『昭和のキモノ』 小泉和子 河出書房新社らんぷの本 2006年09月11日 | きもの図書室 この本 『昭和のキモノ 和服が普段着だったころ』 は、東京大田区にある「昭和のくらし博物館」の第六回企画展「昭和のキモノ展」の図録をもとに再構成したものらしい。 150頁足らずの小さな本だが、豊富な図版と多角的な視点で昭和の和服の歴史を知ることができる貴重な本である。 なにしろ日本の服飾史に関する一般の本では、江戸時代までの和服に関しては詳細だが、明治以降は「いかに洋装化されたか」に比重が移り和服 . . . 本文を読む