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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山と里との調和の「阿多古」集落

2014-03-31 20:32:43 | 旅行・散策
 先日、天竜川支流の阿多古川が流れている山里を歩いた。
 そこで感動したのは、細い山道の崖側にガードレールではなく、スイセンの花が100Mほど列をなして咲いていたことだった。
 
                      
 それを集落の人に聞いたら、個人的に植えていったとのこと。
 集団作業で植えていくのも意義深いが、原点は個人だ。
 山里に住む人の穏やかな感性に触れた気がした。

      
 しばらく歩くと今度は「シバザクラ」が道沿いに植えてあった。
 これも個人的に植えている雰囲気だった。
 感心しながら歩く。

                   
 スミレが道端に同じようにどっさり群生していた。
 これは自然に群落を形成しているような気がする。

        
 花の色は青系統だった。
 交配が進んでいるようで、「ノジスミレ」らしいが名前はわからない。

                     
 しかもその先には、道路の真ん中に堂々と「コスミレ」らしきスミレが点々と続いていた。

 テレビ画面では凶悪なニュースや事件が日本を襲っているようだが、この静謐な穏やかさは「本来の日本」がまだ息づいている気がしてならない。
 この穏やかさを絶滅危惧種にしてはならない。
 
 
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