The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ベリス・アンヌア Bellis annua

2018-02-24 11:27:22 | 石畳に咲く花

 

写真では大きさが解りにくいが、石畳に使われる石灰岩のひとつの大きさは6センチほど。間の目地はセメントではなく、細かい土で埋められている。目地の幅は1センチほど。そんな場所にべリス・アンヌアが必死で花を咲かせている。

ベリス・アンヌア Bellis annua

キク科、Asteraceae、ヒナギク(ベリス)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Bellis annua、

和名:ベリス・アンヌア

英名:Annual Daisy、

葡名:Margarida-menor、Margarida-annual、Margarida-do-campo、

2018 年 1 月 15 日、ポルトガル、アルガルベ地方で撮影、

©2018 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。優しく可愛げに富んだ草姿から。属名は、ギリシャ神話に登場する森の妖精ベリデスに由来している。(ギリシャ神話では、ベリデスが姿を変えた時に出来た花がヒナギクだったという。)種小名は、「一年生の」の意。

ベリス・アンヌアは、キク科の多年草である。草丈は10~30㎝程度となる。茎の周囲は短細毛に覆われている。葉は根生し、ヘラ状の卵形。開花期は12~4月頃、茎頂に径3㎝程度の花をつける。花色は白色~桃色の舌状、花の中心の管状花が黄色という取り組み合わせが一般的である。(GKZ植物事典より)

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする