ケンのブログ

日々の雑感や日記

校長先生の評価

2019年01月31日 | 日記
もう一月も末日で本当に早いなと思う。
しかし、振り返ってみると結構いろんなことがあったなとも思う。
やはり年のはじめだし。
今日、僕がすんでいる地域は久しぶりに
昼間から雨模様になっている。
最低気温 最高気温トータルで見ると
今日はそれほど今の時期にして気温が低いわけでは
ないのだと思う。
しかし、曇っているのでかなり寒く感じる。
逆に電車の中など室内は暖房が暑く感じられて
脱いだり着たりが結構面倒だなと思う。
ちょっと気になるニュースがある。
大阪市の校長先生の
人事評価に生徒が取ったテストの点数が
反映されるようになるというニュース。
大阪府と大阪市独自の学力調査結果を
小中学校の校長の人事評価に反映させると
書いてあった。
校長先生の人事評価に生徒が取ったテストの点数を
反映させると
校長先生が生徒にテストを頑張らせて
テストの点数がよくなり
つまりは学力が高くなるかどうか。
客観的に検証することはきっと難しいと思う。
だから数値的にこのような決定がよい方向に
いくのかそうでないのかは
予想がつかないけれど
僕はこういうやりかた好きではない。
負の側面の方に目がいってしまう。
僕が勤めていた予備校では
クラス担任の評価に
生徒の模試の成績も加味されていた。
するとその負の側面としてどういうことが
現れるか。
まず、授業を欠席しがちな生徒はテストの点数が
よくない傾向にある。
そしてテストの日も欠席しがちな傾向にある。
欠席しがちな生徒を励ましてテストを受けてもらうと
点数がよくないのでクラスのテストの平均点が
さがってしまう。
すると点数によってつけられるクラス担任の評価は下がる。
欠席しがちな生徒を励ましてテストをうけさせた結果
クラス担任の評価はさがってしまう。
そうすると欠席しがちな生徒はいっそのこと
テストを休んでくれた方がいいと思ってしまう。
そうすればテストのクラス平均点は高くなるから。
これは僕が予備校で体験したことなので
そのまま市立小中学校にあてはまるかどうかわからないけれど
あてはまったら怖いなと思う。

あと全国学力テストをめぐって
過去問題を生徒にやらせる先生がいて
それではテスト対策の結果として点数が
あがってしまうのでそういうことは
しないように、という通達が
かつて文部科学省か文部科学大臣からでたことが
あるように記憶している。
これはどんな試験でも過去問題をすることが
どれほど有効かを物語るひとつの証拠では
あると思う。
しかし、テストの問題の傾向に沿ったことを
公立の学校でやらせることはちょっと具合が
よくないかもしれない。
などということを考えてしまう。

生徒の学力が低いから校長先生を
テストの点数で評価して
先生に頑張ってもらいます
というのはわかりやすい話と言えば
そうなのだけれど
いったいどうなるのだろう。
まあ、それなりにうまくいくことを願ってはいるけれど、、、。
校長先生の評価


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