The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum

2020-12-12 10:29:41 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、

学名:Trifolium isthmocarpum、

和名:トリフォリウム・イストゥモカルプム、

葡名:Trevo-isthmocarpum、

2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2011年2月27日、2014年4月7日、21日、2018年5月3日、23日、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、

 

トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum の花。これが和名で言うシロツメクサだと思うが、シロツメクサの学名は Trifolium repens で別種。

 

茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。

 

花期は春から秋。近縁の植物に、ムラサキツメクサ(アカツメクサ Trifolium pratense)、ベニバナツメクサ (T. incarnatum)、タチオランダゲンゲ (T. hybridum)、ツメクサダマシ (T. fragiferum) などがある。

 

花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんのりピンク)。種小名の isthmocarpum  はポルトガル語で『棕櫚』の意。雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地味を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum でした。

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