マメ科、Fabaceae、シャジクソウ(トリフォリウム)属、南ヨーロッパ原産、耐寒性一年草、
学名:Trifolium incarnatum、
和名:クリムソンクローバー、ベニバナツメクサ(紅花詰草)、ストロベリーキャンドル、
英名:Crimson Clover、Italian Clover、葡名:Trevo-vermelho、Erva-do-amor、Trevo-encarnado、
2013年5月、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月22日、コスタ・アズール地方で撮影、
トリフォリウム・インカラツム Trifolium incarratum の花。日当たりのよい牧草地や草原に自生。
草丈は50~60cmほど。3月から5月ごろ、穂状花序に深紅色の花を咲かせる。鮮やかな真紅のクローバー、めったに見かけない花。
花穂は4cmほどで、この種類では大型。
シャゼンムラサキやシレネのあいだに真っ赤なトリフォリウム・インカラツム。
種小名の incarnatum は赤い、紅色の意。トリフォリウム・インカラツム Trifolium incarratum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、花色から。属名の Trifolium とは、「三つ葉」の意。種小名は「肉色の」の意。
ベニバナツメクサは、園芸界ではストロベリーキャンドルの名で流通しているマメ科の一年草である。今日、わが国では帰化状態にあるシロツメクサやアカツメクサの仲間でもある。草丈は、40㎝前後。細い花茎の上に写真に見られるような花穂を見せる。長さは3㎝前後。花色は英名の通り紫がかった赤色である。わが国へは明治期に牧草として渡来している。(GKZ植物事典より)
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