マメ科、Fabaceae、ハリエニシダ属、ヨーロッパ南部大西洋沿岸地域原産常緑低潅木、
学名:Ulex europaeus、
和名:ハリエニシダ、英名:Gorse、Common Gorse、Furze、Whin、葡名:Tojo、
2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2009年3月20日、2011年2月12日、2015年1月12日、24日、27日、2月1日、11月28日、2016年2月7日、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、ベイラ地方で撮影、
ウレックス・エウロパエウス Ulex europaeus の花。
花の直径は 8mmほど。潅木の高さは 1mほど。
冬から早春に咲き始め夏には枯れてしまう。枯れた棘も鋭く残り前年の枯れ枝の間から新芽が出てくる。
棘は非常に鋭い。
ウレックス・エウロパエウス Ulex europaeus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、針状の刺を多数持つエニシダの意から。属名は、ラテン古名Ulex(=刺ある常緑樹)から。種小名は「ヨーロッパの」の意。
ハリエニシダはマメ科の常緑樹である。樹高は0,5~2m程度。幹は綿毛で覆われる。幹には鋭い刺があり、葉も刺状となる。3~5月頃、枝先に黄色い蝶形花をつける。果実は豆果である。
我が国へは明治期に導入され、明治19年(1886)に小石川植物園で栽培されていた記録がある。(GKZ植物事典より)