Barry McGuire - Eve Of Destruction (1965)
日本においても「明日なき世界」として多くのミュージシャンにカヴァーされている
バリー・マクガイアのオリジナルを和訳してみる。
「Eve Of Destruction」Barry McGuire 日本語訳
東側の世界が急に様相を変えている
突然暴力が起こり
銃に弾丸が装填される
君たちは十分に大人になったのに
やることは投票ではなく人殺し
戦争なんか信じていないのに
君たちが携行しているその銃は何なんだ
ヨルダン河にさえ死体があちらこちらに浮かんでいるのに
僕の友人である君は僕に何度も言うんだね
僕たちが「崩壊前夜」にいるなんて信じられないと
僕が言おうとしていることが
君には理解できないのだろうか？
僕が今日感じている恐怖が君には見えないのだろうか？
ボタンが押されるならば
僕たちに逃げ場所は無いんだ
墓穴にはまっている世界を救える人なんかいない
周囲を見回してみれば
間違いなく君は恐怖を感じる
僕の友人である君は僕に何度も言うんだね
僕たちが「崩壊前夜」にいるなんて信じられないと
僕の血は沸騰し過ぎて固まりつつあるような感じだ
僕はただ凝視するためにここに座っている
僕は真実を歪めることはできない
戦場に規則がないことは知っているけれども
上院議員の一部の厄介者たちは法案を通そうとしないし
行軍だけでは調和や統合をもたらすことはできない
人間の尊厳が傷つけられるのならば
こんな狂気な世界はただフラストレーションを起こすだけ
僕の友人である君は僕に何度も言うんだね
僕たちが「崩壊前夜」にいるなんて信じられないと
共産中国の存在が憎悪の的だと考えながら
アラバマ州のセルマ市の方を見まわす
君はここをほんの四日間留守にしてもいいけれど
君が戻ってくる時
多少古びても同じ場所なはず
ドラムの連打により自尊心と恥辱が高鳴る
君は殺した相手を埋めることはできるが
形跡は残すな
近所の住人が嫌いでも礼儀は忘れないように
僕の友人である君は僕に何度も言うんだね
僕たちが「崩壊前夜」にいるなんて信じられないと
僕たちが「崩壊前夜」にいるなんて信じられないと
