映画『紙兎ロぺ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?
2012年/日本
‘自由研究’から‘実験’へ
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
「映画『紙兎ロペ』つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」というタイトル通りに、5月早々に、夏休みの自由研究を夏休み最後の日にまでとっておくことの危険性を啓蒙するための作品として見るならば、それ相応の価値を誰でもが見出せるはずであり、3D作品全盛期に敢えて‘平面’にこだわる‘時代錯誤’も評価されるべきであるのが、それでも映画として見るならば、作品冒頭の紙兎ロペと紙リスのアキラ先輩が早朝に泳いでいる学校のプールの背後に掲げられている、第58回目の座禅技能選手権に出場が決まった斉藤教頭の出場を祝う横断幕から始まるカットごとの滞りのないギャグの連なりは、マニアとしては決して嫌いではないものの、‘紙’という絶対的に見栄えの不利なキャラクターにおいて、映像として最もダイナミズムを感じたシーンが後半のクライマックスではなくて、前半のカワグチの登場シーンであるというところが、何とも惜しいような気がしてしまい、そもそも映画化自体が危険な賭けであるのだから、もっと映像的に大胆な冒険を犯しても誰も文句は言わないであろうから、続編を観た後に評価をしたいと思うが、‘つづき’においては‘自由研究’ではなく‘実験’を行うべきであろう。たぶんアレがああいう風にか、こういう風にかなると思う。
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記事によると放送前から87年に放送されたTBS系ドラマ『パパはニュースキャスター』の
類似を指摘されたために、脚本を担当した酒井雅秋が内容の一部の変更を余儀なくされ
たり、主演のオダギリジョーが「子どもが苦手で家族モノを断り続けてきた」にも関わらず、
引き受けてみてみたものの、やはり子供嫌いが隠しきれずに嫌な感じが画面から漂って
しまい、オダギリが悪いのか演出が悪いのか定かではないが、不運が重なっているのは
確かであるのだが、根本的に私はオダギリジョーの気取った感じが好きになれず、だから
もちろん『家族のうた』など見ていないのであり、打ち切られても困る事は何もないのである。
ちなみにビデオリサーチの調べでは、13日放送分(第5話)の視聴率は、関東地区では
前週比0.2%増の3.3%だったらしい。これだけ話題になっても面白くないと上がらない。