goo blog サービス終了のお知らせ 

合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

 中国の通関士?

2008-06-10 23:16:53 | 通関士

  貿易実務ダイジェスト(日本関税協会発行)の
  6月号が届いた。

   面白い記事ばっかりだったので、
   朝の電車では、

   新聞も小説も読まず、
   ひたすらこの小冊子(672円)に集中していた。

  1つ目が

   「AEO制度の構築に向けた通関制度の整備について」

    ちょうど、自分の講座でも、後回しにしていた
    特定保税承認、特定保税運送、認定通関業者を

    終えたばかりで、少し知識があったからかな、

    この記事で、要点が確認でき、背景・展開も理解できた。


  2つ目が

   「中国版AEO制度について」

    外国の通関や貿易に関する制度には興味はあるものの
    日本の「通関士試験」の対策講座しか頭になかったので

    今まで自分で壁を作って避けてきた部分です。

    AEOという言葉に引かれて、
    読んでみました。

    お国柄というか、特色があって面白かったですね。

    中国の通関士に関する部分だけ、
    意訳して抜き出すと、
    
     中国では輸出入企業が自ら通関申告を行うケースが多く、
     通関士は輸出入企業にも設置する必要があるそうだ。

     中国税関は、昨年、試しに
     通関士の業務能力に3つの標準を設けたそうだ。
     通関士の格付け(?)なのかな。

      助理通関士

       実務担当者として
       通関申告書の作成、
       通関業務の現場における対応を行う

      通関士

       相対的にレベルの高い管理業務に重点。
       書類の再審査、通関品質、通関手順に対する
       管理業務

      高級通関士

       業務全体の管理、指導や計画の策定。
       組織の設計、通関業務体系とリスクの管理、
       企業の発展戦略管理


    この2つの記事から、
     AEOが世界の流れになっていることが分かるし、

     以前作った頁も参考にして頂けると有り難い↓

      通関士講座(改正点の背景):「AEOって何だ?」
     
      先日の勉強会で、
      AEOという言葉を、知らない人がいたのでビックリした。

      与えられた教材を覚える能力に長けていても、
      情報を自ら積極的に捜すのは、

      意外と苦手な人がいるのかも知れない。

      しかし、通関士という資格試験
      これからは情報収集力がモノを言う時代になるような
      気がしますね。

    
  3つ目が

    「連載 貿易実務入門(第9回)」

      内容は、輸出入通関手続と関税制度

      入門とついていますが、AEOも紹介されていて
      豊富な情報がコンパクトに整理されていて
      参考になりました。

   
   さあ、最終の新快速に間に合うかな・・・・?

     朝読めなかった
     朝刊と小説(ハゲタカII(下))を読もう!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする