丹波路鉄道日記

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深夜の無人駅で。

2014-04-29 22:33:04 | DE10・DD51(ディーゼル機関車)
昨夜、日が変わってから間もない無人駅に、それは姿を現しました。


工9898レ DE10-1106号機[豊]+ホキ800形6B 下滝駅
入線時の画像は、ハイビームのためにナンバーが読みづらい画像になってしまいましたが、初めてまともにDE10のホキ工臨を撮影できました!

このホキ工臨は、播但線・寺前でバラストを積み込み、福知山支社管内の路線にバラストを撒くために走行します。
通称「寺前工臨」と呼ばれ、牽引機には主に福知山電車区豊岡支所所属のDE10-1106号機が担当し、イレギュラー的な感じで、同じく豊岡支所所属のDE15が牽引したり、網干総合車両所宮原支所所属のDD51が牽引したりすることもあります。

今回の工臨では、福知山線・下滝~福知山間でバラスト散布を行った模様です。


さて、下滝駅に到着したホキ工臨。牽引するDE10-1106号機は、一度動画で深夜に撮影したことはありましたが、こうしてじっくり撮影できるのは初めて。
あいにくの雨でしたが、傘を差しながらバルブしました。

雨粒がレンズについて、なかなか思うように撮れない・・・(^^;

今回のホキ工臨は、下滝駅で折り返す運用だったため、ここで機回しが行われます。

反対側のホームに回り、正面からも撮影しました。機回しのための作業員の方が、乗っていらっしゃいますね。

しばらくして、機回しが開始されました。今回は時間に余裕もあったためか、ゆっくりと時間をかけて機回ししていました。新人研修も兼ねていたのですかね・・・?


さて、また反対側ホームへ回り、今度は連結を撮影しました。

ホキの手前で一時停止。連結の準備をします。

そして、「ガシャン」。
しっかり連結されました。



連結後は、前から編成をバルブ。2枚ほど載せます。

ライトは強いままだったので、なかなかナンバーまでは読みづらいですが(^^;

2枚目は、少し横から。

夜の無人駅にたたずむ工事列車・・・。趣がいいですねぇ(^^)

下滝からは、2エンド前で運転されました。


しばらくすると、バラストを撒く時に足元を照らす投光器の明かりが点きました。



反対側からも撮影したかったので、跨線橋の上からバラストを積んだホキを撮影し、移動しました。

こうして、バラスト満載のホキを上から見ることも初めてですねぇ(^^)



こちらの方が、上の編成写真よりもナンバーは読みやすいでしょうか・・・?

運転室に作業員の方が続々と乗車していき、いよいよ現場へ向けて出発です。


最初のバラスト散布現場は下滝~谷川ということだったので、追いかけて見に行ってみました。

丁度下滝と谷川の中間あたりで、バラスト散布の現場を見ることができました(^^)
その様子は動画で撮影しました。またYouTubeに投稿しますので、ご覧ください!


バラスト散布を見学しながら追いかけ、谷川駅手前の世花踏切で撮影していると、踏切の上で停車しました。

下滝~谷川
この踏切までが散布区間だったようで、作業を行っていた作業員の方が、続々と運転室へ戻っていきました。


しばらくして発車しましたが、数十メートル進んでまた停車。
「谷川駅入線は20分後。」という無線が聞こえてきたので、「まだしばらく撮影できるな。」と思い、停車しているところをバルブしました。

下滝~谷川
目からビームを発射←
暗かったですが、何がいるかわかる程度には撮影できました。

少しサイドから。

深夜の田舎の旧県道。通る車はほとんどいませんでした。
・・・と、ここでカメラのバッテリーが赤く点滅しだしました。ヤバい・・・。

とにかく、バッテリーが切れるまで色々な角度から撮影しました。
機関車の後ろからも。


しばらくすると、静かに発車していきました。
「朝まで、頑張って!」
そう思いながら、見えなくなるまで見送りました。


追っかけはここで終了。ゆっくりと家に帰りました。


今回ホキ工臨を撮影して、人知れず行われる深夜の作業が日々の鉄道の安全を支えているんだということを再認識しました。
雨の日も、鉄道の安全のために作業してくださる方々には、本当に頭が下がりますね。
今回の作業でも、実際にバラストを撒く作業員の方以外にも、踏切封鎖をする業者などもいて、下滝駅には最初、30人以上の方が集結していました。
ただただ、感謝ですね!