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ボルネオ紀行 8月23日 カパライでダイビング

2007年09月22日 12時43分42秒 | ボルネオ旅行記
 午前はカパライのリゾートの下でダイビングでした。

 Time In: 9:10   Time Out: 9:56 Dive Time: 46min
 最大深度 20.2m 平均深度: 15.5m
 開始時タンク圧:220 終了時タンク圧:50
 透明度:7m程度 水温:29.5℃

 サンゴが育っているあたりを素通りして一気に20mを越える深度まで潜行をすると、海底は美しい真っ白な砂地であった。そこでは、いろいろな魚がのんびり休んでいる。

 まず見つけたのがジョーフィッシュの一種。
 オスが口の中で卵を守る「口内保育」をすることで有名です。



 
 ダイビングがたどたどしいので、近づくと穴に隠れてしまいましたが、口の中にプチプチと小さなものがあるのが分かるでしょうか?これが卵です。この個体も抱卵中です。
 哺乳類ではだいたいメスのほうが子育てに中心的に関わりますが、魚類の場合にはオスが子育てをすることが多いような気がします。そのあたりの進化も不思議ですね。

 つぎにいたのはハナミノカサゴ。
 日本近海にいるミノカサゴよりもヒレのひらひらが大きいです。
 毒をもっているので、必要以上に接近してはいけません。



 このポイントには、何艘かのボートが沈んでいて、それが漁礁になっています。
 そのボートのひとつにフロッグフィッシュがいました。
 和名はカエルアンコウ。以前はイザリウオと呼ばれていましたが、「イザリ」っていうのが四肢の不自由な人が這って移動することを指すそうで、魚類学会で改称されました。



 ヒレが足のようになっていて、海底をノソノソ歩き回っています。
 奇妙な格好で、顔もキモカワイイ系で、ダイバーには人気です。
 このカエルアンコウはとっても大きくて20cmくらいありました。

 船の下にも大きな魚がいっぱいいます。



 徐々に浮上していきます。
 今度は、コチの仲間のクロコダイルフィッシュがいました。



 たしかに口が大きくてワニのように見えますね。
 


 この魚はおいしいらしく、シーフードショップでも時々見かけます。

 だいぶ浮上してきて、深度5mで安全停止です。
 どうやら減圧不要限界を超過してしまい、7分間の安全停止が必要とダイブコンピュータが教えてくれています。ちょっと海の世界に夢中になりすぎたと反省。
 とはいえ、そんな場所でも、海は僕らを飽きさせることなくさまざまな生き物を見せてくれます。




 別の種類のカエルアンコウです。
 体長は5cm程度。
 黄色い色をしていますが、茶色の模様をつけていて、サンゴに藻がついているように見えますね。擬態の一種なんだと思います。



 群れの魚も、相変わらず多いです。
 そうこうしている間に、ダイブコンピュータから浮上の許可がでたので、ゆっくりと浮上。
 今回は、お魚いっぱいのダイビングでした。
 午後はいよいよ憧れのシパダン島に行きます。



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