合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

よいお年を

2010-12-31 22:17:59 | ひとりごと
雪の草津から米原を越えて今、長浜に来ています。
朝から大変な雪で、電車にしようか、
でも荷物が多いし、

タイヤ交換がどこも混雑して
やっと午後7時過ぎに到着し、
少し雪かきをして、

今年、最後に何か書こうとパソコンに向かいました。
テレビでは小林幸子・・・
母ちゃんの独り言を聞きながら、

さて、このブログ、696個目の記事になるらしい。
随分お世話になりました。

 随分、遠くまできたものです。

 天満のソフト会社が
 プレゼン用の部屋が空いてるから

 教室を探してる人に貸しますよ~

 というネット広告を見て

ちょうど、その頃、某大学のエクステンションで

 通関士講座が土曜日の午後からだったので
 土曜日の午前中だけ貸してもらえますか?
 と訪問したのが切っ掛けです。

平成17年の1月だったかな?
 多分、6年くらい前の話です。

 そこの社長から、

  これからは、ホームページやメールマガジンの
  時代じゃないですよ。

  是非、ブログを作ってみてください。

 私
  ・・・ブログって何?

当時、サラリーマン時代からの習慣で
マップを作って、隙間を探す癖がありました。

 どうせ、ローンウルフなので
 狭い分野で一番を狙う作戦でした。

 メールマガジンはそれで成功していたので

 ブログもマップを作ってみると
 誰も通関士試験について作っていない
 つまり、マップ上で空きのスペースばかり。

 早い者勝ち!

 ということで、最初の頃、

 講座の受講生も今の10倍位、
 といっても関西の大学へ出かけて教えていただけですが。

 更に、このブログを愛読して頂いた読者の方も
 今の5倍以上だったかな。

 毎日のように、書いていたように思います。

 懐かしく思い出しながら、
 もうすぐ新しい年を迎えますが、
 
 このブログ、初心に戻って
 これから世界に飛躍しようとする若者を
 応援していきたいと思います。

 よい年をお迎え下さい。

 


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貿易実務検定 vs 外向きな若者

2010-12-24 02:25:56 | 貿易実務検定
内向きって何か問題なの?

 日本人の留学生の数が少ないので、
 このことをもって
 近頃の若者は「内向き」という人がいる。

 これは、
 日本人で英語を話せる人が少ないので
 このことをもって「日本人は英語べた」、
 というのとよく似た言い方ですね。

 良く目にする新聞、テレビ、ネットなどで
 誠しやかに一方的に発信されるので
 そうかなと思ってしまいそうですか、

 これは本当だと思いますか?

私は何だか違和感を感じますね。

 日本人の留学生が少ないのは、
 日本に帰国すると就職が不利になるから、
 という情報が蔓延して、断念する若者もいると聞く。

 企業が、国際ビジネスに向いた人財を
 留学経験者に向けるのであれば、
 
 安心して留学する若者も増えるし
 それをサポートする家族も増えるでしょう。

 だから、
 企業が現在の状況を把握して海外市場に活路を求め、
 必要な人材を留学経験者に求めるようになれば
 事情は自然と変ってくる。

 企業が「外向き」になれば、
 若者も「外向き」になるように思えるのです。

 いや、違う!
 俺は外国には行きたくない派もいるでしょうが・・

英語も同じですね。

 大学受験で、英語を話せる人を求めるような
 出題をしてませんね。

 私も英語の講座を去年から通年で始めましたが
 英語を話すことこより「これは副詞ですか?」
 というような無意味なことに興味を持っている人が
 いますね。
 
 私は、答えたくないので、
 そんなん、どうでもええのに・・・
 と思いながら、

 そのまま使えるように練習しておいてね、
 と言って、次に進みます。

 企業の採用試験でも英語のレベルは
 英検2級以上とかTOEIC600以上とかを要求し、

 仕事に通じる「話せる英語、書ける英語」を要求しませんね。
 就職に必要ないことは勉強しませんよね。

 「英語を話せない」「英語べた」であるかどうかより
 その能力を企業が求めるかどうかが問題です。

 企業が変れば、「英語力」は向上し、
 学生も、「内向き」から「外向き」に変りますよ。

最近の報道で、そのような企業が現われた聞いて

 嬉しいですね。
 就職セミナーを英語でする。質疑応答も英語。

 大阪の学生が言ってました。
 そんなセミナー参加したい!

 人事が変れば企業が変る
 企業が変れば学生が変る。
 学生が変れば日本が変る。
 

もっとも、企業が変るかどうかは別として

 「外向き」の人は、
 マスコミの報道を否定するかのごとく
 既に沢山います。

 私の知ってる人は、
 英語中国語の勉強をしたり、
 通関士や貿易実務検定の勉強をしていますね。

 貿易実務検定と言えば、

 12月5日に実施された貿易実務検定の合格発表が
 検定協会のHPに載っていますよ。
 受験された方は、ご確認くださいね。

 貿易実務検定C級に合格された方は、貿易実務検定B級

 貿易実務検定B級に合格された方は、       
  準A級は3月には実施さないので外国為替3級などと

 常に、上のスキルを求めて前進してくださいね。

 そういう、
 外向きの人を、来年もサポートしていきたいですね。



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海外移転と法人税

2010-12-16 04:10:12 | 就職&仕事
随分、大昔から言い尽くされていることに
企業の海外進出=海外移転=海外逃亡の原因は

 円高だけではなく、

 内需が期待できない
 法人税が高い

 という理由も考えられる。

貿易実務検定の教科書などでは、
円高を中心に説明されていて、

 その結果、産業の空洞化が起こり、
 ますます日本の経済が悪くなるように
 書いていたと思います。

 この問題は貿易実務検定C級レベルでの出題で
 深く突っ込む必要はないのだけど、
 
 キャリア・プランを立てる上でも
 考えておかないと方向を見誤るのではないかと
 余計なことを考えて書き始めました。

 資格試験のオフ・シーズンでもあるので、
 少し一緒に考えてみたいと思います。


最近、昨日あたりの新聞報道では
日本は、法人税を5%引き下げるそうですね。

 それでも、まだまだ高いそうですが、
 環境税なども導入して、
 その5%の効果を少なくするようなこともするそうで、
 何を考えているのやら。

そんなに税金を集めて何に使ってるのか?
 しっかり仕分けをすればいいのに。

 学校なんかでも、
 定員に達しないと講座は開講しないので、講師は首。
 これが、庶民の現実です。

 犠牲になるのはボーナスも退職金も貰えない
 私の講師仲間たちです。

税収以上の数の大臣、官僚、国会議員は不要。
派遣大臣、派遣官僚、派遣国会議員にすれば、
世の中が見えてくるのではないか?

 もちろん、
 仕分けの原則はナンバー1を狙わないことでしたね。

 日本の法人税は、税収の構成比では、

 アメリカ(15.1%)、イギリス(11.5%)、フランス(8.2%)、
 ドイツ(9.9%)と比較して最も高い(28.1%)、
 という記事が載っていました。

 法人税ではナンバーワンらしい。
 ぜひ、仕分けをすべきだ。

 などと忘年会の席で憂さ晴らしをするのですが・・・

 
政治家・官僚主導で
経済の悪循環のサイクルがフル回転していて

 日本のマーケットも縮小し始めて長い、
 内需が期待できないとなると、
 日本でのビジネスは苦しい。

 日本を見限って、
 新天地を見つけて
 日本の企業は海外移転するしかない。

 様々なリスクを覚悟の上で
 生き残りを掛けてグローバル企業を目指す。

 毎日のように、私の周りの人たちが
 お仕事で中国に出張したり、
 長期滞在をしている。

 最近は、中国だけではありません。
 バングラデッシュ、インド、ベトナムなど、
 男も女も関係ありません。
 ドンドン出かけています。

  そんな必要性から、
  通関・貿易が守備範囲の私でさえ
  外部の講師を呼んで中国語講座を始め、

  次年度にはベトナム語の勉強会も
  企画しているのです。
 
そこで必要な人材は?ということを、

 これからお仕事をされる方、
 これからお仕事をお考えの方は、

 どのようなスキルを持っていれば良いのか?
 どのような人材が必要なのか?
 そのような企業で活躍するために何を準備すべきか?

 ということを予測した上で、
 必要な知識を身につけたり、
 資格を目指すべきでしょうね。


先週の土曜日、以前勤めていた会社のOB会でも

 その話題がでてましたね。

 日本の会社だけはありません。
 外資系企業も同じです。

 日本のマーケットが期待できない以上
 日本に長居をする必要はない、
 法人税の安い国に移転しよう!

  OB会のメンバーの関心は年金だけですが、
  人とのつながりを大事にする人たちで
  多少のコネ(影響力)のある人もいるので、

 それで、昔の後輩はどうするのだろうか?
 一緒に外国へ行くのかね、
 いや、行って仕事ができるだろうか?

 という話題が出てましたね。


小手先の法人税率5%下げだけでは
素人目から見ても期待薄でしょうね。

 優良企業は、先を争って海外移転です。
 もう、この流れは止めようのないものとして、

 それぞれの人が自己防衛に走る時期じゃないでしょうか?



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独、来夏に徴兵制廃止

2010-12-14 10:35:34 | 通関士
40年前、ヨーロッパの友人から

 「日本が羨ましい!」

 と良く聞かされました。

 理由は、

  兵役がないから。
  軍隊に行かなかくて良いから。

 平和ボケの私には、
 実感として何も感じることができなかった。

  多くの国には徴兵制というのがあって
  一定期間、軍隊で過ごす義務があって
  規律ある国民を養成しているが

  日本には、そのような制度がなく、
  精神的にも肉体的にもひ弱な若者が育つ。

  などと屁理屈を述べたものでした。


若い人は、徴兵制度って何?

 「ちょうへいせい」って読みます。
 国家が国民に兵役に服する義務を課す制度のことです。

  
今朝(12月14日)の日経朝刊の8面に

 ドイツ政府が2011年夏に
 徴兵制を廃止する方針を固めた、

 という記事を見つけ懐かしく思った。


日本にいると、周りに危険が一杯なので
なぜ、廃止するのか?

40年前と一緒で、まったく理解できない。
非生産的な軍事より、生産・貿易などで
国力をつけようということなのか?

 ネットなどで調べてみると;

 欧州統合も進展して
 周囲は友好国ばかりとなり必要がなくなったから。

  そうなんだ。
  ドイツの周りは友好国ばかり。
  やはり、平和は良いですね。

  平和で自由貿易ができて
  GATTの理想に向かっていますね。

  じゃ、日本は?
  周囲は、ならず者国家ばかり。

  でも、戦争を放棄し軍隊もないので
  徴兵制などあり得ない。

  戦争以外の方法で生きる道を選んだ結果、

  国民を抑留されても拉致されても
  固有の領土・領海を侵犯されても、歯を食いしばり、
  TPPにも目を向けず鎖国へと踏み出した。

  大丈夫?


 軍の役割は国防から海外派遣へと大きく転換し、
 アフガニスタン駐留も続き、戦死者が増えている。

  素人軍隊よりプロ軍隊が必要ということか?

  じゃ、日本は
  自衛隊を派遣するときには武器を持たせない。
  他の国の軍隊に守って貰わないといけない。

  軍事貢献できない分は金で埋め合わせをする。
  という外交努力を続け、国際的には評価は低い。


 財政難だから
  
  これが一番の理由らしい。
  少数のプロ集団に切り替えることで
  人件費や国内の兵舎の維持費を削減できる。

  じゃ、日本は?
  ありがたいことに財政難だ。

  それに、この分野に支出しても
  たいした票にならない、
  というのが本音のようで寂しい。


40年前にも話題になったのは、
兵役の免除について、
 
 遠い記憶でドイツ語は超入門級の私には
 内容は何も記憶に残っていないのだけれど

 ネットで調べると、

  アメリカの元大統領のビル・クリントンは
  カナダに留学して徴兵を巧みに回避したとか
  面白そうな例がいくつも載っている。


 ドイツの徴兵制は、兵役を拒否できる代わりに
 福祉活動に従事するという代替案があるそうです。


 あなたなら、この制度、利用しますか?

  単位目当てとか履歴書に書くためのボランティアは
  私は友達から誘われても利用しないと思いますが、

   ひ弱な私、集団に馴染まない私は、
   兵役免除と交換なら、多分、利用するでしょうね。

  ドイツでも
  兵役に就く若者よりも
  半年間ボランティアとして働く若者の方が多いそうです。

   2009年は対象者45万人うち兵役に就いたのは
   何と7.6万人だそうです。

  この影響がどう出るか興味ありますね。

   福祉活動に従事するボランティアが減って、
   病院や幼稚園の経営が難しくなる、
   という意見がありましたが・・・・

  さて、この徴兵制廃止は2000年ごろから
  ドンドン増えているそうですね。


 さて、何で長々と書いてきたかというと

  日本には、徴兵制がないので
  その期間、好きなだけ勉強できる。

  難関の通関士試験を受験する人に

  だから軍隊に入ったつもりで、
  朝から晩まで必死で頑張れ!

   という口実が使えなくなるので、
   最後の記念に書いてみました。

   最後までお付き合い有難うございました。
 


コメント (3)
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通関士試験:初めての人に情報提供

2010-12-09 23:14:40 | 通関士
来年(平成23年)、通関士を受けてみようかなと
情報収集をされている方が沢山いらっしゃるようです。

 このブログも随分長い間、色んな記事を書いているので
 通関士等の用語を入れて検索すると結構ヒットするらしく

 色んな問い合せや相談を頂いています。

 でも、本当に何もご存知でない方も多く、
 一人一人にメールで作文をするのも疲れてきて

 申し訳ございません。
 今日から手抜きを始めました。

 ご質問の前に、
 この2つを読んで頂くようにしたのです。

  (はじめての通関士試験)
  「初受験のための入門の入門」 (3/22/'06)
  (はじめての通関士試験)
  「超入門ガイダンス」 (12/09/'10 改訂) 
  この2つのページでご質問の8割は解決できます。
 
感想としては、
通関士試験を甘くお考えの方が多いようです。

 難しいよ!

 と脅かすのは趣味ではないのですが

 軽い気持ちで何となく受験して
 受かるような試験ではありませんので
 正直にお伝えしています。

 でも、それをわかった上で、
 挑戦してほしいと気持ちもあるのですが、
 メールでその気持ちを伝えるのは難しいですね。

 
良く頂くのは、貿易実務検定と通関士試験を
どちらを先に受けるべきかという質問ですね。

 この質問に正解はないと思うのです。
 お仕事の状況とかによって変わってきますよね。

 通関業者にお勤めであれば、
 即、通関士を狙うべきですよね。

 そうでないなら、
 まずは、貿易実務から入っていって
 貿易の全体の流れの中で通関に位置づけを把握し、

 通関に興味を持てれば、それから
 通関士の勉強を始めても遅くはないと思いますね。

 色んなご意見もありますが、
 いきなり合格率10%を切る超難関資格は、

 準備運動をせずに走り出すようなもので
 途中で筋肉の痙攣や呼吸困難に陥る危険性があると
 思うのですが如何でしょうか?

 

 

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