The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

テウクリウム・サルヴィアストルム Teucrium salviastrum

2021-03-09 09:46:07 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、ニガクサ(テウクリウム)属、イベリア半島原産、多年草、

学名:Teucrium salviastrum、

葡名:Pólio、Pólio-montano、Têucrio、

2016年6月15日、7月16日、2017年5月23日、7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

花期は 5月~7月中旬まで。

 

標高 900m~1300m までの高山に自生。

 

内陸部に自生。山の茂みや岩の切れ込みなど石の多い傾斜地などに自生。花の直径は 5ミリほど。草丈は 20cm ほど。 

 

花穂は 10cm ほどで 20輪 ほどの花を下から順に咲かせる。葉はテウクリウム属独特の長楕円形で肉厚で対生。

 

標高1800mほどの岩山にも生育するテウクリウム・サルヴィアストルム Teucrium salviastrum でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語で、ディオコリデスによってこの属につけられた名前 teucrion を語源としている。種小名の語源不詳。(ラテン語の salvia=サルヴィアと struma=瘤の合成語からと推測される。

テウクリウム・サルヴィアストルムはシソ科の多年草である。本種は、イベリア半島の標高900~1300m程度の高地に自生の見られる野草である。概して岩場の割れ目等に自生するという。草丈は20~30㎝程度となる。葉は1,5㎝程度の卵形~楕円形で、縁部には不規則な粗鋸歯を持ち、先端部は円頭、基部ではみじかい葉柄に連なり茎に対生する。6~7月頃、茎頂に総状花序を出し、径5㎜程度で紅紫色の唇形花を10~20個程度つけ、下方から上方へと咲き上がる。(GKZ植物事典より) 

 

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