ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

曖昧表現

2017-12-06 | 政治
晩秋の宮ケ瀬湖  この時期の水の色は深い緑になる

時々国会放送を聞くが、野党議員の質問に対しイエス/ノーをはっきり答えず
のらりくらりもって回った回答ではぐらかすのが多い。
まじめに答えると問題を残す事案だからだろうが、あまりにもひどい。
政治家の場合そのような対応ができる政治家でないと生き残れないのだろうが。

曖昧表現で思い出したが、昔現役時代に聞いた話
彼が会社の副社長と一緒に通訳として米国の会社に出張した折、
相手の会社から「xxxについてどうですか?」という考え方を質問され
副社長の回答を通訳して話したところ、相手は
結局YesなのかNoなのかどちらですかと再度質問した。
彼が通訳すると副社長は怒り出し、
「君は私の言っていることをきちんと通訳しているのかね?」
肝心なことを煙に巻いて曖昧に表現することができるかどうかが日本では重要なようだ。