山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

晩秋は実りの宝庫

2013-11-15 21:45:49 | 植物
 人間も植物も動物も冬支度。
 落葉もすすんでいき、裏の道草山の「ガマズミ」の実が、がぜん目立ってきた。
 ふだんは雑草・雑木の放置地帯になっていたが、実の赤はこのときとばかり主張を始めている。
 この日のためにじっと待っていたのかもしれない。

                  
 そのすぐ隣には、「マメガキ」がどうどうと柿をつけている。
 マメガキから採る「柿渋」はむかしの日常生活のあちこちでなくてはならないものだった。
 柿の実は霜にあたり黒紫色になっていくと甘味がでるという。
 霜も味なことをしやがるぜ。

    
 林床にも「フユイチゴ」の小さな実が赤く輝いている。
 このジャムを作るにはかなりの量の実を集めなければならない。
 ほんのりした甘味が寒さを忘れさせてくれる。

                    
 国道のほうを歩いていくと、ガードレールの近くに「カバノガマズミ」が赤い実をたくさんつけていた。
 この近辺では「コバノガマズミ」が意外に多いのを知る。

 晩秋の薄ら寒い空気のなかでも、今まで目立たなかった樹や草が敢然と発信する姿を発見できる。

 
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