山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

高級茶の味

2009-11-20 00:05:36 | 食彩・山菜・きのこ
 この間飲んだ10g500円という春野茶の味が舌にこびりついています。
 ふだん飲んでいるお茶とは全然違う味なのです。まろやかな甘さがあるのです。
それが2煎目・3煎目と飲むに連れて渋さが増してきます。4煎目を飲んでも充分高級茶の風格は変わらないのです。
 新芽だけを手で摘み取り、手もみした茶は、長さも太さもきれいに揃っています。そうした手塩にかけた大量生産できないお茶はやはり期待に応えてくれるのですね。コーヒーを喫茶店で飲むことを考えれば、お安い値段でもあると言えましょう。
 世界銘茶コンクールで最優秀賞を受賞しただけに、期待は裏切りませんよ。
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木のバス停

2009-11-19 00:00:40 | 旅行・散策
 「くんま」の山並みの細い露地をぬって車を走らせていたら、木製のバス停時刻表のいくつかに出会いました。
 もちろん、バスが来るのは1時間に1本あるかないかですが。
 いいじゃないですか。いかにも、森の村らしい心がこもっているバス停ではないですか。
 トトロが遊びに来ているような予感がしましたよ。
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刻字の馬頭観音

2009-11-18 17:51:05 | 石仏・石造物
 「くんま水車の里」(浜松市熊)の林道を歩いたときの路傍にあった「馬頭観世音」石塔。
 「右・信濃善光寺 左・鳳来寺・豊川・半僧坊」と、左右に刻まれています。
 奥山のこの集落から善光寺まで歩いていくとは、頭が下がります。

「鳳来寺」は、家康と縁が深く東照宮も建設している真言宗の寺院。703年創建、愛知県新城市。仏法僧(コノハズク)の声が聞かれ、紅葉の名所です。
 「豊川」は、きっと「豊川稲荷」を指すのでしょう。名前からして神仏混淆のなごりがあり、1441年創建の曹洞宗の「寺院」。
 「半僧坊」は、浜松市北区にある臨済宗「方広寺」の鎮守。開祖の禅師や大火を救ったと言われる「半分僧に似ている大男」に因んだところから命名。

 石塔は、高さも50cmくらいのかわいいシンプルなもので、いかにも山奥の山村らしい風情が感じられます。
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早く完成しなくっちゃ!

2009-11-17 21:36:49 | リフォーム・屋内作業
 本当は去年できていたはずだったのに、やっとここまで。
 想像以上に、取り付けのバランスが難しく手間取った。
 先端を取り付け、ストーブの位置を確定して完成へという予定。部品とブロックをそろえれば万端なのだが。寒さはもうそこまで来ているよ。
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車が流される!?

2009-11-16 13:06:08 | できごと・事件
 先日の「はるの産業まつり」でのこと、会場となりの河川敷に車を止めていたところ、前日から朝にかけてのスコールによって気田川の水量が急劇に増水。
 知らないうちにわが軽トラックが流されそうになっていたのです。
 そのとき、区役所の職員が7・8人で車を持ち上げて陸側に移動してくれたのですが、その場所もまもなく川の水が急接近たところへ、私が戻ったというわけです。あわてて帰途についたのですが、危うく事件となるところでした。
 黄色のスタッフジャンバーが頼もしく思いました。さすが、危機管理に活躍する公務員ですね。感謝,感謝!!!
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雲の交差

2009-11-15 17:45:36 | 風景
 昨日の夕方、「ツルムラサキ」の収穫をしていたら茜雲が右へ流れ、怪しい黒雲が左へ流れ、両者は交錯することなく流転の絵巻を制作しておりました。
 上空はかなりの速さで風が吹いているらしく、どんどん雲は流れ、形が変化し、まるで、今日の「画時代的な」転変を表現しているかのようです。
 絵巻がどんどん途切れることなく続きます。
この雲が正面衝突したらどんなことになるのでしょうか。

 そのせいか、きょうは突風が吹きすさび、50cmくらいもある陶製の傘たてが倒れて割れてしまいました。台風並みです。風が吹くたびにガラス戸は揺れ、引戸は奇声をあげ、隙間風がもぐりこんできます。
 それでも、ありがたいと思うのは、寒風から身を守れる場があるということです。さらに、屋根のおかげで、雨をしのげるということです。
 人類が到達した「家」という棲家は、すぐれものです。
 といってもすぐ、そのありがたさを忘れ、戦火と破壊に走ってしまう愚行はまだ直っておりません。
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雨上がりのはるの産業まつり

2009-11-14 17:40:48 | 行事
 34回目の「はるの産業まつり」が春野自治センター周辺で開催されました。
 直前までスコールのような風雨にみまわれ心配しましたが、開催時間のときはぴたりと止んでくれました。
 知り合いの人がテント下でがんばっている姿が見えるのは、地域ならではの祭りです。10月の集落毎のまつりのフィナーレということでしょうか。

 面白かったのは、くじ引きの植木市でした。1回300円という安さで、2回挑戦したところ、デコポンとカンツバキがあたりました。
 行政がらみのコーナーは毎年のことながら新鮮さにかけます。春野地域以外の店が増えた気がしましたが、それは地域力が弱くなってきたということでしょうか。それでも、かあちゃんの店はやはりパワーがありますね。
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馬頭観音登場

2009-11-13 21:57:54 | 石仏・石造物
 ははー!! 合掌!
 観音様のなかでは唯一ともいうべき「忿怒相(フンヌソウ)」で、悪を懲らしめる仏として目がつりあがっているが、凛々しい尊顔は好感持てる。石工の気合が伝わってくる。
 頭巾の上の馬の顔が現在では不明瞭で、ハートに見えてしまう。しかし全体的には、めりはりよく彫られ、大切に保存されてきた「板碑型」である。
 馬頭観音に後光(輪光)が彫られているのは珍しいのではないかと思うのだが、いかがだろうか。

 近世から牛や馬の健康・冥福・行路安全等の仏として路傍や街道筋に設置された。なるほど、生活ばかりでなく、「旅」とも関係するのだね。

 天保5年の銘がある。(川崎市麻生区にあったものを多摩区の民家園に移設)
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ヤーコン収穫

2009-11-12 21:23:08 | 農作業・野菜
 サツマイモのような「ヤーコン」を収穫しました。
 和宮はさっそくヤーコンのキンピラとブロッコリーを炒めた料理を挑戦しました。近隣ではあまりヤーコンを育てたことがないようで、ひまわりのような巨大なヤーコンの容姿にびっくりしていました。

ヤーコンはアンデス原産で、インカ帝国でも食べられていたオリゴ糖たっぷりの栄養価が高いキク科の野菜です。
 
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生きている庚申講

2009-11-11 23:42:05 | 行事
 きょうは集落の「庚申」の日でした。
 平安貴族が催したという「庚申待ち」が、江戸時代には庶民の民間信仰として隆盛を迎え、今なおこの集落では60日毎に続いています。
 壁に「青面金剛像」が描かれている掛け軸を掛けてから、「庚申真言」を3回唱え、「オンコーシンデー」以下の言葉を7回唱えて、備えた生米を全員で食べる、までがセレモニー。
 その後、酒とつまみで懇親会が始まります。昔は徹夜で朝を迎えるのが本来の趣旨だったのですが、現在では9時前後で終了のようです。ちなみに、きょうはpm7時半からpm10時過ぎまで雑談に花を咲かせました。
 さすがに出席する人が少なくなってきて、5・6人の常連だけになってきているようです。
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