一昨日のこと、道路の草刈りをしていたところ石垣下の草むらにマムシがいた。先月末に畑のマムシを処理してもらったばかりだったのに。その経験があったので落ち着いて対応できた。マムシはとぐろを巻いてはいなかった。草刈り機の音で逃げ出そうとしていたようだ。
たまたまナイロンコードの草刈り機を使っていたので、回転を大きくしてマムシをめがけた。すると、コードが2・3回当たったようでマムシは動かなくなった。尻尾のほうの3か所から白い体液が出ていた。とどめに鎌の背中側でマムシの頭を潰す。これで安心。
しばらくそのマムシを道路に放置していたら数時間後には死体はきれいになくなっていた。ネコかトビか、近くにいたカラスか、持ち去り犯は不明だ。
そういえば、ひと月前にすぐ近くの国道でマムシが死んでいるのを和宮様が発見したばかりでもあった。今年はマムシの当たり年なのだろうか。マムシは一度に6匹の赤ちゃんを産むというから、生息していればけっこうな数がいるわけだ。このところ、10日に1回はマムシに遭遇していることになる。
国道のマムシは車にひかれていたようで、3か所がつぶれて赤い血を出していた。ただし、頭はダメージがないように見えた。ほとんど動かなかったので近寄ってカメラを構えた。数時間後、こちらも誰かが処理したようだ。歩く人間はほとんどいない路上なので、きっと鳥かネコに違いない。食べてしまえば蛇の毒は消化され分解されるので、毒にやられることはないという。
蛇を触るのはまだできないでいるが、マムシを自前で退治する要領は今回で第1歩を踏み出した。ずいぶん慌てなくなったものだ。しばらくはマムシ注意報発令中の暮らしとなってしまった。