きもの文化史 河鰭実英 1966 鹿島出版会 2005年08月15日 | きもの古書室 200頁強の小著であるが箱入りである。 文化史という題名がついているので日本文化論的な部分があるのかと思ったが、そういうところはなく、純然たる日本服飾通史である。 この厚さで古代から現代まで記述するのだから無味乾燥にならざるを得ない。一言でいって教科書のような本だ。 因みに鹿島出版会は建築やデザイン関係の良書を多く出しているシブイ出版社だ。 訂正とお詫び 越中文俊さんの「褌ものがたり」ですが、増 . . . 本文を読む