キク科、Asteraceae、ディトリキア属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Dittrichia viscosa、
英名:False Yellowhead、Woody Fleabane、Sticky Fleabane、Yellow Fleabane、Sticky Elecampagne、Sticky Elecampane、
葡名:Énula-peganhosa、Erva-dificil-cheirosa、Tádega、Tágeda、Tágueda-prostrata、Táveda-de-folhas-estreitas、Táveda-de-folha-de-charuto、
2014年9月2日、7日、10月5日、10日、10月14日、11月2日、2015年6月23日、7月20日、8月1日、5日、19日、9月27日、2016年9月17日、10月27日、2017年9月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、2017年9月21日、アレンテージョ地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、
ディトリキア・ヴィスコサ Dittrichia viscosa の花。
草地や砂礫地などに生え、高さは 20~120 センチになる。
葉は卵形から披針形で、短い毛に被われている。
7 月から 10 月ごろ、黄色い頭花を咲かせる。舌状花 は 5~12 枚。日当たりの良い山地や荒地に普通に生える多年生草本。種小名の viscosa は粘性の意。茎や葉に粘性があり、英名はノミヨケの意味がある。
大部分の人が不快であるとわかる特定の嗅覚があるが、エッセンシャル・オイルが含まれ、古代から伝統的な医療で使われた。当初はソリダゴ・ヴィルガウレア Solidago virgaurea (洋種アキノキリンソウ)と同定していたが、どうもおかしいと思ってよく調べてみると、別種であることが判った。ディトリキア・ヴィスコサ Dittrichia viscosa でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ドイツ人植物学者 Manfred Dittrich への献名。種小名は「粘着性のある、ねばねばした」の意。
ディットリキアー・ヴィスコサはキク科の多年草である。本種は、本来の原産地は地中海沿岸地方の標高1500m以下の乾燥した河川敷ということである。しかしかなり劣悪な環境でも定着し繁殖を続けるという。草丈は30~150㎝程度となる。葉は披針形から卵形で、短細毛に覆われる。本種には、全体的に異臭があり、触れると粘つき感がある。茎は上部で良く分枝をする。7月~12月頃、茎頂並びに枝先に総状花序を出し、黄色い頭花を多数つける。舌状花は15個前後、管状花は45個前後となる。本種の原産地は、地中海沿岸地方であるが、アメリカやオーストラリアでは帰化状態にある。(GKZ植物事典より)
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