The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

シチサス・スコパリウス Cytisus scoparius

2017-11-30 10:11:54 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、エニシダ属、地中海沿岸地域原産、

学名:Cytisus scoparius、和名:エニシダ(金雀枝)

英名:Common Broom、Scotch Broom、Broom、English Broom、

2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

シチサス・スコパリウス Cytisus scoparius。表示名は学名の音読み。

 

高さは1~3メートルほど。

 

主茎は5センチほど。

 

開花は春から夏にかけて。

 

夏の終わりには実は黒く熟す。

 

心臓や神経系を冒す有毒なアルカロイドが含まれている。

 

 

 

 

 

シチサス・スコパリウス Cytisus scoparius でした。

©2017 MUZVIT

 

ポルトガルの野の花もくじ

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シレネ・キリアタ Silene ciliata

2017-11-29 09:34:55 | ポルトガルの野の花

ナデシコ科、Caryophyllaceae、マンテマ属、多年草、

学名:Silene ciliata、英名:Elegant catchfly、西名:Silene ciliada、Herba fetgera、

2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

シレネ・キリアタ Silene ciliata の花。表示名は学名の音読み。

 

晩春から夏に咲く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シレネ・キリアタ Silene ciliata でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ・ローマ神話に登場する牧羊神シレーヌスに因んでいるという説、或いはギリシャ語のsialon(=薬用種サルビア)に因む等の説がある。種小名は「縁毛のある、腺毛のある」の意。

シレネ・キリアータはナデシコ科の一年草である。本種は、地中海沿岸地方の標高1100~2700m山間部の、概して花崗岩地帯の岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。茎は直立或いは斜上し、草丈は30㎝程度となる。全草に絨毛が密生する。根出葉は線状披針形で、先端部は円頭、ロゼットを構成する。茎葉は、根出葉よりも長さも短くなり、葉幅も狭くなり、葉柄を持たず茎に対生する。根出葉も、茎葉も、葉の中央部で下方に凹み船底形となる。基部は葉柄を持たず茎に対生する。葉には白色の短細毛が多く見られる。6~8月頃、茎頂に1~3個程度花をつける。花径は2㎜程度の筒状花で花冠は5裂する。花色は淡桃色~白色で、花弁の先端部は2深裂する。花弁の先端部は日光を浴びると内側に巻き込む。萼筒は円筒形で、その外側には桃紫色の条紋が走る。 シレネ・キリアータ GKZ植物事典より 

 

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トリフォリウム・レペンス Trifolium repens

2017-11-28 09:13:42 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、

学名:Trifolium repens、和名:シロツメクサ(白詰草)、クローバー、オランダゲンゲ(阿蘭陀蓮華)、シロレンゲ(白蓮華)、オランダウマゴヤシ(阿蘭陀馬肥)、ミツババナ(三葉花)、トリフォリウム・レペンス、

英名:White Clover、Dutch Clover、Ladino Clover、葡名:Trevo-branco、

2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2014年4月7日、コスタ・アズール地方で撮影

 

トリフォリウム・レペンス Trifolium repens の花。表示名は学名の音読み。

 

茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。

 

花期は春から秋。

 

花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんのりピンク)。

 

雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。

 

 

 

日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地味を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。

 

近縁の植物に、ムラサキツメクサ(アカツメクサ Trifolium pratense)、ベニバナツメクサ (T. incarnatum)、タチオランダゲンゲ (T. hybridum)、ツメクサダマシ (T. fragiferum) などがある。

 

トリフォリウム・レペンス Trifolium repens でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、昔は、この草をガラス製品等が割れないように輸送荷物の安全のためにパッキング材料に用いたことから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「匍匐する」の意。

シロツメクサはマメ科の多年草である。茎は地に伏して分枝して広がる。葉は互生し、長い柄の先に3枚の小葉がつく。小葉はハート型で、表面に白緑色の斑紋が表れる。葉の腋から10~20㎝の長い花茎を出して、多数の白い蝶型花を球状につける。花期は初夏から初秋まで。わが国へは弘化年間(1844~48)に渡来している。 トリフォリウム・レペンス GKZ植物事典より

 

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オフリス・スコロパクス Ophrys scolopax

2017-11-27 09:02:55 | ポルトガルの野の花

ラン科、Orchidaceae、オフリス属、中東~南欧~地中海沿岸地方~エーゲ海沿岸地方~北アフリカ原産、

学名:Ophrys scolopax、和名:オフリス・スコロパクス、ヤマシギラン(山鴫蘭)、ヤマシギハチラン(山鴫蜂蘭)

英名:Woodcock Ophrys、Woodcock Bee Ophrys、Woodcock Bee-orchid、Woodcock Orchid、Deep Forest Ophris、

2014年3月23日、4月27日、2015年4月29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

オフリス・スコロパクス Ophrys scolopax の花。表示名は学名の音読み。

 

花の直径は2cmほど。

 

草丈は10~30cmほど。内陸部にはあまりなく沿岸地域に多く見られる。

 

一つの花茎に4~20ほどの花をつけ、下から順に咲く。

 

地中海沿岸や中東などに分布。

 

石灰岩の岩場や草むらなどの地上に自生。

 

花弁の色には濃淡があり、舌弁の模様も微妙に異なる。

 

オフリス属では比較的遅くに咲き始める。

 

オフリス・スコロパクス Ophrys scolopax でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のophris(=眉毛)を語源としている。種小名は、ラテン語で「シギ(鴫)」の意で花姿が似ていることを示している。

オフリス・スコロパクスはラン科の多年草である。本種の属するOphrys属は地中海沿岸地方に約20種(変種が多いと言われている)分布し、英名ではその花姿からSpider orchidとかBee orchidと呼ばれている。花は、本属の特徴である昆虫を思わせるような擬態花である。本種の場合、学名の種小名では、「シギ(鴫)」となっているが、英名では「ヤマシギ」とされている。本種は、概して原産地の項に記した地の石灰質土壌で開けた草原地帯に自生の見られる野草である。草丈は10~60㎝程度となる。葉は、根際から5~6個の披心形の葉をつける。葉は、全体的にはロゼット状となり、基部は葉柄状と化し、先端部は尖る。葉の表面には平行脈が走る。葉は晩秋に地表に現れ、開花時にはほぼ黄色くなっている状態となる。3~6月頃、花茎を立ち上げ3~10個程度の花をつける。花径は2㎝程度で、掲載した写真に見られるような昆虫に擬態した花姿を見せる。花色は個体差が大きいという。いずれにしても昆虫に擬態化して、昆虫を招き受粉を媒介してもらうことになる。 オフリス・スコロパクス GKZ植物事典より 

 

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シレネ・ラティフォリア Silene latifolia

2017-11-26 09:34:22 | ポルトガルの野の花

ナデシコ科、Caryophyllaceae、シレネ(マンテマ)属、西アジア~ヨーロッパ、地中海沿岸地域原産、2年草、

学名:Silene latifolia、和名:ヒロハノマンテマ(広葉マンテマ)、マツヨイセンノウ(待宵仙翁)、

英名:White Campion、葡名:Assobios、

2011年3月10日、2016年2月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年5月19日、エストレマドーラ地方で、2015年6月13日、2016年6月13日、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影

 

枝分かれしてまばらな円錐花穂を出し、短い柄の上に白花をつけ、夕方開花して香気を出す。

 

茎は直立し、茎毛密生、茎上部腺毛白あり、雌雄異株。

 

高さは40~80センチほど。

 

花茎の先に3センチほどの花弁に裂け目のある白い花をつける。

 

種小名のラティフォリア latifolia は「幅の広い葉」という意味。

 

 

 

 

 

和名のマツヨイセンノウ(待宵仙翁)は夕方から花が開くので、同様に夕方から開くマツヨイグサの名を借り、また同じナデシコ科のセンノウの名を借りたものだという。

 

シレネ・ラティフォリア Silene latifolia でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、夜開性のセンノウの意から。属名は、ギリシャ神話の酒神バッカスの養父であるシレネスの名に因んでいる。種小名は「広葉の」の意。

マツヨイセンノウはナデシコ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の沿海地で、概して日当たりの良い砂壌地に自生する。草丈は30~70㎝程度。全草に白色の細毛が密生し,触れると幾分粘り気がある。葉は、長さ3~10㎝、幅0.5~3㎝程度の披針形~長楕円形で、茎に対生する。葉の縁部は全縁、先端部は鋭頭で、両面には細毛が密生する。5~6月頃、花径2㎝程度で白色の5弁花をつける。本種は夜開性で、朝には萎んでしまう。開花時には芳香を放つ。本種は、雌雄異株で、人間と同じような染色体、つまり、雄株はXY、雌株はXXの染色体を持ち、染色体研究の対象物とされる。我が国へは明治期に観賞用に導入されたが、その後、今日では各地で帰化状態にある。 シレネ・ラティフォリア GKZ植物事典より 

 

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オフリス・ルテア Ophrys lutea

2017-11-25 09:21:47 | ポルトガルの野の花

ラン科Orchidaceae、オフリス属、地中海沿岸地域のヨーロッパと北アフリカイタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、北アフリカ、モロッコ、シリア原産、

学名:Ophrys lutea、和名:キバナミツバチラン(黄花蜜蜂蘭)、オフリス・ルテア、

英名:Yellow Bee Orchid、葡名:Erva-vespa、

2013年4月下旬、2014年3月17日、28日、4月7日、2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

オフリス・ルテア Ophrys lutea の花。表示名は学名の音読み。

 

草むらに花茎を延ばす。

 

花の直径は2cmほど。和名は英名からの直訳。

 

草丈は10~30cmほど。

 

属名はギリシャ語のophris=眉毛が語源。

 

種小名の lutea は黄色いの意。

 

黄色い水仙ナルキスス・ブルボコディウム Narcissus bulbocodiumと一緒に咲いている。

 

3月末はまだ新鮮な姿。

 

草原や石灰岩の石ころの中に自生。オフリス・ルテア Ophrys lutea でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、英名からの直訳。属名はギリシャ語のophris(=眉毛)を語源としている。種小名は「黄色の」の意。

キバナミツバチランはラン科の多年草である。本種の属するOphrys属は地中海沿岸地方に約20種(変種が多いと言われている)分布し、英名ではその花姿からSpider orchidとかBee orchidと呼ばれている。本種は、原産地の項に記した地で標高1400m以下の草原や低木林下の概して石灰岩質の土壌地帯に自生の見られる地生蘭である。草丈は10~30㎝程度。葉は楕円状で先端は尖り、基部が茎を包むようにして全体的にロゼット状に広がりを見せながら根出する。3~5月頃、花茎を立ち上げ、上部に総状花序を出し、掲載した写真に見られるような黄花で径8㎜程度の花を3~8程度つける。本種の場合、蜜蜂に擬態しているが、他のオフリス属の仲間のような唇弁が毛で縁取られることはなく無毛である。 オフリス・ルテア GKZ植物事典より 

 

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アンティリス・ヴルネラリア・コッキネア Anthyllis vulneraria var.coccinea

2017-11-24 09:39:13 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、クマノアシツメクサ(アンティリス)属、ヨーロッパ原産、北アフリカ、ヨーロッパから西アジアに分布。

学名: Anthyllis vulneraria var. coccinea 別名:Anthyllis vulneraria ssp.iberica、

和名:クマノアシツメクサ(熊の足詰草)、

英名:Kidney Vetch、Lady's-fingers、 Red kidney Vetch、Red lady's Fingers、

2014年4月7日、2015年4月29日、5月5日、2016年6月1日、5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

アンティリス・ヴルネラリア・コッキネア Anthyllis vulneraria var.coccineaの花。表示名は学名の音読み。

 

山の道沿いにも咲く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大西洋を望む断崖で強風に耐えて必死に生きている。

 

アンティリス・ヴルネラリア・コッキネア Anthyllis vulneraria var.coccineaでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名が学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のanthos(=花)とiolos(=産毛)の合成語から。種小名は「傷を治す」の意。変種名は「赤色の」の意。

アンティリス・ヴルネラリア・コッキネアは、マメ科の一年草である。本種は、原産地の項に記した広い地域の石灰岩質な土壌に分布する野草である。本種にも帰化状態にあることが報告されているクマノアシツメクサからの変種として分類される。草丈は5~40㎝程度となる。茎は複雑に分枝をする。葉は奇数羽状複葉で、小葉は狭楕円形である。葉には,白色の細毛が密生する。4~7月頃、径1~2㎝程度の花序を出し赤色の小花を多数つける。花はマメ科特有の蝶形花である。英名にLady's fingerとあるように、白色の萼筒の先に、小形のマメ科特有の蝶形花をつける。 アンティリス・ヴルネラリア・コッキネア GKZ植物事典より 

 

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ケンタウリウム・マリティムム  Centaurium maritimum

2017-11-23 09:38:51 | ポルトガルの野の花

リンドウ科、Gentianaceae、ケンタウリウム属、、地中海沿岸地域原産、常緑多年草、薬用、

学名:Centaurium maritimum、和名:キバナセンブリ(黄花千振)、

英名:Yellow Centaurium、Yellow Cantaury、Gentian of the Beach、Sea Centaury、

葡名:Centaurea-marinha、Genciana-de-praia、

2013年5月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年5月31日、コスタ・アズール地方で撮影

 

ケンタウリウム・マリティムム  Centaurium maritimumの花。表示名は学名の音読み。

 

 

 

 

 

 

 

海辺近くに生育する。

 

 

 

 

 

 

 

ケンタウリウム・マリティムム  Centaurium maritimumでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は学名の音読みから属名は、古代ギリシャ語の植物名kentaurionに由来していると言う。種小名は、「海浜の、海岸の」の意。

ケンタウリウム・マルティマムはリンドウ科の多年草である。草丈は5~10㎝程度となる。茎は直立し、上部で疎らに分枝をする。葉は楕円形で、全縁、鋭頭、無柄で茎に対生する。4~7月頃、茎頂に円錐花序を出し、径1.5㎝程度で黄色い筒状花をつける。花冠は5裂する。本種は、シマセンブリ属の中で唯一の黄花種である。ケンタウリウム・マルティマム GKZ植物事典より 

 

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トゥベラリア・シャランサ・グッタタ Tuberaria xalantha guttata

2017-11-22 09:47:30 | ポルトガルの野の花

ハンニチバナ科、Cistaceae、トゥべラリア属、地中海沿岸地域原産、1年草、

英名:European frostweed 、Spotted rock-rose、葡名:Tuberária-mosqueada、

2010年4月22日、2013年5月6日、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影

 

トゥベラリア・シャランサ・グッタタ Tuberaria xalantha guttataの花。表示名は学名の音読み。

 

赤いタデ ルメックス・アセトセラ Rumex acetosellaと混生。

 

 

 

 

 

 

 

オレンジ色の花アナガリス・アルベンシス Anagallis arvensisと青い花アナガリス・モネリー Anagallis monelliなどに囲まれて。

 

 

 

 

 

トゥベラリア・シャランサ・グッタタ  Tuberaria xalantha guttataでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のtuber(=根茎)を語源としている。種小名は「斑点のある」の意。

ツベラリア・グッタータはハンニチバナ科の一年草である。本種は、地中海沿岸地方の日当たりの良い未開拓地や茂みなどに自生する野草である。概して酸性土壌を好むという。地下に大きな根茎を持ち、茎は直立し、草丈は5~30㎝程度となる。本種は、全草が白色の細毛に覆われる。根出葉は、長さ3㎝、幅1.5㎝程度の楕円状でロゼットを構成するが、開花時には枯れてしまう。茎葉は楕円状で2~5対が対生する。上方では互生する場合もある。4~7月頃、茎上部に総状花序を出し、径1~2㎝の5弁花を数個つける。花色は黄色で、中央部には赤褐色~暗赤褐色の斑点模様が入る。花弁のサイズや斑点模様の入り方は個体差が大きい。花後には卵形の蒴果をつける。 ツベラリア・グッタータ GKZ植物事典より

 

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オルキス・イタリカ Orchis italica

2017-11-21 08:48:22 | ポルトガルの野の花

ラン科、Orchidaceae、ハクサンチドリ(オルキス)属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Orchis italica、和名:オルキス・イタリカ、

英名:Naked Man Orchid 、 Italian Orchid、葡名:Flor-dos-macaquinhos-dependurados

2014年3月10日、28日、2016年2月16日、29日、3月8日、10日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影。

 

オルキス・イタリカ(学名:Orchis italica)は、ラン科の植物の一種。表示名は学名の音読み。

 

「オルキス・イタリカ」は、ラテン語で「イタリアの蘭」の意である。

 

成長すると50cmほどの高さになり、群落を作ることも多い。

 

独特の形をした花弁は、帽子(僧帽)をかぶった人の姿をしていると見立てられることがよくある。英語では Naked Man Orchid(「裸の男の蘭」の意)とも通称される。(wikipediaより)

 

 

 

 

 

道端の崖にも群落が見事。

 

 

 

オルキス・イタリカ Orchis italicaの花でした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のorchis(=睾丸)に由来し、塊根の形状が丸いことから。種小名は「イタリアの」の意。

オルキス・イタリカは、ラン科の多年草である。我が国の山地に自生の見られるハクサンチドリの仲間である。本種は、地中海沿岸地方の日当たりの良い草原に自生が見られるという。草丈は50㎝前後程度で、概して群落を構成して自生しているという。細かい花を具に観察してみると、帽子を被った裸の男のようにも見えることから、各国では様々な呼び方をしている。更に、「ラン」は、orchis(オルキス)と総称されるが、これは、ギリシャ語では「睾丸」の意である。これはギリシャの博物学者テオフラテスが本種の地下にある球茎が新旧2個並んでいる姿を見て命名している。根出葉は、幅広の線形(?)~狭楕円形で、ロゼット状に広がり、縁部は波打ち状となり、先端部は尖り、基部は幾分細まる。茎葉は縁部の波打ちは消えてすっきりとした全縁状態となり、先端部は尖り、基部は茎を抱く。3~6月頃、長い花茎の先に総状花序を出し、径3㎝程度で淡桃紫色の小花を多数つける。 オルキス・イタリカ GKZ植物事典より 

 

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オルキス・アンスロポフォーラ Orchis anthropophora

2017-11-20 09:50:43 | ポルトガルの野の花

ラン科、Orchidaceae、ハクサンチドリ(オルキス)属、西ヨーロッパ~北アフリカ原産、

学名:Orchis anthropophora、英名:Man orchid、Man bearing orchid

葡名:Erva-dos-rapazinhos、Erva-do-homem-enforcado

2014年3月10日、28日、2016年2月25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

オルキス・アンスロポフォーラ Orchis anthropophoraの花。表示名は学名の音読み

 

背丈10~40センチ、花は極小さく、5ミリ程度。地中海沿岸、中央、西ヨーロッパ、イギリスなどに生息。

 

 

 

 

 

岩の割れ目にもひっそりと咲いている。

 

 

 

 

 

 

 

オルキス・アンスロポフォーラ Orchis anthropophoraでした。

©2017 MUZVIT

 

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のorchis(=睾丸)に由来し、塊茎の形状が丸いことから。種小名は「人の形をした」の意。

オルキス・アントロポフォラは、ラン科の多年草である。我が国の山地に自生の見られるハクサンチドリの仲間である。本種は、ヨーロッパ西部の広い地域から北アフリカにかけて自生の見られる地生ランである。概してアルカリ性土壌で、標高1600m以下の草原や樹林下~林縁、牧草地等の斜面に自生するという。地中海沿岸地方の日当たりの良い草原に自生が見られるという。地下に球形~卵形の塊茎を2個持ち、太い根を地に指す。草丈は40~60㎝程度となる。葉は幾分厚味のある楕円状で、根出葉はロゼットを構成し、茎葉は、鞘状に茎を巻くことが多い。4~6月頃、茎頂に総状花序を出し、径3㎝程度で緑色~黄褐色の花を多数つける。開花時には異臭を放つ。英名に、Man orchidとあるが、個々の花は、裸の人間がヘルメットを被ったような形状を見せる。因みに、「ラン」は、orchis(オルキス)と総称されるが、これは、ギリシャ語では「睾丸」の意である。これはギリシャの博物学者テオフラテスが本種の地下にある球茎が新旧2個並んでいる姿を見て命名している。 オルキス・アントロポフォラ   GKZ植物事典より

 

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リシヌス・コムニス Ricinus communis

2017-11-19 09:57:18 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウゴマ属、熱帯東部アフリカとインド原産、常緑低木、

学名:Ricinus commnis、

和名:トウゴマ(唐胡麻)、別名:ヒマ(蓖麻)、カラエ(唐衣・加良荏)、カラカシワ(加良加之波)、

英名:Casor-oil Plant、Palma Christi、Wonder Tree、

葡名:Mamona, Mamoneira、Tártago, Ricino、Ricino mamona、Carrapateiro、Palma christi、

2012年9月、2014年7月30日、9月2日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

リシヌス・コムニスRicinus communisの花。表示名は学名の音読み。

 

種子から得られる油は、ひまし油、印刷インキなどと広く使われているが、種にはリシンという毒たんぱく質がある。

 

 

 

日当たりの良い荒地に生育する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リシヌス・コムニスRicinus communisでした。

(C)2017 MUZVIT

 

 

 

GKZ植物事典より 和名は、「唐」は中国からの渡来植物であることを意味し、「胡麻」はゴマのように油を得たことによる。別名のヒマは漢名の「蓖麻」の音読みから。属名のRicinusとはラテン語で「ダニ」の意。種子の形状から。種小名は「普通の、通常の」の意。

トウゴマは、トウダイグサ科の一年草である。原産地では、高さ10mにも達する低木又は宿根草と言うことである。しかし、降霜のある地では、草丈2m程度までの一年生となる。葉には光沢があり、ヤツデの葉のような形状となる。花色はクリーム色で、雄花は花序の上部に、雌花は下部にと分かれて開花する。開花期は9~10月。果実は緋色の刺を持つ。一般的にヒマシ油を得るために栽培される。幕末にはアメリカ産の種子が渡来している。 リシヌス・コムニス GKZ植物事典より

 

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ビトゥミナリア・ビトゥミノサ Bituminaria bituminosa

2017-11-17 10:21:10 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、ビトゥミナリア属、西アジア~南欧~北アフリカ、地中海沿岸地域原産、

学名:Bituminaria bituminosa、

英名:Arabian Pea、Pitch Trefoil、葡名:Erva-da-baganha、Trevo-bituminoso、

2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2013年4月29日、2015年4月27日、コスタ・アズール地方で撮影

 

ビトゥミナリア・ビトゥミノサ Bituminaria bituminosaの花。表示名は学名の音読み。

 

地中海とカナリア諸島全体で固有のもの

 

標高0メートルから2,000mに及ぶ低木や森林の縁、 険しい地層にも生息している。

 

沿道や牧場、荒地などには一般的に見られる。

 

 

 

 

 

ビトゥミナリア・ビトゥミノサ Bituminaria bituminosaでした。

©2017 MUZVIT

 

GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから属名は、ラテン語のbitumen(=瀝青・天然アスファルト)とaria(=所有する)の合成語から。種小名は「瀝青、天然アスファルトのような」の意。

ビトゥミナリア・ビトゥミノーサは、マメ科の多年草である。本種は、全草に点在する樹脂腺から天然アスファルト(ビチューメン:Bitumen)特性の異臭を発する。茎は白色の腺毛に覆われる。茎は上部で分枝をする。草丈は20~100㎝程度となる。葉は3出複葉で、小葉の形状は多様となる。葉には腺毛が多生する。4~5月頃、茎頂並びに枝先から長い花茎を伸ばし、径3~5㎝程度で半球状の花序をつける。花序内には15~25個の花が集まる。花色は桃紫色~青紫色で、形状は唇形となる。花後の果実は長さ2㎝程度の卵形で果皮には刺があり、先端に長い嘴状突起をもち、果皮の外側は褐色の細毛に覆われている。果実の中には単一の種子が内包される。 ビトゥミナリア・ビトゥミノーサ GKZ植物事典より

 

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コロニラ・ヴァレンチナ Coronilla valentina

2017-11-16 09:33:52 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、コロニラ属、ヨーロッパ南西部~南東部、地中海沿岸地域原産、常緑低木、

学名:Coronilla valentina、和名:コロニラ・ヴァレンチナ

英名:Glaucous Scorpion-vetch、Sea Green、 Mediterrenean Crow Vetch、Scorpion Vetch、

葡名:Pascoinhas、Serra-do-reino、

2014年3月28日、4月10日、2016年2月8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影

 

コロニラ・ヴァレンチナ Coronilla valentina の花。表示名は学名の音読み。

 

高さ1mほどになり、春から夏に黄色い花を咲かせる。

 

ヨーロッパの南東部から南西部に分布。

 

砂地や岩礫地に生える。

 

葉は羽状複葉で、倒卵形の小葉がつく。

 

晩春から夏にかけて、散形花序をだし、熟れた「もも」のような芳香のある黄色い蝶形花を咲かせる。(Shu Suehiroより)

 

 

 

 

 

コロニラ・ヴァレンチナ Coronilla valentina でした。

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GKZ植物事典より 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のcorona(=副花冠)を語源としている。旗弁が際立って大きいことからと推測される。種小名は「スペイン・ヴァレンチナ地方の」の意。

コロニラ・ヴァレンチナはマメ科の常緑樹である。樹高は最大で2m程度の灌木である。葉は羽状複葉で、小葉は倒卵形である。3~7月頃、枝先に、散形花序を出し、鮮黄色の蝶形花をつける。花には芳香がある。 花後には長さ1~5㎝程度の莢果を下垂する。本種の渡来時期不詳。本種は、南欧原産の樹種であるが、北米では帰化状態にある。コロニラ・ヴァレンチナ  GKZ植物事典より

 

 

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トリフォリウム・カンペストレ Trifolium campestre

2017-11-15 09:43:46 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産、一年草、

学名:Trifolium campestre、和名:クスダマツメクサ(くす玉詰草)、ホップツメクサ

英名:Large hop clover、Hop trefoil、Field clover、Low hop clover、

葡名:Trevão、Trevo-amarelo、

2010年4月15日、ポルトガル、エストレマドゥーラ地方で、2014年4月27日、2015年5月5日、2016年2月16日、6月9日、コスタ・アズール地方で撮影

 

トリフォリウム・カンペストレTrifolium campestreの花。表示名は学名の音読み。

 

花序が薬玉のように見えることから。また、受粉後に花弁が大きくなり、ホップの雌花に似ていることからホップツメクサともいう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花と果実。

 

トリフォリウム・カンペストレTrifoliumc ampestreでした。

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GKZ植物事典より 和名は、花姿から。別名に見られるhopとはアサ科のセイヨウカラハナソウのことで、花姿がその雌花に似ていることから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「原野生の」の意。

クスダマツメクサはマメ科の1年草である。か細い茎を持ちジザグザグ状に立ち上がり、草丈は50㎝程度となる。茎は途中で良く分枝をする。葉は3出複葉で茎に互生する。小葉は長さ5~15㎜程度、幅5~8㎜程度の卵形~楕円形で上半部の縁部には鋸歯を持ち、基部に近い縁部は全縁となる。6~8月頃、茎頂に穂状花序を出し、黄色い小花を多数(20~40個程度)つける。花は径5㎜前後程度の蝶形花であるが、やがて褐色へと変化する。花後には長さ3㎜程度の莢果をつけ1個の種子を内包する。 本種は、現在、世界各地で帰化状態にあり、我が国も例外では無く、昭和18年(1943)に横浜市で発見され、現在では国内各地で野生化していることが報告されている。 トリフォリウム・カンペストレ GKZ植物事典より

 

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