The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus

2021-05-08 10:24:00 | ポルトガルの野の花

ノウゼンハレン科、Tropaeolaceae、ノウゼンハレン属、南米原産、一年草、

学名:Tropaeolum majus 、別名:Nasturtium、

和名:キンレンカ(金蓮花)、ナスタチウム、ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)、インディアンクレス、

英名:Nasturtium、Garden Nasturtium、Indian Cress、Monks Cress、Bitter Indian、Canary Bird Creeper、

葡名:Cinco-chagas、Capuchinha、Agrião-do-mexico、Nastúrcio、

2014年7月17日、8月3日、2017年5月21日、2018年5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、アレンテージョ地方で撮影、

 

トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus の花。アンデス山脈などの熱帯高地原産のため25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはない。

 

葉はハスなどに似て円形で中央付近に葉柄がつく。花は左右相称、花弁が 5枚あり、後ろに細長い漏斗状の距があってここに蜜がたまる。花期は 5月から 11月頃と長く、花色はオレンジ、黄、赤、ピンク色など暖色系が中心。

 

子房は 3心皮からなり、果実は分果で 3個に分かれ各 1個の種子を含む。

 

花や若葉はサラダなどに入れて食用にでき、わずかにクレソンを思わせる辛味がある。また未熟の種子を塩漬けにしてケッパーの代りに使うこともある。

 

キンレンカ属には中南米原産の約 80種の草本があり、花を観賞するために T. peregrinum 、T. speciosum などが栽培される。T. tuberosum はいもを食用とするために栽培され、アンデス地方の一部では Mashua と呼ばれる重要な作物である。(Wikipediaより)

トロパエルム・マジュス Tropaeolum majus でした。 

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、花がノウゼンカズラ(凌霄花)に、葉はハスに似ていることから。別名のキンレンカは、蓮の葉形の植物で、黄金色の花を見せることから。属名は、葉が円形の盾に、花は戦士のヘルメットに似ていることから、ラテン語の戦勝記念のトロフィーに因んだ名となっている。種小名は「より大きい」の意。

ノウゼンハレンは、ノウゼンハレン科の一年草である。蔓性のために、地表を這う性質を持つ。開花期は6~10月で、花径4~7㎝の淡黄、濃黄、赤等の花を見せる。我が国へは、弘化年間(1845頃)に渡来している。※アブラナ科にナスタチウムの名を持つ植物が存在するが本種と全く別の存在である。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴェルベナ・オフィキナリス... | トップ | カスマンテ・フロリブンダ  ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポルトガルの野の花」カテゴリの最新記事