マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、西アジア~地中海沿岸地方~北アフリカ原産、1年草、
学名:Trifolium hirtum、
和名:ビロードアカツメクサ(天鵞絨赤詰草)、
英名:Rose Clover、葡名:Trevo-rosa、
2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年6月16日、ベイラ地方で撮影、
トリフォリウム・ヒルツム Trifolium hirtum の花。
シャジクソウ属の多くは地を這うように枝をのばすが、この種は直立する。葉は三小葉。
高さ 5-20cm ほどの花柄の先に長さ 1cm ほどの小さな蝶形の花を密集して咲かせ球状の花序をつくる。
種小名の hirtum=hirsuta=hirsutum=hirsutus は毛深いの意。トリフォリウム・ヒルツム Trifolium hirtum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、全草が多毛で赤花をつけることから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「有毛の」の意。
ビロードアカツメクサはマメ科の1年草である。茎は直立し、草丈は10~35㎝程度となる。茎には下向きに開出したけが密生する。葉は長さ1~3,5㎝程度の葉柄を持ち、長さ1~2㎝、幅0,5~1㎝程度の倒卵形から倒卵状楕円形の3小葉からなる。葉の縁部には波状細鋸歯があり、基部はくさび形で、両面共に毛が密生する。4~6月頃、径1~2㎝程度でほぼ球状の花序を出し、長さ1㎝程度で蝶型花を多数つける。花色は淡紅色。本種は、現在、世界各地で帰化状態にあり、我が国も例外では無く、各地で野生化していることが報告されている。(GKZ植物事典より)
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