元旦に各新聞を読むのが恒例だったので、ムラに1軒しかないコンビニに20分かけて買いに行く。
しかしみんな売り切れてしまったので、引き返すわけにいかず山を越えてマチに行くことにする。
ところが、途中で新聞販売所が開いていたので駆け込んでみたら、毎日・読売・産経・中日・静岡の五紙を一気に入手できた。
新聞をとっていないので久しぶりの活字と臭いが飛び込んでくる。

各紙の1面の記事は次の通りだった。
毎日/「多文化主義の危機・トランプと世界」~白人優越タブーを正当化の懸念
読売/「中国海底に命名攻勢・日本のEEZ周辺」~海上だけでなく海底も権益拡大
産経/「小池知事都議選に30人超・自民に刺客新党準備」~平成の即位礼から宮内庁の壁と闘う新天皇
中日/「GYOUZA・浜松から世界へ」~餃子製造機械や店が世界に加速
静岡/「東海地震想定見直し提言・大震法、国方針公表4カ月前」~議事録記載なしをスクープ
1面トップ記事がこれほど違うのも珍しい。

「混沌の時代に、私たちの確かな羅針盤を持ちたい」と「軸足を定める」重要性を提起したのは一面の「毎日新聞」。
動乱・不寛容・排外的な絶望が蔓延する世界に対し、「自由や寛容の精神を高く掲げ、外の世界と共生する道を歩」み、「世界の良き未来像を提示すること」と「希望を持って前へ」と熱っぽく訴えているのが印象的だ。
社説より説得力があった。
安倍首相の年頭所感を全文載せたのはやはり「産経新聞」だったが、一面掲載の論説委員長の「自ら針路を切り開く」という論調は首肯できる。

「中日新聞」は、憲法9条の戦争放棄・戦力不保持の精神を盛り込んだ「地球憲章」実現のムーブメントがあることを掲載している。
社説では、「不戦を誇る国であれ」として、「国は過ちを犯すことがある」ので、「国民には冷静な目と分析がつねに必要だ」と強調する。
そのために、ノルウェイの「オスロ国際平和研究所」のように武力によらない平和実現、「世界に貢献する日本の平和主義」を掲げる。
格調高さと提言にあふれた社説は五紙の中では群を抜く。

いつもヒステリックな論調だった「読売新聞」の社説の今年は穏やかだった。
相変わらず長い社説だが内容の大半を世界情勢に費やし、肝心の国民への提起や決意が腰砕け。
「静岡新聞」は、「絶望のなかにも希望はある」と昨年101歳で亡くなったジャーナリスト「むのたけじ」の言葉を引用して、「冷静に事の理非を判断する態度」が肝要で、「理性を働かせて半歩でも前に進みたい」と次代に訴える。
一面に掲載されていたエッセイ「大自在」はボブ・ディランのわが子への願いを歌詞にした「フォーエバー・ヤング」を紹介。
「他人のために生き、他人からも恩恵を受けられますように」、「正義を愛し、正直に生きる子に育って」と引用するとともに、その精神を絵本にしたのが日本在住の詩人アーサー・ビナードの「はじまりの日」。
世界的な混沌の時代、ディランの「無垢な魂への祈り」の歌が響きますようにと結んでいるのが美しい。
しかしみんな売り切れてしまったので、引き返すわけにいかず山を越えてマチに行くことにする。
ところが、途中で新聞販売所が開いていたので駆け込んでみたら、毎日・読売・産経・中日・静岡の五紙を一気に入手できた。
新聞をとっていないので久しぶりの活字と臭いが飛び込んでくる。

各紙の1面の記事は次の通りだった。
毎日/「多文化主義の危機・トランプと世界」~白人優越タブーを正当化の懸念
読売/「中国海底に命名攻勢・日本のEEZ周辺」~海上だけでなく海底も権益拡大
産経/「小池知事都議選に30人超・自民に刺客新党準備」~平成の即位礼から宮内庁の壁と闘う新天皇
中日/「GYOUZA・浜松から世界へ」~餃子製造機械や店が世界に加速
静岡/「東海地震想定見直し提言・大震法、国方針公表4カ月前」~議事録記載なしをスクープ
1面トップ記事がこれほど違うのも珍しい。

「混沌の時代に、私たちの確かな羅針盤を持ちたい」と「軸足を定める」重要性を提起したのは一面の「毎日新聞」。
動乱・不寛容・排外的な絶望が蔓延する世界に対し、「自由や寛容の精神を高く掲げ、外の世界と共生する道を歩」み、「世界の良き未来像を提示すること」と「希望を持って前へ」と熱っぽく訴えているのが印象的だ。
社説より説得力があった。
安倍首相の年頭所感を全文載せたのはやはり「産経新聞」だったが、一面掲載の論説委員長の「自ら針路を切り開く」という論調は首肯できる。

「中日新聞」は、憲法9条の戦争放棄・戦力不保持の精神を盛り込んだ「地球憲章」実現のムーブメントがあることを掲載している。
社説では、「不戦を誇る国であれ」として、「国は過ちを犯すことがある」ので、「国民には冷静な目と分析がつねに必要だ」と強調する。
そのために、ノルウェイの「オスロ国際平和研究所」のように武力によらない平和実現、「世界に貢献する日本の平和主義」を掲げる。
格調高さと提言にあふれた社説は五紙の中では群を抜く。

いつもヒステリックな論調だった「読売新聞」の社説の今年は穏やかだった。
相変わらず長い社説だが内容の大半を世界情勢に費やし、肝心の国民への提起や決意が腰砕け。
「静岡新聞」は、「絶望のなかにも希望はある」と昨年101歳で亡くなったジャーナリスト「むのたけじ」の言葉を引用して、「冷静に事の理非を判断する態度」が肝要で、「理性を働かせて半歩でも前に進みたい」と次代に訴える。
一面に掲載されていたエッセイ「大自在」はボブ・ディランのわが子への願いを歌詞にした「フォーエバー・ヤング」を紹介。
「他人のために生き、他人からも恩恵を受けられますように」、「正義を愛し、正直に生きる子に育って」と引用するとともに、その精神を絵本にしたのが日本在住の詩人アーサー・ビナードの「はじまりの日」。
世界的な混沌の時代、ディランの「無垢な魂への祈り」の歌が響きますようにと結んでいるのが美しい。