ケンのブログ

日々の雑感や日記

春も近いし

2019年01月30日 | 日記
寒い日が続いても日中太陽が照ると
それなりに暖かいなと思う。
日差しもだんだん春になっているように思う。
もちろんまだまだ寒いだろうけど。
100円ショップにおいてある
ファッションの通販カタログが
春号になっていた。
そのそばには節分の豆や鬼のお面がおいてある
コーナーがある。
それは服の販売はもう春になるだろうなと思う。
となりの町の私鉄の駅で
上りのエスカレーターが点検中だった。
僕は下りのエスカレーターにのって
その点検中の上りエスカレーターを眺めていた。
僕が傍らを通ると点検中の作業員の方が
フーッと息をはいて「しんど」と小声で言った。
それはこの寒いなか屋外で
ずっと作業をしていたらたまには息をはいて
しんど、と言いたくなると思った。
まあ、そうやって息をはいて気分転換を
はかりながら一日が過ぎていくといいのだけれど。

僕が購読している今日の全国紙に
松平智子さんという方が相撲について
語った記事が載っている。
松平さんは栃錦と若乃花の相撲に言及して
「(栃錦は)若乃花と四つに組んでから
ああこういう勝ち方があるんだという技を見せてくれた
至福の時でした」と語っておられる。
ちょっとこの記事を読んで栃錦と若乃花の勝負の
映像をユーチューブでみたのだけれど
例えば昭和35年の春場所での両者全勝対決では
左のがっぷり四つでの攻防になっている。
面白い攻防と言えば面白い。
差し手を抜いて相手の上手を腰のしたに握り落とすような
回しの切り方は今時あまり見ないけれど
この一番のなかで栃若ともにそういう上手の切り方を見せている。
やはり今の相撲とはずいぶんちがう面もあるなと思う。
栃若の相撲とは趣がちがうけれど
輪島と北の湖の相撲も左四つの攻防が主だった。
思えばこの頃まではずっと四つ相撲が多く
また当時は栃若もまだ親方や協会幹部として
力士を指導していた時代なんだなと思う。
だから、輪島 北の湖のころの土俵はまだ
それでも栃若の時代の土俵に似ているのだと思う。
今の時代は四つになろうとしてへたに回しを
狙いに行くとそこを逆に突きおこされてしまう。
松平さんは今の相撲に関して
取り口が直線的、丸い土俵と使いきっていない
と評しておられる。
あるいはよつに組む前に
一気の出足で勝負がついてしまう昨今の
相撲に言及しておられるのかもしれない。
僕も四つの攻防が多かった昭和の相撲の
映像を時々見ては、懐かしいなと思うこともあるけれど
もう一度あの時代の相撲をとは思わない。
今は今の土俵を充実させていってほしいと思う。
栃錦 若乃花昭和35年春

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