Lou Reed - My Red Joystick
ルー・リードが1984年にリリースしたアルバム『ニュー・センセーションズ』から
セカンドシングルとしてリリースされたのが「マイ・レッド・ジョイスティック」である。
MVは「I Love You, Suzanne」のMVと関連している。もしも恋人に付き合ってダンスを
しなかった場合が描かれている。見て分かるようにジョイスティックとはテレビゲーム用の
操作レバーのことである。
「My Red Joystick」 Lou Reed 日本語訳
リンゴのひとかじり目がイヴを賢くして
二かじり目で男たちの心の傷つけ方を学び
三かじり目で自分の美しさの誇示の仕方を学んだが
「もう十分だ」ということが分かるもう一かじりを
彼女は決してしなかった
もう十分だ
もう十分「いただきました」ということだ
おまえはドレスも宝石も
俺を食傷させるメロドラマが映るテレビも手に入れられる
俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
ただ俺の赤い小さなジョイスティックのためなんだ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
ただ俺の赤い小さなジョイスティックのためなんだ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
ただ俺の赤い小さなジョイスティックのためなんだ
イヴはアベルにキスをして
アベルがカインに殺された原因を作った
アブラハムは妻を追い出すために
自分の息子を諦めた
全能の神でさえ言葉を発する時には
塹壕から地獄の方へ向かって
全ての人類に対して語った
ポルシェも持って行け
子供たちも持って行け
蓄えも持って行け
絨毯も持って行け
俺の哀れで弱った心からバラも持って行ってもいいが
俺の赤いジョイスティックは残していって欲しい
俺の赤いジョイスティックは残していってくれ
俺の赤いジョイスティックは残していってくれ
俺の赤いジョイスティックは残していって欲しい
イヴはリンゴのサイダーを飲み
良質のリンゴのワインを醸造し
リンゴで煮込み料理を作った
彼女は楽しく過ごす方法を知っていた
彼女は寝室にやって来てスカートをたくし上げ
「もしも生半可な知識が危険を招くのならば
私が死ぬ前に少し分けて欲しいわ」と言い放った
それならばイヴ
俺のリンゴをかじってみろよ
俺はおまえが最高にセクシーだと思っているよ
ただ俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
俺の赤いジョイスティックのためなんだ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
ただ俺の赤い小さなジョイスティックのためなんだ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺がおまえに放っておいて欲しいと頼んでいるのは
ただ俺の赤い小さなジョイスティックのためなんだ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティックは残していってくれ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティックは残していってくれ
俺の赤いジョイスティック
俺の赤いジョイスティック