山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

敬老の日に二つのお祝いもの

2024-09-16 23:35:07 | できごと・事件

 昨日のこと、地元の組長が「敬老の日のプレゼントです」と、にこやかにお祝いのお弁当を持ってきた。包みを開けると、ごはん・おかず・紅白の饅頭の三つがぎっしり詰まっていた。コロナ前では、廃校の体育館に集合してイベントがあった。ご挨拶と生伴奏の歌謡カラオケがあったり、75歳以上の高齢者が久しぶりの交流をしたりする。主催は地元の自治会で役員が会場の清掃やお弁当の配布などを担当する。

  

 しかし、最近は役員の負担や対象者の運搬の大変さなどもあり、コロナをきっかけにお弁当の配布だけになってしまった。また、部落のお祭りは、お宮の祭礼をした後で、「直会(ナオライ)」の会食を盛大に行っていたのが恒例だった。それが今では、担い手の高齢化によって儀礼的な祭礼だけとなった。敬老会と同じような「運命」をたどったわけだ。かようにして、過疎化の進行は早まり所帯数も一桁となった。

 

 そんな中でも昨日、近所から近くの川で釣ったという鮎をいただく。さっそく、いただいたお弁当と鮎を堪能することになった。お弁当のおかずは市内の都会からのものだけに確かに旨いものだけど、前々から地産地消の地元のお弁当屋さんに発注すべきだと言ってきたがなかなか実現していない。

 

 食べていると、恨めしそうにアシダカクモやカマキリがこちらの様子をうかがう。彼らは、わが家にやって来る蛾やバッタを捕獲するようだが。

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