どこでも見られるくらいの「ムスカリ」(ヒアシンス科)は、植えっぱなしでもいいオイラのようなぐーたら人間にぴったりの植物がやっと勢ぞろいした。いっぱい植えると壮観なグランドカバーになる。
春に白い花が咲く「ムシカリ」という樹木があって、ときどきどっちだったか混乱してしまうときがある。その意味で、「ムスカリ」の別名「ブドウヒヤシンス」のほうがイメージしやすくわかりやすい。
いまだ草刈りしていない雑草ゾーンから植えっぱなしのスイセンが花開いた。申し訳なかったね、この状態では草刈機も使えなくなった。誇り高いスイセンに手を合わせたよ。
裏の畑で満開となった「カンヒザクラ」は八重というのが珍しい。蕾は濃紅色だったのも見どころだった。上野の桜は人の雑踏で疲れてしまうが、わが町のような中山間地のほうは花見ができるスポットがいくらでもある。ここでも、人がいないと花見ができない主体性のない日本の体質が気になってしょうがない。