マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、
学名:Trifolium isthmocarpum、
和名:トリフォリウム・イストゥモカルプム、
葡名:Trevo-isthmocarpum、
2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2011年2月27日、2014年4月7日、21日、2018年5月3日、23日、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、
トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum の花。これが和名で言うシロツメクサだと思うが、シロツメクサの学名は Trifolium repens で別種。
茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。
花期は春から秋。近縁の植物に、ムラサキツメクサ(アカツメクサ Trifolium pratense)、ベニバナツメクサ (T. incarnatum)、タチオランダゲンゲ (T. hybridum)、ツメクサダマシ (T. fragiferum) などがある。
花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんのりピンク)。種小名の isthmocarpum はポルトガル語で『棕櫚』の意。雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地味を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum でした。
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