The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus

2021-12-16 09:57:26 | ポルトガルの野の花

ユリ科、Liliaceae、ツルボラン属、地中海沿岸地域原産の宿根多年草、

学名:Asphodelus aestivus、

英名:Summer asphodel, Onion weed, 葡名:Gamão、Abrotea、

2007年3月ポルトガル・アレンテージョ地方で、2014年3月24日、2018年5月4日、7日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus の花。草丈1メートルほどになる。花の直径は3cmほど。

 

アレンテージョの牧場脇に。

 

 

 

コルク樫の木の下で。

 

海の見える斜面に咲くアスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus でした。   

©2021 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから属名はギリシャ神話に登場するAsphodelos(=不死の花)を語源としている。種小名は「夏の」の意。

アスフォルデス・アエスティヴスはツルボラン科の多年草である。地下に紡錘状の開墾を持ち、草丈は0,3~1m程度となる。根際から長さ40㎝、幅2㎝程度の線形葉が叢出する。茎葉は見られない。葉は、主脈部位を中心にV字形とあり、主脈部位は下側に突き出る。6~8月頃(地域によって開花期は異なる)、茎上部に穂状花序を出し、径30㎜程度で白色6弁の花をつける。花被片の中央部位には赤茶色の条線模様が入る。花後には蒴果をつけ、6個の種子を内包する。本種は、北アフリカが原産地であるが、現在、地中海沿岸地方では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガラクトーシス・トメントー... | トップ | スパルチウム・ジュンセウム... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポルトガルの野の花」カテゴリの最新記事