山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

梅雨の長雨・大雨による被害と生命力

2020-07-27 21:58:29 | できごと・事件

 長雨と大雨が続く毎日、やらなければならない農作業ができない。とりあえずは、種から芽が伸びたポットのアスパラガスやソシンロウバイを大き目のポットに移植したり、アジサイやレンギョウの挿し木を軒下でしこしこ作業することが多くなった。それ以上に、イノシシが荒らしまわって倒れたコンニャクの玉を集めていく作業もバカにならない。イノシシが運ぶヤマビルも気になる。和宮様はさっそく首を嚙まれた。そんななか、隣の茶園では、カビによる炭疽病が発生していた。

                 

 降雨や多湿が続くとこの炭疽病をはじめ葉にブツブツができる「もち病」も見られた。几帳面な若き茶園主もあきれ顔だった。まもなく、枝の刈込や農薬使用も行われるようだが、長雨続きでそれもいつになるか。

 わが家庭菜園も、ナス・ズッキーニはあまり口に入らず、パクチーはついに根元から腐ってしまった。スイカは全滅へ向かっている始末。例年では生きのよいはずのクウシンサイさえ元気がない。

               

 さいわい、亡くなったセニョールさんからいただいたブルーベリーの樹から碧い宝石を先週あたりから見せてくれた。さっそく、野菜ジュースに活用したり、ヨーグルトに入れて生食を楽しんだりしている。葉もの野菜を切らしてしまったのも計画的ではなかった。イノシシにやられる前に枝豆を早急に収穫しなければと空を見上げる。

  

 また、多湿のわりにはトマトが病気にもならず順調だ。例年だと突然枯れてしまうことがあったが、今年は珍しく安定している。今年はタヌキやアナグマらからの被害はあまりないが、食われる前にと真っ赤になる前早めに収穫をしている。キュウリはウドンコ病が伝染しないよう危ない葉をどんどん除去したせいか、食べきれないくらい豊作だ。

 気候変動の激変のなか、影響をすぐ受ける野菜あり、マイペースの野菜あり、人間と同じように振る舞い、与えられた命を精一杯つないでいるこもごもの命はたしかだ。イノシシの猛攻は相変わらずで、しばらくミミズ取り放題をあきるまでやらせることにする。

 

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