The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

エウフォルビア・ヘリオスコピア Euphorbia helioscopia

2022-05-14 09:57:34 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、2年草、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアなど北半球に広く分布、

学名:Euphorbia helioscopia、

和名:トウダイグサ(燈台草)、別名:スズフリバナ(鈴振り花)、

英名:Sun Squige、Wartweed、葡名:Elva-leiteira、

2007年6月、ポルトガル・アレンテージョ地方で、2015年2月11日、2016年2月16日、22日、25日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

黄緑色も爽やかなエウフォルビア・ヘリオスコピア Euphorbia helioscopia の花。苞葉の中に黄色い花を複数つける。苞葉は椀状で、その中に黄色い花がある。真ん中にまるで青りんごのような奇妙な果実がごろんごろん。

 

和名の由来は油を入れた燈明の台のようであることから。属名のエウフォルビアEuphorbia はローマ時代の医者の名前。種小名のヘリオスコピア Helioscopia は向日性の。

 

草丈は10~30cmほど。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。

 

キャベツのような手触り。葉のつきかたに特徴があり、茎の中程の葉はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。葉は卵形で、細かい鋸歯がある。茎や葉を傷つけると白色の乳液が出る。乳液を含め全草有毒。

 

荒地で太陽に向って咲くエウフォルビア・ヘリオスコピア Euphorbia helioscopia でした。 

©2022   MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、草姿を昔の燈台、つまり油皿を乗せて立てる台に見立てたもの。属名は、ローマ時代の医師エウフォルブスの名に因んでいる。古くから薬用に用いられたことから。種小名は、向日性のある」の意。

トウダイグサは、トウダイグサ科の二年草である。概して路傍に見られる野草である。草丈は30㎝程度。茎は円柱状で細い。切ると白色の乳液がでる。乳液に触れるとかぶれる。茎の上部に葉が5枚輪生する。その部分から5本の分枝を出し、先端に杯状の花序を見せる。4~6月頃、枝先に黄色い壺型の小穂をつける。  (GKZ植物事典より)

 

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