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感動中国! 世界中にチャイナタウンがある本当の理由

2010年04月03日 | 観光
広東省、開平……。

  

こんなのがいる、ぼうぼうの草むらの中をたどっていくと……。(広東は南国だからね)。

 わー、なんだ、これは。

しかもいくつも、いくつも。その数、3000だったっけ……。今は1800棟ぐらい残ってます。

車で走っていても、あちこちにある。村一つ、こんなのばっかりだったり。村でご飯食べたら、テーブルの横の鳥小屋から、生きた鳥出してきて、ま横で「殺害」され、料理になって出てきました。


 

 



門はこんな風に頑丈で、よーく見ると、うえに銃用の穴があります。

「こんばんわ~」と訪ねていくと、上から黙ってズドン!

 

 

お部屋は洋式。一階ごとに、上から正・太太(タイタイー奥さんです)、第二太太、第三太太、第四太太…と住みます。中国は儒教の影響で妻妾同居が多いです。これが山西省になると、平面で一院に正・太太、二院に第二太太……。妻妾花火、上から見るか横から見るか、あ、違うか。

 


こういう形の家もあります。


  
この華南は華僑たちのふるさとでもあります。建物は戻ってきたじいさんとかが、海外の記憶をたどり、地面に杖で描いた絵などを元に建ててます。


思うに世界中どこにもチャイナタウンてありますが、それがなぜか本当の理由を知っている人は、日本でも非常に少ないと思います。そしてそれがときに数少ないジャパンタウンとかぶる訳も。
 これがわかれば、幇も華僑ネットワークも黒社会も華僑金融も、今の中国の国際性も本質がつかめるかと。


 あの人たちの悲しみも喜びも非情も人情も、彼らはきっと知って欲しいが知って欲しくないでしょう。日本とは違う、激しいダイナミックさにひかれます。


 ちなみに広州から開平へ行くまでの、仏山郊外には、趣味人の官僚が作った清暉園という春に行くと、それはそれは美しい夢のような庭園があります。南国の花が咲き乱れ、天国のよう。(絶対、春に行ってね!) 


    

  ステンドグラスは、イタリアから輸入の板ガラスに中国で加工。
 今頃騒いでいるけど、この国、四千年、格差社会ですがな。

 

広州は飲茶もうまい。

 

蛇とか、腸粉とか。

  
お土産に買った龍が、肉食で北京まで連れて帰るのに、苦労しました。レストランで、「白切鶏」を食べさせています。
 うま~。


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