山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

幻の豆=だだちゃ豆の収穫

2010-08-21 19:36:22 | 農作業・野菜
 山形県鶴岡市の特産、だだちゃ豆をついに収穫することができました。
 昨年はホソヘリカメムシに全滅させられた枝豆でした。
 そのため、防虫網をかけながらの無農薬栽培をやったところ、順調に育ってくれました。
 さっそく茹でて食べたところ、甘味があってあっというまにたいらげてしまいました。あと15本ほど残っていますが、先着順で食べることにしましょう。
興味のある方は遊びにおいでください。

 この枝豆は鶴岡市特産で、ほかの地域での生産は味が落ちるということでした。
 しかし、まるまるくびれた手ごたえといい、味の確かさといい、じつに美味しかったのです。バーベキューでも大好評でした。
 
 「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「おやじ」という意味だそうです。
藩の殿様が「この枝豆はどこのだだちゃが作った豆か」と聞くほどの美味だったため、「だだちゃ豆」と命名されたらしいです。
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バーベキューにクサヤ

2010-08-20 19:23:54 | できごと・事件
 春野町に移住を決意しているカオちゃんが、かねてからバーベキューをやりたいという要望を受けて、「華丸」宮内庁長官の呼びかけで、平日のバーベキューが実現しました。
 大量の肉・採りたての野菜やスパゲティーに加えて、神津島から取り寄せたクサヤも参入しました。
 みんなみんなマイウなのでした。
 みっちゃんによると、田舎暮らしをしたいという60代の女性が私たちがときどき使用している廃屋を借りるかも知れないということでした。

 この小さなネットワークが、過疎の田舎暮らし推進に貢献しているように思います。
 行政は上からの流れで田舎暮らしに動いているように思えてなりませんが、やはり内発的に動かなくては地域は変わりませんよね。

 「華丸」長官の足が見えますが、やや夏ばてのようす。
 宮仕えが忙しいのか、趣味の川柳・俳句に頭を使いすぎたのか、はたまた飲む機会が多すぎたのかわかりませんが、ご自愛のほどを!!
 元気な長官の招集を待っている人がいっぱいいまーす。
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野菜高騰のなか キャベツの結球成功

2010-08-19 07:31:43 | 農作業・野菜
今までキャベツの結球がうまくできませんでしたが、今回はほぼ成功に至りました。ずっしり硬く結球しています。
 ただし、苗の段階で、モンシロチョウの卵がついていたらしく、防虫ネットのなかでのびのびとアオムシ君はキャベツベットを食べながら無事成長したのです。
 途中、タケベー夫婦によって何匹か殺されましたが、ついにネットの中でモンシロチョウになり、しかも、そのモンシロチョウが卵を産み、キャベツを独占的に食べながら成虫になることができました。
 ですから、穴の開いたキャベツになってしまって商品としては落第ですが、じゅうぶん食べる分には問題ありません。

 きょうも「華丸」宮内庁長官召集による緊急バーベキューパーティーでは、無農薬野菜として昼食に活用されました。
 また、タケベー農園のバジル・ナス・モロヘイヤも、スパゲティーなどに利用されました。
 野菜高騰のなかでも贅沢な野菜生活でヘルシーライフを楽しみました。
 終わり。
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渡ってきたウスバキトンボ

2010-08-18 21:31:55 | 生き物
 ちょうどお盆の頃、アカトンボかなーと思って撮影してみましたが、どうも「ウスバキトンボ」らしいのです。
 羽根がとても透きとおっていることや体の色が赤っぽくないことから、東南アジアから集団で渡ってきて羽化を繰り返しながらやってきた「ウスバキトンボ」。

 お盆のころに来るので、精霊・ショウリョウトンボとか盆トンボとか言われていて、ご先祖様がやってきたんだから捕ってはだめだとか言われます。

 なかなか止まらなかったのですが、やっと、ポーズをとってくれました。
 「カメムシは食べ放題だぞー」と呼びかけました。

 道草山の斜面の竹を切り倒して運びましたが、滝のように流れる汗。
 汗がしょっぱいことを思い知るこのごろ。
 Tシャツもパンツもびっしょり。
 
 そのうちにみるみる雷雨が激しくなりました。
 庭に池ができるほどの雨量でした。
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マクワウリはうまいぞ!!

2010-08-17 19:20:28 | 農作業・野菜
畑の土壌の条件としてはまだまだ未熟ですが、マクワウリが順調に実をつけています。苗が頼りなかったので、あまり期待してなかったんですが。
 マクワくん、ゴメン。

 甘く熟したという判断が難しく、いくつかは腐らせてしまいました。
 また、摘果をしなかったので大きさが小振りだったり、ワラなどの「座布団」もまにあわず、実が土の上にできてしまって傷がついていたりというのがいくつかありました。

 しかし、リンゴのように皮をむいて冷やしたマクワウリは、ほんのりした甘味があってなかなかおいしいです。
 果実の硬さ加減がメロンより小気味いい歯ごたえがあります。

 緑の果皮が黄金に変わるのが楽しみな日々となりました。
 来週はバタバタ忙しいのですが、今週に来ていただければきっと食べられるチャンスはあるでしょう。

 和宮は、バジルの収穫におおわらわです。
 葉を乾かして粉末にして保存し、1年中食べられるようにするんだということです。
 スパゲティーにバジルソースをまぶして食べるのが楽しみのようですよ。
 
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集落の送り盆

2010-08-16 21:04:02 | 行事
 午前8時集合。
 初めて目撃する集落の送り盆作業です。
 全て川の近くにある真竹で壇を制作します。
 平日なのに部落総出で作業が進められます。
 2時間ほどで見事な壇が出来上がり、夕方を待ちます。

 

 夕方、初盆に3軒が奉られ、法要が川のほとりで繰り広げられます。
 法要が終わると作られた壇は全て燃やされます。
 きょう一日の流れが人生そのもののように流転します。
 都会では考えられない時間の流れと自然の空間です。

 人間も自然の一部であることを考えさせられます。
 つまらない人生は送りたくないことを考えさせられます。
 自然とともに生きていることの大切さを考えさせられます。

 だからこそ、テレビ電波を制圧している虚像は犯罪的です。
 そろそろ、本当のこととは何か、メディアの役割とは何かを踏まえた発信を中心に据えるときです。
 
 
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心のこもった手作り絵本

2010-08-15 19:03:02 | 出会い・近隣
 島根経由でやってきた若きアーティストは、『たけべーと野菜雲』という手作り絵本をプレゼントしてくれました。
 ここのブログが発信するものを参考にして作成してくれたそうです。

 

 ストーリーも絵もほのぼのとした田舎暮らしが描かれています。
 ありがたいことですね。
 装丁も心のこもった丁寧さで、これは店頭に置いても遜色ない作品となっています。
 
 またまた人のつながりが生かされた感動をいただきました。
 あ・り・が・と・う!!
 そして、自然にも生き物にも空にも野菜たちにも感謝です。
 生きていて良かったー!!
 
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素敵な出会いはサケられない

2010-08-14 22:08:38 | 出会い・近隣
 お盆の渋滞をぬいながら、島根県経由でやってきたアーティストとともに、みっちゃんちに行きました。
 そこには60cmほどもある巨大なサケが横たわっていました。
 そうです。マロンシェフのもと、鉄板の上でサケが焼かれているではありませんか。
 みっちゃんちの山の手入れをしてきた元学生たちのボランティアも関東からやってきました。
 地域おこしと人間のルネッサンスを願うみっちゃんの情念の賜物です。
 そこで新たな出会いがありました。
 過疎という不利な条件の下でも、かけつけた人の輪で元気を取り戻そうというわけです。

 フラッとやってきたアーティストも初対面ながらみんなとさっそく溶けこんで交流したのでした。
 そのフットワークの良さに感心するばかりです。
 日本も捨てたもんじゃないですね。

 暗いニュースばかりの日々、こうしたぬくもりのある出会いの数々をニュースにしてもらいたいものですね。
 きょうもまたまた、胃袋とハートを満杯にした一日でした。
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和宮様納得の夏のヘルシー料理

2010-08-13 18:38:37 | 食彩・山菜・きのこ
 1 畑から実をもいできます。
 2 皮を剥いてから、1~2cmくらいに輪切りします。
 3 サラダ油をひいたフライパンでその実の表裏をこんがり炒めます。
 4 醤油とバター・塩こしょうをなじませて、できあがり。

 いただきまーす。
 ナスのような柔らかい食感でーす。
 さて、この実はなんでしょう。

 これは採りたてのヘチマでした。
 和宮様も喜んだ、なかなかの美味でございました。
 簡単すぎてごめんなさい。
 
 
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ウスバカミキリの生き残り戦略

2010-08-12 22:06:01 | 生き物
 茶畑の下に暗褐色の「ウスバカミキリ」が涼んでいました。
 ウスバカミキリは、羽の厚みが薄く透けたように見えるのでついた名前だそうです。
 
 ウスバくんは、兵士のような甲冑を身に着けたカミキリムシとは違って、体を軽量化することで小回りをきかせ、安全な夜間に行動することにしたり、食樹を枯れ木・衰弱木のみにしぼることで余分なエネルギーを使わないとか、じつに軽妙な生き残り戦略を保持してきたようです。

 このところ、出会うカミキリムシはみんな種類が違うのです。
 それほどに、多様な生き方をしているのがカミキリムシだということですね。
  
 それを統合しようとすると武器や強権が必要となり、軋轢や憎しみの連鎖を引き起こしてしまいます。
 人間もこの多様な生き方を認め合うカミキリムシから学ばなければなりませんね。

 
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