農業の先輩の尾上女史から、「摘み菜」と「のらぼう菜」の種をいただいた。「摘み菜」は静岡市の「稲吉種苗」の種だった。「のらぼう菜」は女史の畑で採れた自家採種したもの。寒さがじわじわ着ていたのであわててイノシシが荒らした畝を耕して種まきする。
すると、和宮様が「かわいい芽がぞくぞく出ておるわなー」と教えてくださった。畝が狭かったので密生し過ぎた芽ではあったが、荒らされた畝に芽が出てきたことにホッとする。画像の左が「のらぼう菜」、右が「摘み菜」。いずれもアブラナ系の菜の花仲間だ。和宮様は、のらぼう菜の熱烈なファンなので朝や夕方にしっかり水を撒いてくれていた。まもなく、間引き作業が必要となる。
女史はそのうえさらに、種がうまくできなかった予備として、似た種類の「夢咲き菜」の苗を持ってきてくれた。「夢咲き菜」は、菊川市に本部がある「遠州夢咲農協」のブランド品のようだ。また、余った白菜の苗もわけてくれた。害獣に押され気味のわが状況に対して、女史のきめ細かな配慮にまたもや頭が下がる。これで、畑から消えていた葉物野菜がよみがえることとなった。これからうまくいけばだけどね。
「夢咲き菜」と「ハクサイ」の畝も近くで準備しているので、近々植え込みできる予定だ。ただし、害獣が荒らしまわることも想定して外柵を作るほうが忙しい。スローライフはなんと忙しいことか。