本日亀井静香氏が派閥の長をやめることを表明した。
亀井氏は果たして自民党と袂を分かち新党を結成するのだろうか?
仲の良かった人と決別することを「袂を分かつ」と言う。しかし具体的にはその情景が思い浮かばない。
袂がきものの袖の部分をあらわすなら袖を切り取ることだろうか?
あるいは着物の袂にはいろいろ大事なものが入っているはずだからそれを分けるという意味だろうか?
袂は手本とも書き本来二の腕の部分を . . . 本文を読む
200頁強の小著であるが箱入りである。
文化史という題名がついているので日本文化論的な部分があるのかと思ったが、そういうところはなく、純然たる日本服飾通史である。
この厚さで古代から現代まで記述するのだから無味乾燥にならざるを得ない。一言でいって教科書のような本だ。
因みに鹿島出版会は建築やデザイン関係の良書を多く出しているシブイ出版社だ。
訂正とお詫び
越中文俊さんの「褌ものがたり」ですが、増 . . . 本文を読む
地元の花火大会に行った。花火を見るのは3-4年ぶりになるか?生憎の雨模様だが、何とか雨をしのげる場所を確保。100円均一で買ったゴザを敷き、細君手作りのおつまみにビールで見物。最高。
浴衣は今年くのやで買ったもの。紅梅地に絣風の印刷がしてある吊るしの量産品だ。湿度が高かったこともあり浴衣はぐっしょりである。こういうときは自分でどんどんあらえる浴衣は便利だ。
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きものを着るときの下着は褌を愛用している。
褌には大きく分けて越中褌と六尺褌がある。越中褌は漫画「いなかっぺ大将」の赤褌でおなじみの紐がついているもの。六尺褌は単なる一枚の長い布を締める。お祭りなどでみる褌はこの六尺褌だ。
この越中褌と六尺褌は締めた感じがまるで違うため好みが分かれる。パンツでいうならブリーフ派とトランクス派があるように、褌にも越中派と六尺派があるようだ。
自分はというとその日の気 . . . 本文を読む
箱根神社の薪能に行った。
能は小袖曾我、狂言は清水。
広いとはいえない箱根神社境内の神楽殿を利用した小規模の薪能だ。
席は有料だが自由席。心配で、開場よりかなり早めの時間に行ったのが功を奏し、前の席でみることが出来た。
山の中の神社は良い感じである。薪能に来ると火と言うものには魔力があるといつも感じる。
きものは小千谷の縞に袖なし紗羽織。 . . . 本文を読む