谷崎光 中国日記  official blog  

北京発! 2018年9月3日で北京在住18年目に突入。

中国、華北のクリークを行く、白洋淀2

2009年08月21日 | 観光
帰りは舟を葦の中に入れてもらいました。





船頭さんにいろいろ話を聞いてみます。つまり、日本軍は天津からこの河経由で、当時の華北の要所であった保定に軍需物資を運んでいました。





で、中国軍は、この芦の中に隠れていて、日本軍をやっつけるわけです。
6メートル離れていると、もう小銃も当たらなかったとか。


ちなみに時間切れでたまたま荷花大観園しか見れませんでしたが、文化園には「白洋淀雁翔隊記念館」(日本兵が強姦している蝋人形があったとか。今は不明)があったり、元妃荷園では、「日本軍をやっつけるショー」などが行われていたそうです。中国の愛国教育基地でんな。もちろん鵜飼コーナーみたいなのもあります。




 




 このあたりの人は、今はダウンジャケットの原料の水鳥を飼っているそうです。で、河で、防寒ジャケット製造が得意な天津に送ります。




舟は葦のしげみを出て行きます。





陽も暮れてきました。










中国、華北のクリークを行く 白洋淀1

2009年08月19日 | 観光
北京から車だと二時間あまりぐらいかな。

この白洋淀をはじめて知ったのは、北京大で最初に中国語をやってたときです。
高級のリーディングの教科書に、葦の中に隠れていた中国兵が、
日本兵をやっつける、という話があって、各国の外国人にまで反日教育かよ~とは思ったものの、兵士が飛び出す感じや、手榴弾が水に飛ぶ様子の描写がうまくて、いつか行こうと思ってました。




さあ、出発~!











ちょっとわかりにくいけど、つまり葦のはえてる巨大なクリークがあって、そこに観光ポイントが点在しています。そこまでは船をチャーター。







この地域自体の入場料がひとり30元、小さい船が六人まで乗れます。六時間拘束可能で一艘100元、各観光ポイント(上の赤字)がひとり30元とか、50元とか。見るの、似たりよったりだそうで、一個が二個で充分だと思う。中で泊まれたりもします。

 サイト見てもわけわからんし、来る日本人は極少だそうで、書いときます。上の舟がいっぱい付いているのが旅遊ma頭。これも二つあったり裏道もあるようです。







うおー、ゆれる! 

行った一番メジャーな荷花大観園までは手漕ぎ船で40分。ついたら一度岡に上がって、そこで遊びます。舟は待っててくれます。携帯番号、聞いておきましょう。



 遠くから蓮の花の匂いでむせ返ったってすごい!

 



    





 



 

蓮花の海の中で写真が撮れます。

そしてここだけでもまたとにかく広い。早足で見て二時間。ちゃんと遊んだら半日以上でしょう。




クロスしたとこの、ちっちゃいのが舟ね。




花摘み船は乗船無料で、摘んだ花代を払います。花一本5元、葉っぱ2元とか。有料の舟もあったかな。みんな、降りるころは葉っぱを帽子にしてコロボックル状態。


 午後だから、花は閉じてます。


さあ、帰りの船ではクリークに突入。(続く)