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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

台風を避けたチョウのプレゼント

2014-07-11 21:34:06 | 生き物
 わが家には穏やかな台風だったので一安心。
 チョウたちも雨宿りしていた。
 いつもは忙しく飛び交う「ダイミョウセセリ」も葉の裏でじっとしてくれた。
 関西型は後ろの翅に筋があるが、関東型はそれがないという。
 へえー、関東型だったんだ。

                       
 シジミチョウもふだんはなかなかカメラに収まらない。
 翅が傷ついた「ヤマトシジミ」もそのそばに休んでいた。
 いつもは近づくだけで飛んでいってしまう。
 むしろこちらの心の準備ができていなくてピンぼけとなってしまった。

          
 これで雨露を凌げているんだろうかと心配した「ツマグロヒョウモン」も翅を畳んでいた。
 翅を広げると見事なツマグロヒョウモンの裏面は意外に地味なんだ。
 最初はヒカゲチョウの仲間かと思っていた。

                     
 そのうえさらに、夜のパソコンの明かりを求めて飛んできた者がいる。
 ふつうは蛾なのだが、どうも飛び方が違うので捕まえてみる。
 なんとそれは「ウラナミシジミ」だった。
 表は紫色だったのでツバメシジミかと思ったが、裏翅は波模様が素晴らしい。
 畑では飛んでいたのだろうが、早くてじっくり観察できない。

 おかげでチョウたちの静かな一面を一気に見ることができて嬉しい台風の一日だった!?
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台風対策その3 窓ガラスの防禦

2014-07-10 17:23:41 | 屋外作業
 台風8号は風力が強いと聞いていたので、わが家の裸ガラスが心配だった。
 モノが当れば簡単に割れてしまう薄さだからでもある。
 ありあわせの木材で風呂場の窓ガラスを防御する。
 窓ガラス自体もくたびれていて隙間から風や虫が侵入しているので、スリルある風呂を味わえる。

                         
 いっぽう、台所側の窓ガラスはすでにひび割れだらけの重症に対症療法のつぎはぎ対応をしている。
 今回も材料がまにあわず半分だけベニア対応となってしまった。
 恥ずかしい。

         
 破損だらけの樋の掃除をする。
 これをするだけでも雨の飛沫が飛ばないですむ。
 やるべきことがどんどん目に付いてしまう。

 さきほど防災放送が流れてきて、避難所の案内があった。
 今年廃校になった小学校が避難所だ。
 土砂崩れがいちばん心配な地域であり、道路の寸断も覚悟しなければならない。
 食料はたっぷりあるのでしばらくは生きていけそうだ。

                    
 「山里いきいき応援隊」の企画、<秋葉神社道を歩く>がいよいよ実施される。
 若き応援隊の夢が適いますよう、合掌。
 各地の「応援隊」がかなり中山間地で効果をあげている。
 第1次産業と生きる意味との相関を深めた若者の存在がいることが頼もしい。
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台風対策その2 ナスを守る

2014-07-09 21:19:12 | 農作業・野菜
裏の畑のナスが50cmほどになり、ちょうど小さな実を着けはじめている。
 台風が来れば一網打尽に倒れてしまうだろう。
 裏の竹林から何本か竹を伐ってきて防風対策を行う。
 まずは片側を終わらせて長い休憩をとる。

                       
 といっても、雨が降っていないときがチャンスなのだ。
 ナスの畝を竹でサンドウィッチして防御してみる。
 このくらいで守れるかどうかはわからないがほかにいい手が見つからない。

         
 家屋の防風林になっている杉の木が屋根と接していたのでついでに剪定を終える。
 汗が玉のように吹き出る。
 きょうはシャツを3回換えている。
 でないと、風邪を引いたり体調を崩すことがあるからだ。

 自然災害が身近にある。
 日本という国はそういう運命の中に自然と共存してきた。
 その共存を脇におき、「経済成長」だけをものさしにしてから国も人間もおかしくなってきている。
 そこそこの不便さを甘受する敬虔さがあれば高慢な原発はいらない。


 
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台風にそなえ、桜を養生する

2014-07-08 20:48:19 | できごと・事件
 大型台風が襲来するというので、前々から気になっていた桜の木を養生することにした。
 裏の畑の隣に植えた「カンヒザクラ」もずいぶん大きくなってきてしっかりした支柱が必要になっている。
 いわゆる二脚の「鳥居」型の支柱をありあわせの木で作る。

                        
 向かいの果樹ゾーンに植えた桜「松月」は対応が遅れたため、すでに一部の枝が折れてしまい樹形が変形している。
 ここも「鳥居」型の支柱をあてがう。
 杉皮がなかったのでワラでクッションの代用をして結束する。

         
 畑の隣に「河津桜」2本を植えて二年目となる。
 1本は今年の春の突風で折れてしまった。
 もう1本も添え木だけでは危ない。
 竹3本でそれぞれ結束して補強してみる。

 ほんとうは台風がなくてもやっておかなくてはならない作業だったのだ。
 樹木の成長も意外に早いので対応がついつい遅れてしまう(言い訳)。
 とりあえず、ホッとする。
 
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ナタマメを初めて挑戦してみる

2014-07-07 21:49:54 | 農作業・野菜
 いただいていた「ナタマメ」の種を3週間前にポットに撒いた。
 白い見事な種はいかにも生命力にあふれていた。

     
                         
 10日ほどすると、あっというまに白い衣を脱ぎはじめる。
 またまたそのいのちのパワーに感心する。

     
 2週間目にはもう葉を伸ばしている。
 トウモロコシやインゲンの芽がなかなか出てこないというのに。

                   
 3週間目に入る頃には、「早く畑に行かせろ」とアッピールしているではないか。
 相変わらずバタバタして手が出なかったが、臨界点に達している。 

 
                     
 このところ梅雨前線のせいで雨が突然やってくる。
 そのおかげで畑にすっかり根づいたようだ。
 
 追われるようにして、このナタマメの支柱を作らなければならない。
 なにしろ成長が早そうだし、莢は超でかそうだし、丈夫なものを工面しなければね。 どちらが早いか、でかい台風もまもなく来るようだし、体は重くなるばかり。 


              
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キャベツのアオムシくん こんにちは

2014-07-06 21:03:24 | 生き物
 
 キャベツ畑の雑草は通路はもとより寒冷紗の中にも侵入し、キャベツを隠してしまった。
 肥料がたっぷりあったせいか雑草の成長のほうが早い。
 葉に穴が開いているキャベツを見たらやはりアオムシくんがいましたよ。

                        
大き目のアオムシくんはシャクトリ虫のように足が前後にしかありません。
 調べてみたら、「タマナギンウワバ」(ヤガ科)らしい。
 日本語表記だと「玉菜銀上翅蛾」と書くそうで、「玉菜」はキャベツのこと、「銀上」は成虫の翅に銀の斑紋があるからという。

         
 まもなくアオムシ君は歩き出した。
 防虫網をしていたのにどこから侵入したのだろうか。
 モンシロチョウ軍団の憲兵が軒並み調査に現れているが、さすがに防虫網の効果には手が出ないようだ。

                           
 このキャベツは「フルーツキャベツ」というらしいが、ジャンボキャベツにつぐ大きな葉を伸ばしている。
 結球しているのを一つ収穫してみる。
 重さも堅さもまあまあしっかりしている。

 雨の止んでいるときを見計らって、懸案だったキャベツ畑の雑草を取り除き追肥・土寄せもできて、とりあえずきょうの目標は達成だ。

                     
          

                      

                         
 
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プロジェクトのアジサイ咲く

2014-07-05 21:40:17 | 植物
 わが集落のまちづくりプロジェクトの最初の取り組みは「アジサイの植栽」だった。
 その20本のアジサイが見事に咲いてくれた。
 いつもの道路法面ならツル植物やススキの天下で、ジャングル状態だったところだ。

     
                         
 むかし植栽したアジサイも同時に咲いている。
 手入れをすればもっと花数も見栄えもよくなるはずだ。

                
 放置状態だった「レンギョウ」もすくすく伸びて草刈機の犠牲にならぬよう支柱が立っている。

 
                           
 ちなみに、昨年強剪定で咲かなかったわが裏庭のアジサイも今年は咲いてくれた。
 酸性土壌のせいか青の色がかなり強い。

 昨日のブログで紹介した二つの桃は、二つともカラスの餌食になってしまった。
 向かいの家の畑ではキュウリをカラスに食害されてしまった。
 カラス軍団恐るべし。
 
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「生きるんだ」不老長寿の桃よ

2014-07-04 21:14:04 | 農作業・野菜
 畑の隣に桃の木があることを知ったのは数年前だった。
 桃の実はあったらしいがきわめて小さかったのだ。
 ということで、存在はしていても削除されていたのだった。
 それが今年は二つだけ見事にも実ったのだ。

         
 桃はむかしから不老長寿の象徴とされ、魔よけにも使われた。
 お寺の屋根の上にも桃の置物を見かけるときもある。
 卑弥呼がいたとされる「まき向遺跡」からは2000個以上の桃の種が発掘された。
 「鬼道」に使われていたのかもしれない。
 
                         
 この桃の木の抉られた幹は半分アリの巣になっていた。
 したがって、葉も半分しかでていなくて、あとは枯れ枝となっている。
 去年からは少しずつ肥料をやるようになって、やっと大き目の実がついたことになる。

 今年中にはなんとか手当てしなくては。
 「もう少し待ってくれよ。それまで生き延びてくれ。」                   

    
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アカザ群落とカメノコハムシ

2014-07-03 21:44:39 | 生き物
 昨年、アカザの杖を作りたくて1本のアカザが大きくなるまで待ってついに杖を完成させることができた。
 今年はそのアカザの子孫が群落を作って野菜たちを包囲する勢いだ。

     
 しかしよく見ると、アカザの葉がずいぶんと食べられていた。
 だれが食べたのだろうと丹念に調べてみたら、5mmほどの小さな「カメノコハムシ」という幼虫を発見。

                          
 なかなかピントが合わなかった。
 食べた糞をつけているのが特徴だそうだ。

 ハムシと言えば、ウリ科の野菜を食べつくす「ウリハムシ」を思い出す。
 なかなか手ごわい相手だ。
 これからキュウリ・カボチャの被害をウリハムシからいかに防御するか、無農薬農家の苦闘が始まる。

 「アカザ」と言えば以前、「終戦直後よく食べた」と母から聞かされたことがある。
 いまではアカザを見ること自体がなくなってきている。
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大玉トマトを食べた犯人は!?

2014-07-02 19:54:40 | できごと・事件
 きのうの朝のことだった。
 朝の日課である園内一回りでのこと。
 トマトハウス前にかじられたトマトが転がっていた。
 「やられつぁー」

                        
 今までトマトはかじられたことがなかったので防御をしてこなかった。
 前夜はみょうに動物の鳴声がしていたので、ガラス越しに畑を見渡したり、懐中電灯を持って出てみようかと思ったりしていたところだった。
 (電池が切れていたので行かなかったが。)

 トマトの歯形から考えると、<カラス説>が有力だ。
 このところカラス軍団の勢力が顕著でもあるからだ。

 第2は<ハクビシン・タヌキ説>だ。
 かつてトウモロコシを食べられているからだ。
 まさか、龍山から遠征してきたのではあるまいか。

 第3は、森の<熊さん説>も考えられる。
 つい最近、近所で熊の糞が発見されている。
 役所や警察が実況見分に来ているが公にされていない。

 いずれにせよ、ミニトマトなら許せるが、大玉をやられるとやはり悔しさは否めない。トホホ。

                       
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