田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

推薦入試

2018年12月19日 | 学校風景
今年度の推薦入試もあと1か月になりました。

来年に引き続き、今年も自分の子供が高校受験の時期なので、今までよりも受験に関する事柄により関心が出てきます。

推薦入試についても、これまで福岡県内の高専の推薦入試を意識したことがなかったのですが、調べてみると有明高専も北九州高専も久留米高専と同じ日(1月19日(土))に実施されるようですね。
毎年度同じ日に開催されているのかどうかわかりませんが、ここら辺の日程はもしかしたら高専機構で指定しているのかもしれません。

また、久留米高専の推薦入試では各学科8名程度と募集要項に記載されていますが、例年10人程度が推薦入試で合格しています。合計では50名程度でしょうか。推薦入試の志願倍率は大体2倍位になっています。

一方、有明高専の場合は推薦入試で100名程度が合格するらしく、推薦入試の志願倍率はここ3年間では大体1.2倍程度(有明高専のホームページより)となっていまして、推薦入試での倍率を見てみると久留米高専の方がかなり高くなっています。

久留米高専か有明高専のどちらを受験するのかで迷った場合、推薦入試が可能であれば有明高専を選んだ方が合格する確率は高くなりそうですね。

逆に学力選抜の場合は、150名が合格できる反面、有明高専は100名しか合格できませんので、仮に全体の志願倍率が久留米高専と有明高専で同じだった場合、久留米高専の方が学力選抜の実質的な志願倍率は低くなりますので、久留米高専の方がより受かりやすくなるのかもしれません。
(両校の志願者が全体で400名の場合、学力選抜の実質的な志願倍率は久留米高専で350÷150=2.33倍、有明高専で300÷100=3倍)

中学生の皆さんも受験校を選ぶ時期に来ていると思いますが、久留米高専を選んでくれる中学生がより多いことを期待しています。
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