きたかったんです。これ。笑い事ではないですが、あまりにも中国様。

 詳しいことはググっていただくとして、要は地下資源争いですね。現在、特にもめているのは、黄色の南沙諸島です。

 南シナ海の小島はもともとベトナムを植民地にしていたフランスが実行支配→太平洋戦争時は日本→その後は台湾、なども主張していたが、どうも領有がはっきりしない。70年代に海底油田発見。

 その後、七カ国が「オレのもんだ!」と宣言して今にいたるわけですが、



 しかしこれ、ベトナムとフィリピン、マレーシアが争うのはわかるけど、中国様、一番遠くない ?

 地図の紫の線が、中国様の主張の領土海域ですが、その底引き網のような、ラインはよせ。



 中国様がここを領土という主張も、いちおう聞こうと思って、公式?のも調べてみたんですよ。そしたら「昔、皇帝の船がここを通ったことがある!」とか「昔、中国人が住んでいたことがある」とか、訳すのがあほらしくなってやめました……。

 自分の欲望に合わせて、何でもバンドエイドのように貼り付けるのが中国人の理屈です。

 しかし国際社会が知らぬ間に、中国様はちゃくちゃくと手を打ってました。この南沙諸島のさんご礁の上に、勝手に建物を建てたんですね。

 

そしてそれは最初はほったて小屋でしたが……。
第一代高脚屋(1988年ごろ)

http://bbs.tiexue.net/(鉄血網)



やがてそれは進化し……、

第二代高脚屋(1989年ごろ)

http://mil.eastday.com(東方軍事網から)l



ついには軍事基地に!

第三代 高脚屋 (1990年ごろ)

http://mil.eastday.com(東方軍事ネットから)

上には武装した兵もいます! すでに住んでます。

http://bbs.voc.com.cn/ から


 ♪動く標的~、狙いをつけて、燃え上がる、真昼の静けさは~ (古い!)




映画の松田優作ならかっこいいけど、靴もそろっとらん中国兵には萌えません。いや、しかし日本で一番銃の似合う男。日本も70年代まで、男が今ほど去勢されてませんでした。(優作氏は大陸の血、入ってますけどね)。え、女も女らしかったって? いや、私、小学生だったし。ハハハ。



この三代はつながってまして、(今は切れてる写真もあるな)、左から第三代、第一代、第二代。


中国のローカルマンションには、敷地を勝手に囲って自分のものにする人や、建物と建物の間にほったて小屋を作りいつのまにか自分の財産を広げる人が沢山いますが、ま、それと同じですな。

 北京の雑居四合院とかも、建国の頃に地主とか持ち主の金持ちや子孫が殺されて、持ち主不在のところにパパパパ~と勝手に住みついた人がけっこういます。何の地権も持ってない人も多い。それがすなわち「解放」。先進国では泥棒といいますが……。(別に住人を責めてるんじゃないですよ、この話は長くなるのでまた)。



で、南シナ海はこういう中国海軍で「守っている」(←中国様)。「侵略された」(←他国)

http://war.news.163.comから



進め~、我らが領土を守れ! (強い大国が資源をいただくのは当たり前じゃ~、ベトナムなんて、もともと、俺らの属国じゃ~。オレのものはオレのもの、あんたのものもオレのもの)


西沙諸島の永興島。おお、滑走路までできてます。



これは南沙諸島で、中国軍に対抗するベトナム女性兵士。

js.voc.com.cn(華声軍事網)
うーむ、大和なでしこもそろそろ竹やり訓練なんか、しないといけないんでしょうかね……。

一部、中国とベトナムが和解したとかいうニュースが流れましたが、あの軍事基地があるかぎり、誰も中国を信じないでしょうね……。 

ヨットと私

2010年11月17日 | エッセイ
海上保安庁で思い出しましたが、
私、ヨットが運転できます(もうできないかな~)。

 

カエルのTシャツを着ているのが若かりし頃の私。まだ髪が長い……(追憶)。30ぐらいですね。

マストって、風でゴーンと移動してきて人ぐらい、簡単に跳ね飛ばします。元の写真は普通の曇りなんですが、携帯で撮りなおしたんで嵐の前のように変色。




向こうに見えるのは大阪南港のATCだと思う。 下は船で多重露光撮影の練習。

 


 これは自分の船でした(とかいうとかっこいい? いや、でもほんとに。名義も)。定員八人だったかな。ちゃんと船室もあるやつ。大阪港の南港に近い公営のハーバーに泊めてました。

いや、なんで持ってたかというと、小型船舶の教習所の人にもらったんです。タダで!
免許取ってから、中古のモーターボート買おうと思って探してて、そこにも聞いたら(生徒の練習で使い古して安いのないかって。浮いたら、桃太郎のお碗の船でいいって→、あ、間違えた、一寸法師だ)「そんなに船が欲しいなら」ということで、いきなりくれて驚きました。
 よく中古の車、もうタダで人にあげたりするじゃないですか。もってても維持費(係留費、保険代等)がかかるし、といって売ってもお金になるわけでもなく、でも大事に乗ればまだまだ乗れる、てやつですね。


 あと、ヨットの世話をするのは、多少時間の自由がいります。当時はもう、会社やめてました。
 乗船は天気に左右され、台風が来た後は、見に行かないとだめ。経費節約のため、自分で船底に潜って貝落とし。底のペンキ塗りもしました。全身ペンキだらけで、私は農民工か。


 で、免許取立ての時、喜んでとにかくすぐに自分ひとりで出航したんですが(←自己過信)、まず出航で隣の一億の船にぶつけそうになり全身冷や汗。
 で、ちゃぷちゃぷと大阪港からちょっとだけ出て、そこから先はもし潮に乗ったら、私の腕ではジョン万次郎になると思って引き返しました。

 帰ってくるときは目の前に、北港から南港まで、大阪沿岸コンビナートとかが全部あるわけで、自分がどの港から出たか視覚で目標物を覚えてないとダメなんですが、全然わからず真っ青……。
 あのときほど、乗り物は道のあるやつにしておこうと思ったことはありません。

 コンパスも読めず、死ぬ気のカンで這う様にして戻りました。
 そのときの心の支えは海上保安庁。港内で「遭難」してれば普通は見つけてもらえるらしいです。


 でも、その頃に聞いたんですが、船ほど完全犯罪に向くのはないそうです。ちょっと沖に出て、後ろからボーンて海に突き落とせばそれでおしまい。船って上から助けてもらわないかぎり、上には登れません。
  落ちたら普通は発見されないし、ちょっと泳げたって、そんなうまく船こないわな。
 名画「太陽がいっぱい」でも、アランドロンが金持ちの息子をヨットから突き落として? 完全犯罪をたくらんでましたね。

でも、大阪で一番美しい、好きな景色は、川面から見る中ノ島から堂島、土佐堀です。あとやっぱり川面からみる朝焼けのOBP。最高(たしかCMにも使われてましたね)。だって浪速八百八橋の水の都だもん。この蔵屋敷がいっぱいあった堂島のあたりからいくつかの財閥が生まれました。

 私は自主独立の町人の町の大阪が大好き。
 誰がなんと言おうと、世界で一番の街なのじゃ→関西人……。

浮気する人、しない人 1

2010年07月07日 | エッセイ
月、火と気温40度、地面温度68度を越えた北京です。
昨日ちょうど、東京からお客さんが来てたんですが、あまりの暑さに観光挫折。
涼しいカフェで休憩していたときに自説を言ったら、ウケたのが、この「浮気する人、しない人」。

 いや、私、人を見るときにけっこう頭の中で分類したりするんですが、
 人もみんなそうだと思ってたら、違うんですね……。


 ちなみに浮気については、私の区分は四つ。


 浮気できるから、する人。

 浮気できるけど、しない人。

 浮気できないのに、する人。

 浮気できないから、しない人。



 つまり「浮気」について、要求「する(したい)、しない(したくない)」と能力「できない、できる」
に分けて見ているわけです。



 図で言うと、こんな感じ?


   


 右端上から、時計回りに説明しましょう。浮気の定義は一応、結婚、あるいは固定した対象がいるに関わらず、第三者と関係を持つ、にしておきます。


 右上:浮気できるから、する人。つまりこれは「恋愛強者」な「恋のビューティフルピープル」(笑)、ま、芸能人とかに多いタイプ。ルックスもいけてたり、魅力的だったり、しかも「できる」ので、スマートで大トラブルも起こさない。てか、修羅場もまた楽し、て感じ。人生謳歌でうらやましい限りです。



 右下:浮気できるけど、しない人。リッパな方です。自分の旦那には、こうあって欲しい、ーつまり「オタクの旦那さん素敵ねぇ」とうらやましがられるが、浮気しない、-と多くの女性が思うんですが、人数は少なそうです。



 左下:浮気できないから、しない人。できないからやらないし、そんなにしたいとも思わない、ゆえに対角の「ビューティフルピープル」を仰ぎ見て、素直に感嘆する、という一面があります。なんつーか、フィギアスケート選手を見ている気持ち?

 ……言いたかないですが、不肖わたくし、この区分の左下のいっちばん角におります。ま、だから観察してこんな考察するんでしょうね。情けないとも思うのですが、もって生まれたものは変わらない。



 左上:浮気できない=能力が低い=くせに、してしまう人。ゆえにトラブルも多い。右下と対象的にここの区分人口はけっこう男性が多そうです。